嵐山「法輪寺」は昨年に記載しました。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20111021
この嵐山にある「法輪寺」は、春は「十三参り」や「芸能上達祈願祭」、10月には「人形供養」そして今日12月8日は「針供養」が行われました。(2月8日にも行われます)。前記の「法輪寺」の記事で珍しく「狛犬」もでは無く「狛タイガー」が有るのを紹介しました。もう12月8日で紅葉の季節はとっくに過ぎ、寒い日この日、途中で雨がみぞれに変わってきました。
この小さな山門をくぐり石段を登ると本堂が有ります。
もう、紅葉の季節はとっくに過ぎています。
「多宝塔」や眼下に見下ろす嵐山の景色もあいにくの雨模様でかすんで見えます。(雨が次第に雪に変わっていました、お~さむい)
この「本堂」で11時から「針供養」の仏事が行われます。
「針供養」は、皇室で使用された針を供養せよとの「清和天皇」の命により始まったと言われています。「針供養」の今日、供養に来られた方に蒟蒻(こんにゃく)に大針を刺し、これまで一生懸命働いてくれた針を蒟蒻に刺して休んでもらおうという意味です。
「本堂」内は撮影禁止のために、外からみにくいですが大きな蒟蒻が見えます。
この赤みを帯びた蒟蒻に針を刺して、頑張って働いてくてたくれた針に感謝し、また明日から一年の針の働きを祈願します。一般の、針仕事をされる方も来られますが、昔に比べて、針仕事をする方が少なくなり、祈願に来られる方もかなり少なくなったらしいです。
西京区嵐山虚空蔵山町68-3
しかし、いっぽ離れて、嵐山、ゆっくりと時が過ぎていくのかもしれません。
京の初雪、益々寒くなる、底冷えの京。良い風景です。