月曜日に確定申告書類を提出してやれやれ肩の荷降りたところで、昨日は、退院後最初の診察日。
血液検査の結果、退院時には93,3あった血小板数が62,4まで下がって、良かった良かった!
(上限値が36,9、下限値が13だから、これでも高いことは高い)
入院時から飲み始めた”ハイドレア”という抗がん剤は、血小板数だけでなく赤血球・白血球も減らしてしまう(抗がん剤は細胞を壊すから)とのことだが、今のところ、赤血球・白血球は標準値の中に収まっていて心配なし。副作用によるカラダの変調もなく、肝臓、腎臓への影響も見られず。
「どこか変わりはないですか?」「気持ち悪いとか、湿疹が出たとかないですか?」と聞かれるので、う〜ん、と思い出し、考えても、今のところは何も気になることはない。これまで通り、太極拳も経絡ストレッチも出来ている。。
診察もすぐに終わったので、気になっていたことを聞いてみる。
「先生、この本態性血小板血症は遺伝子変異、とのことですが、それは子供のころからもともとそうであったのが年と共に出てきたのですか?」
「そうではないです。これは親からとかの遺伝じゃなくて遺伝子の変異なので」
「遺伝子の突然変異みたいなものですか?」
「そうですそうです!」。
近年になって保険対象になってきたもので、資料によると10万人に2人くらい、という発見率だそうだ。
防ぎようもなく、対策もなし。それじゃ仕方ないね。
で、入院して”ハイドレア”を飲み始めてから3週間弱。確実に結果が出て、他の数値に特段の変化がないので、このまま続けて「数値が標準値まで減ったら薬を止めて、また高くなったらまた薬を飲む」というのがこれからの対応になる。
ただ、3月初めには乳がん手術の予定なので、その後の治療方針によって血小板の治療はストップする可能性もある。「乳がん手術後の治療が抗がん剤ならば、それが血小板にも効くかもしれないので、そうなればラッキーです(!)」と担当医の先生。若いくて元気な女性の先生なので、話しも快活、ハッキリで、とても気がラク〜。
「入院したら、その日にワタシが病室まで行きますから予約を入れておきますね」とのことで、次の診察は3月7日。
血液で入院している時は、乳腺外科の女医さんが(こちらも若い)病室に来てくれたが、これぞ同じ病院ならではの良さだ。診療科目が違うから何かと調整する必要があるのだが、気軽に足を運んでくれて面倒がらずにサクサクと連絡を取ってくれるのはとっても嬉しい。心強い。
昔は”病院の先生”といったら何となく威厳があってコワイような存在だったけど、考えてみればこっちが年取ってきてるから先生が若いのは当たり前。手術の後の変化がどうなるのか、というのも、自分ではちょっと興味(?)があるところでもあり、「成るようには成る」という気持ちであります。