牛丼戦争再び!

松屋は味噌汁付でこれだからなあ・・・

松屋フーズ、牛丼６０円値下げ(時事通信) - goo ニュース

多分牛丼のたれを全面的に代えた時にやったキャンペーンが物凄く評判がよかったんじゃないかと思うんですよ。
しかもきっちり採算が取れるという事。
さらに昨今の円高により、オーストラリア産の牛肉が安く入るようになった事。
この辺りから多分ＧＯサインが出たんでしょうね。

この牛丼価格戦争を最初に仕掛けたのは「すき家」
久しく390円台で安定していた牛丼とカレーを一気に330円に下げて他の追従を振り切ってきた。
ところがここにきて吉野家のキャンペーンや松屋の値下げキャンペーンによって少しグラ着いてきたのは間違いない。
事実、今すき家でキャンペーンをやっているものの、330円→299円ではインパクトにかけるらしく、お客の反応はイマイチ。
多分、今回の松屋の価格戦争参戦によって、大打撃を受ける事は必至でしょうねぇ。

ただ、すき家の武器はそのバリエーション。
その辺りで勝負していくのは間違いなく、来月辺りから月替りで様々なパターンが出てくるんじゃないかと思うんですよねぇ。

そして、この牛丼戦争、吉野家が沈黙を保っているのが実に不気味。
吉野家自体は固定客を持っているものの、とはいえ牛丼＋味噌汁で320円という価格は今のサラリーマンにとっては魅力ですからねぇ。
そんなことは先刻ご承知なだけに、重鎮吉野家がどう動くかによってこの戦争の局面が大きく変わります。

そして、このビッグ３の動向に戦々恐々している中小チェーン・・・
前回の牛丼戦争で、かなり壊滅的打撃を受けてますからねぇ。

ここでもある意味デフレスパイラルみたいになってます、。

さあ、牛丼サバイバル戦争、再び開戦です。