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三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

✨【古三津南神輿 新調お披露目】✨

2025年08月25日 | 日々のできごと

長きにわたり地域の誇りとして担がれてきた「古三津南神輿」が、38年ぶりに新しく生まれ変わりました。


三津嚴島神社の秋まつりで鉢合わせを行う神輿として知られ、24日にはお披露目式が行われ、

祭典にて伝統の継承と地域の繁栄を祈り、先代神輿と新調神輿によるかき比べも奉納されました。

昭和62年(1987年)に製作された先代神輿の傷みを受け、約2年の準備を経て、ほぼ同じ様式で新調されたものです。

このたびの新調にあたり、多くの皆様からのご支援とご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
新しい神輿とともに、これからも地域の絆を深め、秋まつりを一層盛り上げてまいります。

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「神道青年全国協議会」が主催する令和七年度夏期セミナーに参加しました。

2025年08月23日 | 神道青年会

このたび、全国の若手神職で構成される「神道青年全国協議会」が主催する令和七年度夏期セミナーに、監事として参加いたしました。


本年は「今を生きる〜私たちが受け継ぐ先人のこころ〜」を主題に、靖國神社を会場として全国より約百四十名の同志が集い、開催されました。

靖國神社 大塚海夫宮司からご挨拶をいただき、その中で特に心に残ったお言葉がありました。

「戦後八十年、三代にわたり国民の九割は戦争を経験していない。
国連加盟国百九十三か国のうち、これほど長きにわたり内外戦争に関与せず、平和維持活動においても戦闘を経験していない国は九か国しかない。
平和は決して当たり前のものと思ってはならない。」

この言葉に触れ、数多の英霊が尊い命を捧げて守り抜かれた祖国とその精神を、次世代に正しく伝え継いでいく責任を改めて感じました。
平和は先人の犠牲と祈りの上にあるものであり、私たちが日々大切に守り続けていかねばならないものだと強く思わされました。

本セミナーでは、各分野の先生方を講師に迎え、次のような講義が行われました。

【令和七年度 神道青年全国協議会 夏期セミナー】
主題「今を生きる〜私たちが受け継ぐ先人のこころ〜」

第一講「大東亜戦争終戦八十年に〜戦歿者追悼の心〜」
 講師:野田 安平 先生(靖國神社 権禰宜 兼 教学研究員)

第二講「英霊と家族の物語〜今を生きる私たちは兵士たちの『ゆずり葉』〜」
 講師:佐波 優子 先生(戦後ジャーナリスト)

第三講「終戦八十年 世界が見た大東亜戦争の真実」
 講師:井上 和彦 先生(ジャーナリスト)

それぞれの講義を通じ、戦歿者を追悼する心のあり方や、家族に託された想い、世界から見た日本の歴史について多くの学びを得ました。

監事としてこの節目に立ち会い、全国の仲間とともに研鑽を深められたことを心より感謝いたします。

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【9月限定 パラアート御朱印のご案内】

2025年08月20日 | 御朱印

【9月限定 パラアート御朱印のご案内】

三津嚴島神社では、地域で活躍するアーティストの作品を御朱印に取り入れております。

9月は、松山市三津出身のアーティスト 土山啓一さん の作品を奉製いたしました。
一面に広がる赤や黄の色彩は、一見すると秋の紅葉のようですが、実は落ち葉を集めて焼き芋を焼いた幼い頃の思い出をもとに描かれています。
色とりどりの点描は、ぬくもりある記憶を鮮やかに呼び起こしてくれるようです。

土山さんの作品は、現在開催中の 大阪・関西万博 においても期間限定で展示され、多くの方々に親しまれています。
障害のある方の芸術作品である「パラアート」を通じ、表現の多様さや豊かさに触れていただければ幸いです。

また、この御朱印の初穂料の一部は、愛媛県内の障がい者アート活動を支援する「愛媛障がい者アートサポートセンター」に寄付し、パラアートの認知や理解がより深まるよう役立てております。

【授与期間】9月1日〜 ※なくなり次第終了
【授与時間】午前9時〜午後4時30分
【初穂料】1,000円(書置きのみ)

芸術を通じて誰もが心豊かになれることを願い、特別に奉製した「パラアート御朱印」。
ぜひお受けいただき、土山さんの世界とともに秋の訪れを感じてください。

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秋まつりのお話会

2025年08月19日 | 日々のできごと

今日は古三津北の子どもたちに、三津嚴島神社の秋まつりについてお話しました。
お神輿や太鼓のこと、神さまに感謝する大切さを、みんな一生けんめいに聞いてくれていました。

元気に手を挙げて答えてくれる姿に、こちらもうれしくなりました。
秋まつり本番も、地域みんなで盛り上げていきましょう!

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令和7年度秋祭りポスター完成!今年はカラー

2025年08月17日 | 日々のできごと

今年の秋祭りポスターが完成しました。
例年は白黒で制作しておりましたが、本年は古三津南の神輿が新調されることを記念して、特別にカラー版といたしました。

新しい神輿とともに、地域の皆さまにとって記憶に残る祭りとなりますよう準備を進めております。
どうぞ楽しみにお待ちください。

無料にてお配りしていますので、ご要望の方は三津嚴島神社に9時~16時半までにお越しください。

十月五日 午後9時頃  宵宮神輿上納(よいみやしんよじょうのう)(けんか神輿あり)

  六日 午後7時   子供神輿宮出し 子供とら舞奉納

  七日 午前0時半頃 とら舞奉納

  七日 午前1時   宮出し(けんか神輿あり)

  七日 午後9時頃  宮入り(けんか神輿あり)


公共交通機関の最寄り駅

・伊予鉄道高浜線・三津駅   ~徒歩5分
・JR予讃線・三津浜駅     ~徒歩15分

・伊予鉄バス・三津厳島神社前駅~徒歩1分
・松山空港          ~車で約15分

 

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天満宮の花手水、夏の彩りに

2025年08月16日 | 境内の植物

天満宮の花手水が、夏の彩りへと姿を変えました。
色鮮やかな提灯の下、ほおずきの朱と白い花が涼やかに揺れ、
境内に訪れる方々を優しく迎えます。

夏詣での折に、どうぞ足をとめてご覧ください。

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サルスベリが見ごろになりました

2025年08月15日 | 境内の植物

境内のサルスベリが、今年も見ごろを迎えています。


例年より少し淡い色合いで、やさしい雰囲気に包まれた花々が夏空の下で揺れています。


当社では1本ずつ紅白でサルスベリを植えております。
お参りの際には、ぜひ足をとめてご覧ください。

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【8月15日の言葉】いい年のとり方

2025年08月14日 | 今月の言葉

お盆も終わりました。大勢の方が先祖供養やお墓参りをされたことでしょう。

「先祖あっての自分」とよく言われますが、
神道では今の自分があるのは「天地自然の神の恵み」と「ご先祖のお蔭」であると考えます。
父母、その父母と連綿と命が続いてきたからこそ、今の自分がある。

自分の命は自分だけのものではなく、身体の中にご先祖の尊い命、魂(たましい)が息づいています。
それを思えばいつも感謝の心で、悔いのない人生を送ることが、ご先祖への恩返しにつながることでしょう。

前向きで悔いのない人生を送るために今月は「いい年のとり方」を挙げてみました。

いい年のとり方

疑うこと」を減らして、「信じること」を増やす。

憎むこと」を減らして「愛すること」を増やす。

「自慢話」をやめて「失敗談」を伝える  

「無愛想」をやめて「笑顔」で過ごす   

不平不満」を減らして「感謝」を増やす。

話すこと」を減らして「聞くこと」を増やす。 

「否定」をやめて「理解」しようと歩み寄る 

わがまま」を減らして「協調」を増やす。

心配」を減らして「夢」を増やす。

「孤独」をやめて「一期一会」を大切にする  

 

上記の言葉「信じる事と愛する事」「笑顔と感謝」「理解と協調」はすべて日々の暮らしの中の「心構え」です。

お互い縁あってこの世に生まれてきました。そして縁あっていろいろな人とのつながりを持っています。
そうだとすれば、お互いこの世における人と人とのつながりをもう少し大事にして、もう少しありがたく考えたいものです。

不平や不満で心を暗くする前に、上記の「心構え」のように縁あったことを謙虚に喜び合い、その喜びの心で、悔いのない人生を送りたいものです。

 

感謝の心が運命を開きます。

今日も良い一日を!  

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動画「八月に祈る」公開中

2025年08月13日 | 日々のできごと
8月15日終戦記念日が近づいて参りました。

東京の神主さん(神道青年会演劇同好会)が制作いたしました戦地から母や子にあてた手紙、英霊の思いを朗読する動画をご紹介いたします。

戦争から80年──
記憶が薄れゆく今、命の尊さと平和の祈りを次の世代へ。
動画「八月に祈る」公開中。


亡き人々の“祈り”に耳を澄ませ、未来へ。
戦後80年の節目に、ぜひご覧ください。
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雨上がりの境内にキノコ

2025年08月12日 | 境内の植物

先週の雨続きで、境内の砂地からこんな可愛らしいキノコが顔を出しました。
自然の営みは、時に静かに、そして確かに季節の変化を教えてくれます。

このたびの大雨により、各地で大きな被害が出ています。
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
松山では幸い大きな被害はありませんでしたが、これからも安全に気をつけながら過ごしてまいりたいと思います。

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