山本由伸 常識を変える投球術

本日はクリニックでレセプトをチェック、休暇時間に本を読んでいました。
今日の本は、「山本由伸　常識を変える投球術」です。
オリックスやWBCで活躍した山本投手についての本で気になって購入しました。
山本投手は180センチ弱の身長で小柄ですが、日本を代表するピッチャーです。野球界では一般的でないアーム投げを行い、2年連続沢村賞を受賞しています。
山本投手は筋トレを行わず、BCエクササイズを取り入れ、やり投げもトレーニングに組み込んでいます。
本の中で取り上げてた内容で印象的だったのは、
世の中は関係で成り立っている。目に見えるものも、目に見えないものも関連強調しあっている。目的を持って動く時、上下、左右広がる集まる複合運動、これら全てをまとめることが大切。
量子力学が明らかにしたものは、自然現象はすべて曖昧であること、そして相反するものが補い合っていること。森羅万象、宇宙に存在するすべての事柄は、相反する性質、陰陽、2つの相互作用により成り立っている。
ウェイトトレーニングは、体性神経優位になり、力みにつながる。BCエクササイズは自律神経優位となることで、力学や解剖学で一般的に言われている筋肉とは異なった作用が生まれる。
この本で、スポーツ選手のトレーニングの奥深さを感じました。
山本選手のますますの活躍を期待したいです。