三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

雅楽研修

2010年08月31日 | 研修・講義・会議

本日、愛媛県神社庁研修所主催雅楽研修(ががくけんしゅう)が行われました。

私は篳篥(ひちりき)をしているのですが、今回受講生が1名ということで・・・先生とマンツーマンでした(昨年は3名)。正直寂しい気持ちもありましたが、みっちり個人指導していただき大変勉強になりました!

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ちなみに他の楽器はというと笙(しょう)の受講生が3人、竜笛(りゅうてき)はもっといました。数えればすぐ分かりますね・・・

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合奏練習の画像です↑

個人的には贅沢な雅楽研修となり良かったですが素晴らしい伝統文化を継承していくためにも、更に受講生が増えることを願っております。

コメント (1)

HKさんへの返答2

2010年08月31日 | コメント・質問の回答

「伏見稲荷のように鳥居がいっぱい並んでいるのはなぜですか。」についてですが、

伏見稲荷神社(ふしみいなりじんじゃ)をはじめ全国の稲荷神社は五穀豊穣・商売繁盛の神様として崇敬されています。鳥居は崇敬者から奉納されたものです(だいたい柱の下の方に奉納した個人名・企業名が記されています)ので、奉納される方が多ければ自然と増えていきます。

次に「鳥居の色が紅色のところもあるのですが、何か意味はあるのですか。」についてですが、

鳥居の色は紅色ではなく朱色(しゅいろ)と言われ、この色は生命の躍動を現すと共に、古来災厄を防ぐ色・神聖なものを現す色としても重視されてきました。

稲荷神社の朱色もこの影響によるものと考えられます。

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