レジでの話

そういえば、日曜の夜の話

自分ジャスコに行ったんですよ、頑固プロレスの後。
時間にして夜の10時ちょいまわったところ。

さすがにこの時間になると惣菜コーナーもスカスカで、何も食べるものがないんです。
とりあえず、夕食を食べてないのと明日の昼用にパンを買い、揚げ物が半額という事で、それも購入。
レジに並んだ訳ですよ。

「いらっしゃいませ」
レジをうつ店員さん。
表示額を見て・・・あれれ、揚げ物半額になってないし・・・
「ねえねえ、揚げ物半額になってないですよ」
「えっ、あっ、・・・そう・・・ですね・・・」
レジを確認しようとした店員さん、操作を間違えて、さらに揚げ物の売上を立てちゃう始末。
「いや、売上立っちゃってますけど」
「あ、すみません。ちょっとお待ちください」
そうこうしているうちに自分の後ろに列・・・
段々パニックになってくる店員さん。
「ちょっと見に行ってもいいですか？」
「いや、じゃあいいです。揚げ物止めますから、一度リセットして最初からやり直しましょう」
「いや、ちょっと待ってください」
ピッ！

また売上立ちました。これで都合4個のお買い上げになっております。
（実際は2個）
後ろからおばちゃんが、実に小さな・・・でもトゲのある声で
「いい加減にしてほしいわ」

怖ぇ～、おばちゃん怖ぇ～よ～。

多分店員さんにも聞こえたんでしょう。ますますテンパってます。
「いや、本当に揚げ物諦めますから、いいですから。一度キャンセルして打ち直しましょう」
「いいえ、ちょっと待ってください」
一つ一つ、丁寧にデータ削除をする店員さん。どうも事故レジにするのがイヤらしい。ただ、これをやることで後ろに並んでいるお客さんを敵にまわしているのも事実でして・・・
「どれだけ時間かければ済むのかしら」
「こんなに時間がかかるなら別のレジ背に並べばよかったわ」
「私より後に並んだ人が裂きにお会計してるじゃないの」
「早くしてよ～」

声小さいんですよ。ボソボソと言ってるんですよ。
でも聞こえるんです。リアルに・・・
「お待たせしました。では揚げ物はキャンセルという事で」
「いいですよ」
「申し訳ございません」
「いやいや、お疲れ様です」

するとまた後ろから
「せっかく買ったのに、自分の不手際じゃないの」
「かわいそうよねぇ」
「どういうつもりなのかしら」

怖ぇ～！怖ぇ～よぉ～！

いたたまれなくなった自分はとっととおつりをもらいその場を離れました。

にしてもですよ。
こういう時のおばちゃんって怖いです。

ある意味お化けとかよりよっぽど怖いです・・・

んなこって・・・