岩田院長のブログ

楽しい話、マジメな話・・・etc.

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

2024-11-14 21:13:21 | 
今日はゆっくり過ごし、読書📖をしながら過ごしていました。今日の本は、堀内都喜子さんの「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるか」
北欧諸国の幸福度が高いのは知っていますが、その理由を教えてくれる本です。

フィンランド人は、仕事以外の時間を大切にしているので、効率的に働く。ウェルビーイングな環境作りに力を入れる。
よく働くためによく休む。しっかりと仕事から離れることでリフレッシュし驚くほどパフォーマンスを発揮する
シンプルを好み、心地良いという意味の「ムカヴァ」と言う価値観がフィンランド人の思考と日常を作っている
フィンランドと日本の大きな違いは、選択肢の自由度、本人の事情や希望、ニーズに応じた選択肢がある
暮らしぶりにはゆとりがあり、心地良い働き方を大切にしている。1996年に就労時間に関する法律で働く場所や時間が柔軟になり、早く帰宅することが可能になった
よく働くためによく休む。仕事のモチベーションや心身の健康、ウェルビーイングを保つこと
困難に耐える力、努力して、あきらめずにやり遂げる力をフィンランドでは「シス」と言う思考がある。衣食住、働き方において、シンプルなライフスタイルを「ムカヴァ」と言う。

日本において働き方改革が言われていますが、フィンランドの働き方が国民性の違いがあるため日本にどれだけ参考になるかは不明ですが、停滞している日本社会に何か刺激を与える方法として取り入れるところも多々あると思います。しっかり休んで、しっかり働く。メリハリある生活、憧れます。
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「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を再読

2024-11-10 21:07:52 | 
過ごしずつ寒くなり、冬が近づいてきています。
今日は、以前オーディオブックで聴いた「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を再度聴きました。
ミニマリストである佐々木典士 さんのより少ないもの、自分が本当に必要なものだけで生活できるようになるためのヒントが数多く書かれた1冊です。

モノを減らすメリットは、①時間ができる、②掃除が楽になる、③引越ししやすくなる、④大きな部屋じゃなくても良くなる、⑤フットワークが軽くなりやる気に満ち溢れる、⑥自分の本当に大切なもの、価値観が見えてくる、です。
そして「モノより旅行などの経験に投資」

ミニマリストの本を何冊も読んで共感する事があり、実践しているところもあります。以前はモノがあると嬉しくもあり、安心できる部分もありますが、自分に必要なものを残して、できるだけモノを増やさないようにすると部屋が広くなり、何よりも気持ちも身軽になった感じがします。とても面白い本でもあるのでお勧めです。

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休養学

2024-10-14 21:14:43 | 
連休最終日。今日も用事なく、家でゆっくり読書。
今日の本は、片野秀樹さんの「休養学」

就学者の約8割が疲労を抱えて生活している。疲れた日本人は25年で約6割から8割に増えた。
慢性疲労症候群の人たちのもたらす経済損失は、約1兆2000億円。疲れているのに無理して働き続けると生産性が下がる。
若い人ほど疲れていて60代70代の方が元気、若い女性の約9割が疲れている。
OECD加盟国の平均睡眠時間は508分、日本は442分で最下位
体疲れないのに頭だけが疲れていることで、結果的に肉体も疲れが残る
体を動かしたり、頭を使ったりすることで、本来の活動能力が下がった状態、これが疲労の正体
痛み、発熱、疲労は体の異常を知らせる。3大生体アラート
疲労感をマスキングし続ける事は、体にとって相当な嫌がらせになる。その先は燃え尽き症候群と呼ばれる状態になる。
肉体的、精神的な疲労の原因になるような外的刺激はすべてストレスである
ストレスがかかると、副腎皮質からコルチゾールと言うホルモンが出る。これが抗炎症作用を引き起こす。この抗炎症作用はサイトカインの動きを止めて、結果的に炎症の火種が放置される。
自律神経の疲労は最初にわかる疲労のサイン。目の疲れや肩こりなどもその一つ。自律神経は24時間サイクルで私たちの体をその時間帯に最適な状態に自動的に調整する神経。
朝起きると交感神経優位、夕方になると、リラックス神経の副交感神経優位、しっかり休むには、副交感神経が優位であることが必要である
自律神経のトータルパワーの句は、10代後半から20歳まで加齢とともに自律神経のパワーダウンになるが、大事なのは、交感神経と副交感神経のバランスが取れていること
今の日本人は休養しても50%程度しか充電できていないイメージ。急用のほかに活力を加えて、満充電に近いところまで持っていく
活力を高めるために、あえて何か負荷をかける、疲れたら休みつつ負荷をかける
休養としては、睡眠、休憩、適度な運動、入浴、食べ過ぎないことを、森林浴、自分の趣味や嗜好を追求、マインドフルネス、旅行
生理的休養としての睡眠は大切、睡眠の大事な役割の1つは、細胞の修復。睡眠には、肥満の予防、生活習慣、病の予防、感染の予防の役割がある
記憶の定着や整理も、睡眠中に行われる
レム睡眠は脳は動いているが、体は動いていない。90分、サイクルでレムとノンレム睡眠が繰り返される。。飲んでも、睡眠の時にアミロイドβと言う脳の老廃物が脳外に排出、長時間排出されずに脳内に蓄積すると認知症になる。睡眠は5から6時間以上は必要。。高齢者は中途覚醒が多いので、睡眠が足りない感じがする
15から20分の短い昼寝は良いことが多い
たった1日寝て過ごすだけでも、骨格筋の筋タンパクが薬0.5から1%減少する
これからは疲労してから休むのではなく、疲労しそうだから先に休んでおく
仕事の合間のすきま時間でも、十分に休養に当てる
未病と言う概念、病気ではないが、健康でもない、疲れ=未病は自主的対処していくもの

休養、特に睡眠の大切さを教えてくれる本でした。
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未来を変える私の勉強術

2024-10-06 21:06:00 | 
今日は午前中はクリニックのワックス掛けでクリニックで過ごし、午後はカフェで勉強
ゆっくり過ごしながら読書📖
今日の本は、「未来を変える私の勉強術」
働きながら学び続ける15人のリアルな大人の勉強事情を紹介。

勉強が人生をより豊かにしている
1週間ごとに計画を振り返り、タスクの割り振りと記録
1ヵ月の目標にわくわくを入れる
通勤時間を活用、朝活15分を活用、子供と一緒に勉強、家事の時間は耳から勉強
勉強をルーティン化する、勉強リズムを壊さない、やる気が出る環境を見つける
大人になってからの勉強は、学校教育とは違い、好きなことだけを選択して、自分の好きなタイミングで勉強できる
月間ページに予定記入、その月にやるタスクを記入、週刊ページにタスクの振り分け、空き時間にタスクの割り当て
問題集や参考書を選ぶポイント 中身を見て、髪の質やカラーの色味、フォント、テキストの大きさや内容など総合的に見てテキストを好きになれ。そうか、それを確認して購入。
YouTube等でのお勧め、アマゾンのレビューを参考。大事なのは習慣化。
勉強を両立させる方法 
資格取得の期限を決める、朝に勉強時間を設ける、仕事のストレスを言語化、時間がないと思い込まない
読書ノートの作り方
自分の本当のwantsを見つめる時間を取り、ノートに言語化
やりたいこと、変えたいことが明確になったら、それに必要な本を選ぶ
読書ノートを使って自分のいる現在地を把握し、思考と行動の地図=アクションプランを作る
タスク管理
日曜日に大まかなタスクを決めてから、翌週月曜日から1週間のスケジュールを立て、毎日のタスクはさらに細かく書き込む
タスクタスクが完了したものはチェックを入れていき、苦手な問題は付箋やメモに記しておくとスケジュール通りに行かなかった場合は、×印や色をつけて翌日や週末に回す

自分以外の勉強術を多数の方から教わる事がないので、大変役にたつ本でした。
岩田は朝の1時間を毎日学習に充てる、後は休みの時にまとめて勉強する。本は多読ですが、英語などの勉強は比較的取り入れやすいものを何度も反復するのが、自分には合っています。
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森保一の決める技法

2024-09-22 20:59:11 | 
連休の中日、午前中は用事、午後は雑務と休みであってもゆっくりという感じではありませんでした。
今回、作業をしながらオーディオブック📚で読書
今日の本は二宮清純さんの「森保一の決める技法」
ワールドカップの予選も好調の日本代表チームの監督である森保一さんの監督としての在り方を描いた本です。

森保は監督の仕事を「決める係」。ただし、決めた以上は「責任」が伴う。メンバーをセレクトし、どう使うか、いつ使うか、どこで使うかは、全て監督の専権事項だ。
苦しんでいる選手を見捨てられない。選手のために病院に行き、どうしたら選手のケアができるか、医師の意見を聞く。
自らの仕事を「監督係」。チームとして目標を定め、結果を求めて進んでいく中で、監督だから偉いとか偉くなるとか、そういうことはあまり大事ではない。コーチを含めたスタッフ、選手全員がスペシャリストである以上、それぞれが自分たちの特性や強みを発揮し、チームのために何ができるか、を考えながら全力を尽くす。僕自身が中心となってチームとしての戦い方や指導方針を共有しつつ、コーチやスタッフには、各々が良さを発揮できる環境をつくっていくこと。それが監督の仕事。
WBC日本代表の監督、栗山英樹氏との比較や類似点。栗山監督だったから、ダルビッシュや大谷が出場し活躍できた。メジャーでの大谷の活躍もやはり栗山監督だったからだと思う様な選手との接し方。森保監督と類似点が多いです。

約5時間のオーディオブックを一気に聴いてしまうほど面白い本でした。

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