でっかい缶×2
マンハッタンのチェルシー地区はギャラリー街としてもお馴染み。
実際、チェルシーだけで200以上のギャラリーがある。
散歩がてら歩いていて気になる作品が展示されていたら、
ふらっと入って鑑賞して…
そんなことができるのも、チェルシー歩きの面白さのひとつ。
今日は散歩ではなく、仕事で歩いていたMPD(※)。
※
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MPD(Meat Packing District)
―ミート・パッキング・ディストリクト―
その名の通り、かつては精肉工場が集まっていたエリア。
現在はその倉庫や工場跡が改装され、
新しいブティックやレストラン、カフェなどが次々とオープンし、
すっかり“セレブ”な雰囲気のエリアに。
Sex and the Cityの4人のブランチ場所として一躍有名になった
フレンチ・ビストロ「Pastis」はココ、MPDのシンボルにもなっている。
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MPDはチェルシーより南西にあるのだが、
この界隈にもアーティスティックなニオイがぷんぷん漂う。
MPD独特の。
久しぶりに歩くMPD、石畳にレンガ造りの建物…
その雰囲気を満喫したい気持ちでいっぱいだったが、
霧雨がふっており、おまけに時間が迫っていたため、
いっぱいいっぱいの早歩き。
…だったんだけど。
私の目に入ってきたインパクト大のパネルらしき物体。
見
つ
け
ち
ゃ
っ
た
アルベルト・アインシュタイン
と
ロンリーじゃなくて、
チャーリー・チャップリン
時計とにらめっこするも、
こういう偶然の出合いを無駄にしてどーする?
と思い直し、入ってしまえ。
扉を開けて中に入ったその瞬間。
即座に私は思った。
ぶらり途中ギャラリーインしてよかった、と。
(「ぶらり途中下車の旅」に掛けたかったんだけど、かすりもしていない)
めっちゃタイプ
言葉で説明するのも何なので、目で観て感じで…をおすそわけ。
たんとご堪能あーれー。
売約済み作品でした
チャップリンの横、ピンクのペンキが…
このピンクに萌えーーーーーーーーー
ビッグな缶の存在感
いろーんなアーチスト像をモチーフにしたアートずらり。
ヴィトンコラボでお馴染み、日本を代表するアーチスト・村上隆も
この画、ここ1年くらいの間でMPDを歩いた方なら…
見覚えあるかしら?
…そう、W13st.の壁画にペイントされていた(マドンナとアンジー)のよね。
…と思って、現場に行ってみたけれど、
あぁぁぁ、残念。
もう剥がされ…かけておった。
名残があるけどね
キャブもあった。
これ、実物の車。
これ買う人…家にキャブ飾っておくって…!!!
ものの10分くらい、ダッシュで観ただけだったが、
立ち寄ってよかった。
でも、もう1回、今度はゆっくり観に行きたい。
やっぱり、いいと思ったものは後で…じゃなくて、
いいと思ったその時に!だね。
次行った時はそこにあるかも分からない…
そんなハラハラがNYの街の至る所にある。
でも、そこが、常に変わり続けているNYの面白い所でもある。
実際、2ヶ月前に気になっていたMPDにあるイタリアンレストラン、
今日行ったら見事になかった。
4月オープンは…メキシカンレストランに乗っ取られるよう。
ギャラリー詳細はコチラ(↓)
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Mr.Brainwash presents Icons
415 West 13th St.
月~木 12:00~9:00PM
金・土 12:00~0:00AM
日 12:00~7:00PM
3月31日まで!
http://www.mrbrainwash.com/
このHP、作品のように素敵。のぞいてみる価値あり。
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チャップリンと言えば。
この作品、とても気にいったのだが
実は私、すでにリビングに飾ってあるの、
コレを。
家に遊びに来た人の多くは、普通にチャップリンだと思っていることが。
…んだけど、名前見て
「えー、これチャップリンじゃないの~!?」
って、時差アリで笑っている人…多し。
ちなみにこれ、宮川 大輔。