この5年ほど品川区武術太極拳連盟で主催開講してきた「陸 瑶先生の形意拳講習会」が、私自身の副理事長退任と共になくなったが、その受講者で同好会的なチームを作り、9月に大陸武術協会の大会に集団表演で参加した。
それが終わって、久しぶりに陸先生の形意拳講習会が八王子であった。
平日の祝日は、仕事で出勤の人も多くて、いつものメンバー全員は集まらなかったけど、秋深い八王子は紅葉がきれい。会場に向かう途中の小さな公園に大きなイチョウの木があって、今、まさに紅葉の真っ盛り!
朝は雨だったけど、昼前にはすっかり青空が広がり、休憩室の窓からは山並みが見えて気持ちがいい。
午前中は、基本の三体式と五行拳の復習。。。三体式はやっぱり、相変わらず、何度やっても、足が痛い〜。。。。
五行拳では、今回は特に、包拳の手が、かなり自分の顔の近くにあることを発見(?!)。
これは、もしかして、陳式太極拳の新架式の最後の方にある形の原型かな?と合点がいく。
”太極拳は身体を開く、形意拳は身体を締める”の違いが、すぐには身につかず(というか、すぐに忘れて)、ついつい手は開いちゃう、腰は開いちゃう。。。
陸先生は、一人一人の腰(背中側の、いえば、ウエストあたりね)に手をあてて、「ここを出す!」。
(太極拳でも同じだが)動作の中で日本人には腰が反ってる人が多く(つまりは腰が硬い)、何度も何度も、「腰を後ろに出して!(膨張する感じ)」と言われる。。。”腰”とは、腰椎の周りのこと。腰とお尻を混同している人がいまだに多いのだ。
形意拳は骨盤を締める!を何度も言われたが、骨盤を締めると腰が後ろに膨らみやすい。陸先生がやってみせると、お尻の筋肉全体がギュウ〜ッと動いて腰が伸びて収まっているのがよ〜っく見える!
皆はそれを見て「おお〜っ!!」と感嘆の声。。。。これぞ”収臀”だね。
で、連環拳と八式を何度か繰り返し復習・練習して、ほとんど時間がなくなってきたところで、鳥(ハヤブサのような?小さな鳥)の形意に。
八式の中に、”鶏が米を食べる”とか”ハヤブサ(?)が林に入る”とかいう名称があり、「それはもうやった」で新しい形を一つ二つ習ったのだが。。。
手を真っ直ぐにしてツンツン前に突いていく形と(?)、(相手の下に入って身体ごと)下から上に突き上げる形(?)。。。。で、その時は、ウン!大体分かった!でありましたが、繋がりはさっぱり。。ダメだこりゃ。。。
熊と虎は、「手の形が違うだけ」(!熊はグー虎はパー)、これで全部はやった。。。(!!??)
「覚えたね〜!?」で講習会は終了。。あ〜、次回まで何か覚えていることができるのだろうか。。。
今回の講習会は、メモする余裕なく必死。朝10時から夕方4時まで、思いっきり身体を(頭も少し)使って動いて、半分呆然。。としながら、楽しかった!の記憶を残して家路についたのでありました。
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