トップ販売員の接客術

今日は予定は何もなかったので、サイクリング🚴‍♂️(トータル25Km)し、体力作り。
そして、読書も！
今日の本は、「トップ販売員の接客術」
著者土井美和さんはルイヴィトンで顧客保有数No.1となり、その後独立して接客などを活かした顧客作りの講演をされています。
以前読んだ本に、
日本人は良い商品を作れば売れると思っているが、それは間違いで、客は選択の自由をもっていて、知っている商品を買う。良い商品が売れるのではなくて、良い人が紹介する商品が売れる。
この本はそれをまさに実践している内容でした。
内容は、

顧客力とはお客様と深い信頼関係を築くスキルで、この力を身につければ、初めてお会いするお客様の心を一瞬で掴み、長年に渡り自分宛にご来店頂くことができる。
お店は、商品を買う買わないに限らずお店にいる時間を楽しんで頂くこと、人柄が伝わる様な温度感のある空間を作ることを意識する。
まずは、商品の話しをしないと決めてみる(売らない営業)
①お客様が見たいもの、②①に関連するもの、③あなたからのサプライズ、この三種の神器を意識する
他社の魅力をどれだけ語れるか？他社の良いところを知った上で自社商品の良さを語る事ができるのが強み
購入に至らなかった時こそ、笑い🤣と優しさを
お客様のビジネスがうまくいかない時期があり、来店されない期間があっても、毎月連絡をしていたところ、お客様から「たくさん買っていた頃はいろんなブランド店から連絡がきていたが、買い物をしなくなると連絡も来なくなった。ただ、土井さんだけはいつも連絡をくれた。だから、土井さんの勝ち」
商品のブランドと同時に「あなた」というブランドも好きになってもらい、長く愛していただくこと、このダブルブランディングが最強

営業をしている人間だけではなく、岩田のような他分野の人間にも目から鱗でした。
良い本に出会い、内容に触れて、感性を磨く。読書の醍醐味ですね。