ホテル主催の室堂散策ツアーの集合場所につくと、ざっくり50人くらい。
ちなみに天気は「霧」
外は真っ白。視界なんざほとんどありません。
「さすが山頂、雲の中だねぇ」とミョーな感心をする相方。
いや、だからね。お外見えないのね。霧の中を歩くんだからね。
案内役はちょっと初老のおじちゃん。
山岳ウェアをばっちり着込んでます。
んで、自分らはというと・・・
セーターにジーパンときたもんだ。
「完璧に俺たち山をナメとるよなぁ(笑)」
そうねぇ、お気楽極楽な格好だもんねぇ。
ガイドのおじさんが今日の状態を説明しはじめる
「今日はあいにくの天気でして、本当ならみくりが池を一周する予定なんですが、状況によって引き返すことになると思います」
そうだねぇ、この天気じゃねぇ・・・
みんなが外に出ると、本当に真っ白。100m先は霧霧霧
「ミスタァ~、ミスタァの神通力でみくりが池を見させてよ」
「そうかい?見たいかい?黒部の奇跡をもう一度やれというんだね。でも、あの神通力を使うと言うのは、自分の寿命を縮めると言う事なんだょ。でも、ボクはそんなことは言わないよ。そんな小さな事はいわないさぁ」
まあ、偶然だったけど、黒部は晴れました。
神通力という事にしておきましょう。
「ちょっとぉ、あれだよ、みくりが池でも見せてみなさいよ」
ま、ここまでは冗談で笑ってたんですけどね・・・
実際撮影ポイントについた途端・・・霧が晴れて、写真がとれるくらいまでになっちゃった。
「ミスタァ~。やるなぁ(笑)」
「これは・・・予想外というか・・・奇跡だな」
ガイドの人も驚いてる。
「こんな事珍しいんですよ。ここまで霧が深いと、こんなにすっきり見えないんですけどねぇ。まあ、今がチャンスですから、写真を撮られる方はお急ぎください。
撮影ポイントに群がる参加者。
自分らは最後の方に撮影。
すると、なんとなんと、撮影終了と同時にまた池は霧の中。
「ミスタァ、そこまでやるかぁ。さすがいたこ。恐山に入山拒否されただけある」
「意味わかんねぇよ」
一行は今度は地獄谷を一望できる閻魔台に到着。
さすがにここは霧が濃くて、じぇんじぇん景色が見えない訳で・・・
「ミスタァ、ここはやっぱり出番でしょう。見たいなぁ、地獄谷」
「そうかい、見たいかい。二度あることは三度あるっていうからねぇ」
「ここで霧がとれたら、今日のお前は神だよ(笑)」
「そうかい。じゃあやってみようか。ちょっとぉ、あれだ、地獄谷の一つでも見せてみなさいよ」
やっぱりそんなんで取れる訳がないんですわ。
当たり前ッしょ・・・・当りま・・・・えええええええええっ!
霧が段々薄くなってきて、うっすらと地獄谷が見えてきた。
挙句の果てには、霧がとれて全貌がくっきりと!
「・・・うそだろぉ・・・」
「ミスタァ、お前神決定(笑)」
ガイドのおじさんまたもやビックリ。
「今日は皆さん運がいいですよ。普通こういう天気は景色が見えないんですけどね」
そして・・・
次回へ続く(笑)
ちなみに天気は「霧」
外は真っ白。視界なんざほとんどありません。
「さすが山頂、雲の中だねぇ」とミョーな感心をする相方。
いや、だからね。お外見えないのね。霧の中を歩くんだからね。
案内役はちょっと初老のおじちゃん。
山岳ウェアをばっちり着込んでます。
んで、自分らはというと・・・
セーターにジーパンときたもんだ。
「完璧に俺たち山をナメとるよなぁ(笑)」
そうねぇ、お気楽極楽な格好だもんねぇ。
ガイドのおじさんが今日の状態を説明しはじめる
「今日はあいにくの天気でして、本当ならみくりが池を一周する予定なんですが、状況によって引き返すことになると思います」
そうだねぇ、この天気じゃねぇ・・・
みんなが外に出ると、本当に真っ白。100m先は霧霧霧
「ミスタァ~、ミスタァの神通力でみくりが池を見させてよ」
「そうかい?見たいかい?黒部の奇跡をもう一度やれというんだね。でも、あの神通力を使うと言うのは、自分の寿命を縮めると言う事なんだょ。でも、ボクはそんなことは言わないよ。そんな小さな事はいわないさぁ」
まあ、偶然だったけど、黒部は晴れました。
神通力という事にしておきましょう。
「ちょっとぉ、あれだよ、みくりが池でも見せてみなさいよ」
ま、ここまでは冗談で笑ってたんですけどね・・・
実際撮影ポイントについた途端・・・霧が晴れて、写真がとれるくらいまでになっちゃった。
「ミスタァ~。やるなぁ(笑)」
「これは・・・予想外というか・・・奇跡だな」
ガイドの人も驚いてる。
「こんな事珍しいんですよ。ここまで霧が深いと、こんなにすっきり見えないんですけどねぇ。まあ、今がチャンスですから、写真を撮られる方はお急ぎください。
撮影ポイントに群がる参加者。
自分らは最後の方に撮影。
すると、なんとなんと、撮影終了と同時にまた池は霧の中。
「ミスタァ、そこまでやるかぁ。さすがいたこ。恐山に入山拒否されただけある」
「意味わかんねぇよ」
一行は今度は地獄谷を一望できる閻魔台に到着。
さすがにここは霧が濃くて、じぇんじぇん景色が見えない訳で・・・
「ミスタァ、ここはやっぱり出番でしょう。見たいなぁ、地獄谷」
「そうかい、見たいかい。二度あることは三度あるっていうからねぇ」
「ここで霧がとれたら、今日のお前は神だよ(笑)」
「そうかい。じゃあやってみようか。ちょっとぉ、あれだ、地獄谷の一つでも見せてみなさいよ」
やっぱりそんなんで取れる訳がないんですわ。
当たり前ッしょ・・・・当りま・・・・えええええええええっ!
霧が段々薄くなってきて、うっすらと地獄谷が見えてきた。
挙句の果てには、霧がとれて全貌がくっきりと!
「・・・うそだろぉ・・・」
「ミスタァ、お前神決定(笑)」
ガイドのおじさんまたもやビックリ。
「今日は皆さん運がいいですよ。普通こういう天気は景色が見えないんですけどね」
そして・・・
次回へ続く(笑)