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京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その428)京都でも盛大な義士祭・赤穂浪士の討ち入り・大石神社と北野天満宮の大福梅

2012-12-14 21:36:21 | 京の話題

今日はどなたでも、日本人でしたら知っている、赤穂浪士の討ち入りです。

時は元禄15年12月14日(1702年)雪をけため・・・・・・・・・・・、と「赤穂浪士」の討ち入りの日です。全国、で「義士祭」が行われます。ここ、京でも「大石内蔵助」かわずかの日々ですが妻と子供と暮らした山科の地で多いにこの日に「義士祭」が行われます。

「大石」神社」の詳細は前記を参照下さい。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20111214ここの地の方も子供さんや、大人もあげての「義士祭」です。可愛らしい「義士役」のお子さん、女の子も交えて頑張っています。

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もちろん、大人の義士も負けてはいません。「義士」と言われたのは、明治後のことで、それまでは江戸時代では「赤穂浪士」と言われていました。

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「大石内蔵助良雄」(この名前を、広辞苑では、ヨシタカと読むようです)

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皆さんお揃いで、討ち入り・・・・・・・。本当は「山鹿流陣太鼓」は無かったようです。討ち入る前に、大きな音で「太鼓」鳴らして打ちいるのは、敵に事前に知らせることで、こんな事は絶対しませんでした。(史実でも、ちゃんと記載が有ります)が、この太鼓が無いとやはり討ち入りに花が有りません。

最後に、「赤穂浪士」の記念撮影です。この寒い日に皆さん頑張っての討ち入り装束で。

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京都では、この日に「討ち入りそば」又は「義士そば」を食べる習慣です。

これは少し贅沢です「にしんそば」500円(大きなにしんが入り、安い)、本当は、義士は集まって、江戸では「ざるそば」を食べたと。まあ何でも良いです、やはり冬は暖かいおそばが良いです。何かにつけ、京都では、それにひっかけて何でも食べます。

美味しいおそば、お代わりをしました。

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甘酒の接待も有りました。こちらは無料の御奉仕です。

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大きなお釜で・・・・。

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「大石神社」は前記に紹介しました、その宝物館「無料」の中で、以前に内蔵助役をした、先日亡くなった「中村勘三郎」(当時の、勘九郎)の写真が、花を添えっれて飾ってありました。(若い時の写真です)

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御冥福を。

話は変わりますが、昨日から「北野天満宮」http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120319で「大福梅」の授与が始まっています。境内の1500本以上の梅の木から採れた梅の実を塩に漬けて、かんかちこに石のように乾かして、乾燥して、正月に梅茶として頂ければ、一年無病で生きられるという有り難い「大福梅」です。

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来年は良い年で有りますように、と、

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参拝して参りました。

大石神社:山科区西野梅野馬場町116

北野天満宮:上京区御前通今小路上ル馬喰町


京の話題(平安京その427)久しぶりに参拝した・瀧尾神社

2012-12-12 01:09:50 | 京の話題

かなり以前に「瀧尾神社」に参拝しました。京都の本町通りにひっそりと有る、しかし一連の社殿が境内にまとまった綺麗な神社です。前記では「拝殿」が修復中でした。

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平成24年は辰年です。この拝殿の天井に大きな木彫りの「龍」が有る為、今年は正月から、参拝の方で、いっぱいでした。しかし、拝殿は修復中で、今は、やっと綺麗に修復が終わっていました。

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この「瀧尾神社」の創建は、社伝によると、天正14年(1586年・寺伝や社伝にはこの年が多く有ります)「豊臣秀吉」の「方広寺大仏殿」http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120508建立に供い、この地に移されたと伝えられています。また「泉涌寺」http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120317の僧のまもるところであったと伝えられています。

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文文3年(1738年)以降数度にわたって社殿の修復が行われてきました。そして天保10年(1839然)」から翌年にかけて造営されたものです。

本殿は「北山貴船奥院御社」の旧殿を移し、改築したものです。本殿の欄間は十二支の透かし彫りがあり、有名です。

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また、本殿の前には、可愛らしい、御幣を持った猿二匹があります。

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「幣殿」「拝殿」「東西殿」が並び、独特の社殿の景観が形成されています。

東山区本町10町目

(たわごと)

昨日、総選挙の「期日前投票」に行ってきました。当日は特に行けないわけでは有りませんが、もうとっくに投票先は決まっていますから。なんと、今度の総選挙は「期日前投票」に来る方の多い事で驚きました。今度の日曜日は寝られない夜になる事でしょう。

もうすぐ、討ち入りの日です、京都にも「大石神社」があります。「義士祭」が楽しみです。さて、どの党が「義士方」になりどの党が「吉良方」になるのでしょうか?


京の話題(平安京その426)やはり怖いおみくじでは皆さんが尻込みする・出町妙音堂のその後の記載

2012-12-10 12:41:55 | 京の話題

以前(平安京その196)で記載した、京都で一番きつ~いおみくじの「出町柳妙音堂」。以前はこんな張り紙がしてありました。この神社の詳細は以下のページで。小さな境内ですが、ここの「弁財天」は京の「三弁天」で有名です。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120412

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こんな張り紙を見ると、皆、ビビります。しかし興味のある方はこれに引かれて絶対におみくじを引きます。

久しぶりにこのお堂の近くを通りました。もちろん綺麗に掃除をした神社が有ります。

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弁天さんのお堂です。

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もしかしておの「キツイおみくじ」の張り紙はと?社務所を見るとあの張り紙が有りません。

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ここの方に聞きました。張り紙の消えた訳を。答えは、あまりにも「凶」が出ることであの張り紙を取りました、とのお答え。ふ~んあの張り紙でおみくじを引いて落ち込んでいる人が多いのかと。

なんと、今月12月で今年正月から「大吉」が出たのはたったの8枚だけ。4月12日に参拝後、5月16日に再度参拝してなんと私二回目で「大吉」を引いています。ととと・・・・・・言う事は、その8枚もその中に入っているのです。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120516Photo

平成24年12月迄でたったの8人の「大吉」、その中で四人は「京都大学生」ですって。ふ~んIPS細胞の御利益?8人の中に私も入っていますが 、決して私は「京都大学」卒業ではありません。

もしかしたら、年末のジャンボは当るかも?なにしろめったに出ない「大吉」を引きました、二回目で。

京阪電鉄出町柳駅すぐ。

(たわごと)

どっちやねん、と言いたいとろです、「北朝鮮」のロケットの発射。昨日は延期と言いましたが、今日のニュースではやっぱり近いうちに?発射。どうせ失敗するのが目に見えているのに。日本も警戒のために400人以上の自衛官や海上保安官の動員して、パック3やイージス艦の配備、多くの税金が使われています。アメリカのイージス艦も4隻も動員しています。

「北朝鮮」もこの莫大な実験費を飢えている庶民に回したら?そちらの方が国際的に評価されます。本間に人騒がせな。中国まで嫌われたたらもうおしまいです(中国は自制するように論評しているのに。まあ、日本の自衛隊の訓練にもなるでしょう。堂々と世界にはばからない訓練が出来ます。日本の「国防軍」ガンバレ。


京の話題(平安京その425)大根焚寺で庶民に親しまれる浄土真宗・了徳寺

2012-12-09 16:25:12 | 京の話題

師走になると京の町では色々な行事が有ります。さすがに師走、寒い季節には「大根焚」のお寺が「千本釈迦堂」に続いてこの「了徳寺」でも行われます。別称「大根焚寺」として知られています。

以前に記載した、嵐電の西院(さい)駅から、この駅は「西院」と書き「さい」と言うのはかなり以前に記載しました。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20110920、帷子の辻駅(かたぎらのつじ)で乗り換えて、鳴滝駅で下車歩いて5分位のところに「了徳寺」があります。毎年「師走」の9日と10日に「親鸞上人」ゆかりの「大根焚」がおこなわれます。

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このお寺の創建は建長4年(1252年)浄土真宗の祖師「親鸞」は「月輪寺」への参詣の途中、この地の村人から焚いた大根をもてなされ、そのお礼として、すすきの穂に「帰命尽十方無碍光如来」の十字の名号を記しあたえ、またのちに「蓮如」もこの名号を拝して「南無阿弥陀仏」の六字名号を加えたという逸話が残っています。

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この石碑を見ただけで、「大根焚寺」と分かります。

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以上が「大根焚」の起源で、このお寺は大永年間(1521~1528年)に両上人を偲んで正西(しょうせい)によって開創されたものです。

中では、大根を切って水に漬け、大きな釜で焚いておられます。

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基本的には大根焚一人前が900円で抱き合わせに「焚き込みご飯」と「大根葉のからしあえ」のお弁当が付いて1600円

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「了徳寺」の「大根焚」

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「お斎」(おたき)がついて、これで十分にお腹がいっぱいになります。

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やわらかい「焚き込みご飯」も美味しかったです。これで御利益間違いなし。

皆さん、本堂やお部屋で美味しそうに食べておられます。

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この「了徳寺」の前に「浄土宗西山派西谷流」の「専念寺」が建って、この流派の布教につとめた「法興浄音上人」の墓所があります。

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「千本釈迦堂」は有名になりすぎて、人で一杯ですが、ここ「了徳寺」の「大根焚」は日曜日と言うのに静かでゆっくりとくつろぐことが出来ました。

まだまだ京都は「師走」の恒例行事が行われます。

右京区鳴滝本町83

(たわごと)

今、言いたい事が山一杯ですが、総選挙の真っ最中で、「公職選挙法」に抵触したら大変です。大きな口を開けますので、中をみて言いたい事を見てください。あ~ん。一応、どの選挙カーを見ても「頑張ってください」とい手を振ります、皆さん、なんとしても衆議院議員になりたいとやっきな思いでっしょうか。

それはそうと「北朝鮮」のミサイル、4月のときは、世界からメヂィアを集めての大騒ぎ。今回は、燃料注入での大失敗。アホか?地球儀をみて、南方向なら加速度がつくのと思っているのか。普通は、地球の自転を利用して東の方角へ発射します。秒速8Kmでやっと軌道にのるのに、南なら、二段・三段のブースターロケット切り離すのがものすごく難しいです。南なら、地球儀をみて、早く加速すると思っているのかと。莫大なお金をかけて水の泡になる事が分からない、不思議な・・・・・・・・?


京の話題(平安京その424)嵐山、法輪寺の針供養

2012-12-08 15:37:48 | 京の話題

嵐山「法輪寺」は昨年に記載しました。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20111021

この嵐山にある「法輪寺」は、春は「十三参り」や「芸能上達祈願祭」、10月には「人形供養」そして今日12月8日は「針供養」が行われました。(2月8日にも行われます)。前記の「法輪寺」の記事で珍しく「狛犬」もでは無く「狛タイガー」が有るのを紹介しました。もう12月8日で紅葉の季節はとっくに過ぎ、寒い日この日、途中で雨がみぞれに変わってきました。

この小さな山門をくぐり石段を登ると本堂が有ります。

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もう、紅葉の季節はとっくに過ぎています。

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「多宝塔」や眼下に見下ろす嵐山の景色もあいにくの雨模様でかすんで見えます。(雨が次第に雪に変わっていました、お~さむい)

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この「本堂」で11時から「針供養」の仏事が行われます。

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「針供養」は、皇室で使用された針を供養せよとの「清和天皇」の命により始まったと言われています。「針供養」の今日、供養に来られた方に蒟蒻(こんにゃく)に大針を刺し、これまで一生懸命働いてくれた針を蒟蒻に刺して休んでもらおうという意味です。

「本堂」内は撮影禁止のために、外からみにくいですが大きな蒟蒻が見えます。

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この赤みを帯びた蒟蒻に針を刺して、頑張って働いてくてたくれた針に感謝し、また明日から一年の針の働きを祈願します。一般の、針仕事をされる方も来られますが、昔に比べて、針仕事をする方が少なくなり、祈願に来られる方もかなり少なくなったらしいです。

西京区嵐山虚空蔵山町68-3