京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(京の話題439)年末の行事・六波羅蜜寺の「かくれ念仏」

2012-12-27 00:01:36 | 京の話題

「六波羅蜜寺」は今年の初詣で記載しました。天暦5年(951年)醍醐天皇第二皇子(光勝空也上人)により開創された、西国第17番の札所です。平安・鎌倉期の木像彫刻を代表する多くの文化財が安置されています。

このお寺の詳細は前記にて。ttp://itodoya.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/94_49aa.html今年もあとわずかです。ここ「六波羅蜜寺」では毎年、12月13日~31日に「かくれ念仏」の行事が行われます。

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この行事は正式には「空也踊躍念仏」といい、今年の罪を消滅させ、新年が良いとしで有るように祈ります。この期間の夕方の4時前後にひっそりと、住職の「法話」が行われ「かくれ念仏」を祈ります。その名のとり、戦乱や病乱の後も密かに念仏をとなえました、それが始まりとされています。

今年は、色々な事が有りました。来年は平穏な年でありますように。

多くの、善男善女がこの「かくれ念仏」のありがたい「法話」に訪れています。

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皆さん、ひっそりとご住職のありがたい「法話」に耳を傾けています。

(お堂内部での撮影禁止のため、お堂の外からズームにて撮影しました。この様子が分からないと、いかにも”かくれ念仏”の説得力が有りません))

この「六波羅蜜寺」は新年には「稲穂」の授与が有ります。(前記参照下さい)是非、新年の参拝にお越しください。

東山区五条通大和大路上ル