新!編集人の独り言

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若かりし頃の話

2008-07-08 22:42:21 | Weblog
「俺、会社辞めたいんだけど」
「バカ言ってるんじゃない」
「いつもの飽きっぽいのが始まったよ」
「そんな意気地のないことでどうすんの」
家族は自分の状況を理解していません。
さして理由も聞かずに自分を叱咤しました。
「この人達に言っても多分ダメなんだろうな」

この時、悟りました。
自分はひとりで戦うしかないと言うことを・・・



「編集人君、今日から給料計算の入力やってもらうから」
課長が新しい仕事を自分に振ったのは試用期間明けの7月1日でした。

前の週に「やめろ」と言ってたのが嘘のような、大仕事です。
また、この時期は厚生年金の価格改定も重なり、その修正も含まれており、作業としてはとんでもなく膨大でした。

「編集人君、これイジメだぞ」
「そんなことないですよ」
「こんな重要な仕事新人に任せるのはおかしいもんよ」
別の課の先輩が自分に耳打ちをしてくれたんですが、自分は新しい仕事に燃えてました。

しかし・・・事件は起こったんです。

さすがに社員の給料なんで、自分が入力したものを係長がチェックして、さらに課長が最終チェックして完了となるんです。

そして、給料日当日。
一本の電話が鳴りました。
「編集人!なんてことしてくれたんだ」
課長が電話を置くなり物凄い剣幕で自分にどやしつけました
「えっ?」
「××さんの明細控、すぐ出せ」
「はい」
慌てて給与明細の控えを出して課長の元に持っていきました。
明細を見て、ますます険しくなる顔。
「・・・お前な・・・小数点入れてないだろ。よく見てみろ」
「あっ!」
残業代の単価に小数点を入れてなかったんです。
明らかに自分のイージーミスです。
「お前な、給料っていうのは社員が一番楽しみにしてたいるものだぞ。それをムチャクチャにしてくれたよな」
「す、すみません」
「お前のミスだからな。覚悟しろ」
「す、すみません」

もう真っ暗でしたね、あの時は。
精神的にも一番きつかった事件です。

部長に電話で報告する課長。
その言葉の端はしに「責任」という言葉・・・
その言葉が聞こえるたびに、体がどんどん縮まっていきます。
「お前、そそっかしいんだよ。大変だぞ、問題になるぞ」
係長が呆れたような口調で自分に言ってきました。


で、この後どうなったかというと・・・
次回に続きます(笑)

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