izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

大阪まで、張 東武先生の「陳式新架一路講習会」に。またはっきりしたこと

2014-06-04 14:50:47 | 太極拳
急に暑くなった先週末の日曜日、張 東武先生の「陳式新架一路講習会」を受講するために大阪まで。


張 東武先生は陳 正雷老師の入室弟子(=内弟子)である。ここ数年は正雷先生の後を受け、大阪陳式太極拳研究会の招きで毎年5月末に大阪で講習会を開講している。
かつて、鄭州の正雷先生の元で習った頃、練習に出てきたり食事に一緒に来たりして顔は覚えている。
最初に槍を習ったときは、張 東武先生が基本の突き方を一つ一つ細かく一緒に動きながら教えてくれたものである。


張 東武先生の指導は、きちんと説明してくれる(通訳を通してではあるが)。
以下は、習った時の覚え書きメモ(言葉で書けないこともあるのだけどね)。
基本はすでに正雷先生に教わった通りだが、その時は理解出来ていなかったり、勝手に解釈していたり等々、やっぱり自己流になってしまってる(!)ところが確認できました。。。 


・すべての動作に螺旋があるーー張 東武先生の動きは、身体全体を勁が螺旋状に纏わり運ばれているのが見える。
・新架式は、老架式と違って、動きに活発(快活、素早さ)を求める。 
・斜行拗?は、右体重のまま腰を緩めて左手が左膝の外側に。次に体重を右から左に送る。
・次に運ぶ時、腰をどんどん左に、つま先も左にして、螺旋に左に捲き込んでから右足が寄って、踏み出して、それで前趟拗?に。つま先も使って螺旋をかけている。
・前趟拗?から次へのつなぎは、左から右、右から左、左から右、右から左、と小さくから大きく、中から外へ、下から上へと運んで行く。左右と4回。5回目に右に素早く足を踏み出す。
・青?出水が終わったら、右膝の上あたり(下の方)に両手を外向きで合わせて収める感じ(坐る)。止めないでそれから運んで三?掌に。
・退??肘は、(斜めじゃなくて)右足が進行方向の後ろに退歩。
・斜行拗?~?通背は、右に腰を十分回して、右つま先は中に(左に)。腰を右に捲き込んで、左にほどく勢いで回る。左の脚も使って両手で外に発する。
・踢二起で跳んだら、左足着地、一度緩めてから両手を右(前にかぶせるように揃えて)に、それから左に。跳んで脚を踏み換えて後ろ(左)に大流する。手は、きれいな弧形を描いている。
・前招、後招、野?分鬃は、腰をものすごく柔らかく使って、腕が右左に開合して足の踏みかえや踏みだしを行う。
・玉女穿梭、左爪足と左手は、正面に向きを変える時に一致させて一気に中に入れる(正雷先生も言ってた)。
・金?独立の前の跌岔と、最後の雀地?は違う。跌岔はつま先をつかないで、腰の緩みで進行方向につま先が開く。雀地?は仆歩。
・下?跨肱は、十分に胸を緩めて含む、縮める。腕は身体についてる。そこから一気に発する。


それにしても、”下?跨肱”は難しい~~。。!
傍で張先生が横に立ってやって見せてくれて、私がやって、それを見て「うん」と頷くこともあるし首をかしげる時もあり。。。何度もやって、先生の表情からいいのか悪いのかを読み取り、感じ取る。
そのうち先生は、「う~ん」という感じで立ち去っていくのでありました。。
見られていると、つい力が入っちゃうのよ。


久しぶりに自分の練習に集中して、これからの課題も分かって、よしっ!頑張るぞ~!と、気持ちのいい一日を終えました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ネオミュージシャンの"ねおみ... | トップ | 陸さんの「形意拳入門講習会... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

太極拳」カテゴリの最新記事