お寺を参拝すると何気なく門をくぐります。一般的にはこの門を「山門」と呼んでいます。お寺にはそれぞれの「山号」が有ります、よって「山門」をくぐり、お寺に入山します。しかし、「禅宗」のお寺の門は「山門」と書かずに「三門」と書きます。(禅宗の小さな末寺でもやはり、三門です)
以前に、私は何か「禅寺」が好きと書きましたが、京には「京都五山」(禅寺)が有名です。また、平安以降の、日本の簡単な仏教の流れや開祖はhttp://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120117を参照下さい。(ごく簡単に流れだけを記載しています、複雑な交流が有る為に一概には書けませんが。たとえば高野山の空海は度々比叡山の最澄の道場に通って修業しています。
鎌倉時代末期に「北条氏」は鎌倉に「五山制度」を導入しましたが(その選定はあまり定かでありません)、後に、室町時代・至徳3年(1386年)に室町3代将軍「足利義満」が「相谷寺」を創建した後に五山を「京都五山」と「鎌倉五山」に分割し、両五山の上に、別格の「南禅寺」を置きました。「京都五山」は以下の「禅寺」です。(金閣寺や銀閣寺も禅宗の寺院ですが、相谷寺の山外塔頭寺院に属します)
南禅寺:別格http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20111111
天龍寺:第一位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120324
相国寺:第二位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120329
建仁寺:第三位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120118
東福寺:第四位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120208
万福寺:第五位http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120605
一応格式順が付けれれていますが、どの「禅寺」もみな見事ななものです。(室町時代に少し順番が変わった時が有りますが)
お寺の「山門」は「山号」を有した寺院の門をさします。「禅寺」の「三門」は一般的に、中央の門と三つ連ね一門とし、「三解脱門」、即ち「空門」「無相門」「無願門」にたとえていいます。
「南禅寺」の有名な 「三門」

「建仁寺」の「三門」

「東福寺」の「三門」

「万福寺」の「三門」

よく「三門」と「山門」を間違われる方がおられますが「禅寺」は「三門」です。「知恩院」なども立派な大きな門(国宝)ですが、現在は「三門」と呼ばれていますが、正確には「山門」です。どちらでも良いですが。
※ 弘法大師や伝教大師は、空海や最澄が没してからの諡号(しごう)です。
お詫び:題に一部誤字が有りました、修正済みです
(たわごと)
別にたわごとでは無いですが、私の家内がバイクで細い道を、カーブミラーで向こうから来る車にきずき、左に寄せて待っていると(普通は、トラックでも十分に巾が有ります)なんと、自動車に挟まれてました。奇跡的に軽傷で骨には異常は有りませんでしたが、6針縫い、いまだに、腫れが取れず痛がっています。かなり、以前になりますが、国道1号線で右折可の信号で、前の車が発進したところ、信号無視の自転車が横断・・・前の自動車がこの自転車と衝突!!!
家内の相手の自動車の運転手は100%前方不注意の上80才の高齢者。ナニおか言わんかです。
と言う訳でないですが、車載搭載ビデオを買い、フロントガラスに取りつけました。4GのSDが入っており、運転中は全面の視界を70分ビデオ(音性供)記録できます。(この画像はパソコンにも取り込められます)勿論、折りたたみのカラーモニター付です。2分刻みで前の古いデーターは削除され新しいデーターに入れ換わります。エンジンを切ってからも、設定で充電電池でビデオは作動します。防犯にもなります。何しろ近くの道は坂が多く、子供やバイク・自転車が一時停止や確認もしないで飛び出し。こちらは、勿論その事を考えて徐行していますが。(徐行とは瞬時に停止出来る速度と確か習いました)
この車載搭載ビデオ(タクシーにはもう大概付いていますが)が有れば、自分に非が無い限り証拠になります。世の中、色々な物が出てくるのやな、とつくづく感心です。
巾の広い道を運転していても、確認もせずに道に飛び出す、自転車やバイクの多い事。皆さん、もうすぐ年末交通安全週間です。くれぐれも加害者や、もちろん、被害者にならないように。あわただしい、年末です。その上、降ってわいたような、総選挙です。