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プロ論の続き

2010-02-19 10:55:37 | Weblog
ちょっと勘違いされるのもイヤなので、追加で・・・

朝書いたように「お客を満足させてこそプロ」というのが自分の自論なんですけど、じゃあお客の満足度を上げるために常識の範疇を超えたサービスをしたり、お客の言いなりになんでもやっちゃう・・・っていうのはプロではない。

『何だよ、太鼓持ちっていう伝統芸があるけど、あれは立派なプロだろ』って言う意見あるかもしれませんが、あれとて重要ポイントはちゃんとさりげなくかわしています。気づかないだけですし、あのかわし方は皆が見習うプロの仕事ですよ。
相手を傷つけずにうまく相手の要望を断る、中々できるものではないですよ。
しかも、ちゃんとお客の満足度を上げている訳で、プロのお仕事なんですね。

プロはお客の満足度をあげる為の努力は必要。でも自分のプライドを捨てるのはプロ失格。
このバランスが重要なんだと思います。

たまにいるんですよ。特ににラーメン屋関係で・・・
「うちの味がわかんねぇ奴は来なくていい」
はい、プロ失格です。
お客さんから『まずい』つて言われて、『うちの味がわかんない』だったらそこで進歩が止まる訳でしてね、じゃあスープの出汁配合を少しいじってみるとか、トッピングを研究してみるとか、そういう事を日々研究する必要がある。
これがプロの仕事なんだと思います。

さすがに醤油ラーメン一本でやってた店が『俺、味噌好きだから、味噌作ってよ』って言ってハイハイって作っているようじゃ、ポリシーないっしょ(笑)
「お前、醤油で勝負するとか言ってなかった?」
「いや、時代は家系なんで、スープをとんこつしょうゆにしたんだよ」

自分の味をコロコロ変える店なんかうまい訳ないじゃんね。
で、大抵潰れるんだ、こういう節操の無い店は。

ま、プロってお客の満足度を上げつつも自分のポリシーはくずさないというのが基本だという話でした。





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