岩田院長のブログ

楽しい話、マジメな話・・・etc.

ホリエモンのニッポン改造論

2024-09-08 18:58:56 | 
今日はゆっくり読書📖で1日を過ごしました。
今日の本は、堀江貴文さんの「ホリエモンのニッポン改造論」

日本復興の鍵となる8つのジャンル
① AIテクノロジー
②宇宙産業
③ EV社会
④新時代の教育
⑤量子コンピューター
⑥飲食文化
⑦地方再生
⑧不老不死

①今後のホワイトカラーの9割は、仕事を失う。AIに任せられる仕事が多くなるほど人間は楽になる。しかしこういう仕事しかできない人間は即淘汰される。リストラの対象になる。これからの仕事選びは人に必要とされ喜ばれているか自分自身が楽しい日々を送れるかが目安
②既存の通信網がほとんど全壊と言う極限状態でも、ブロードバンド通信ができると言う事実は大きなイノベーション。衛星による通信手段が、従来の通信手段を凌駕する。島国東南、北方は海と言う日本の地理的条件にも宇宙ビジネスにおける日本の優位性がある。
③今までガソリンエンジンの開発を通して、日本の自動車メーカーが蓄積していたノウハウや技術力の優位性は失われる。自動車産業が衰退すると、自動車関連産業に従事している。約5,540,000人が失業の危機に瀕する。EV開発は電気で動く自動車と言うハードウェアを作る技術では足りず、ソフトウェアを充実させる必要がある。
④オンライン授業を増やすだけで、子供たちの頭脳も肉体も学校と言う檻から解放される。オンライン授業を導入すれば、教師不足問題も解消。従来の学校とは違う教育現場に期待したいのは、子供たちの学力のほかに行動力とコミニケーション力を伸ばすこと。
⑤量子コンピューターでは、組み合わせ最適化処理を精度高く、かつ高速で実行する量子アニーリングと言う計算技術が注目されている。核融合技術を使うと、海水から得られる燃料で発電できるため、無尽蔵のエネルギーを獲得できる。。資源に乏しい日本にとっては、核融合発電がゲームチェンジャーとなる。
⑥個性やエンタメ性を売りにした店がやっている側も楽しいし、結果的に同業他社に勝てる。高級フルーツ、寿司、豊かな自然環境に高い技術力が合わさったときに、日本はとんでもないおいしいものを生み出す。
⑦地方のコンパクトシティ化を促進すべき。世界で流行っていることに挑戦するよりも、既に潤沢にあるリソースを活用するビジネスを考えた方が効果的に経済力を高める。日本産の食材を対外的にアピールする事は、回り回って豊かな水資源と言う日本ならではのアドバンテージを活用していることになる。有志の若者が移住して、里山プロジェクトに加われば、そこに眠っている多くのビジネスチャンスを具体化し、地方再生に結びつけられる。
⑧高齢者の定義をアップデートすれば、日本が直面している社会問題に解決の光明が見えてくる。その最たるものが年金問題と医療費問題。できるだけ74歳位までは現役として生きてもらうことで、その人たちが後期高齢者となったときの要支援、要介護の割合を減らす。mRNAを用いた治療方法が確立すれば、第一位の死因を撲滅できるかもしれない。現代の医療では、治療できない病にかかったときにも、人工冬眠が1つの選択肢。

具体的なビジョンを示して、今後の日本の在り方を示した本で若い人たちに読ん欲しいです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食べる事ができるのはうれし... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事