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アルペンルート(黒部湖駅編)

2007-07-16 07:07:22 | Weblog
ケーブルカーの乗り場はトンネルの中にありまして、トンネルの中に入ると、外気とは打って変って『寒いのなんの』
「寒いなぁ、こりゃ」
「あと5分で出発だから、このまま我慢しちゃおっと」

改札を受けて駅のホームにつくと、既にそこは人だかり。
あー、どうやら団体さんみたいだねぇ。
んで、駅員さんが何やら話してます。

あ、どーやら黒部周辺の植物とかダムの生い立ちとか、そういうのを喋ってるのね。
親切じゃん。

ところが、その考えは甘かった。
「お客様、そこで今日はこんなものがございます。黒部・立山の写真集です。旅の想い出にかがでしょうか?」

え、えええええええっ!
改札を受けて、まさかホームでもの売る訳?

「限定100冊でございます」

出た!限定品攻撃だ(笑)

「さらに、この写真集、こことこの上の駅の2箇所での限定販売となります」

必死だなぁ(笑)

「今なら、特製のこの黒部のマークがついているビニール製のバッグもお付け致します」

ただのビニール袋じゃんか(笑)

「今店員が現物を持って歩きますので、お気軽に声をおかけください」

いらんいらんいらん

相方が一言つぶやく・・・
「マーフィー岡田か?あいつは」
「あれだよ。きっとねぇ、ノルマあるんだよ。この1グループで1冊売るとか」
「売るまでケーブルカーには乗せないとか」
「いやだな、それ」
「買った人は優先で乗せるとか」
「それはあるかもしれない」

さて、じゃあそこまでやって売れたかというと・・・・売ってましたねぇ。
「あーあ、買っちゃってるよ」
「おばちゃん達って限定品に本当に弱いな」
「でもわかんないよ、あれサクラかもしれないよ」
「結構売れてるぞ」
「ここでそんな重いもの買ったら、この後辛いぞぉ」

結果5,6冊は売れたんですかね?
やっとこケーブルカーに乗車開始。
その乗りこむ間際まで写真集を掲げて大声をはりあげる駅員。
そこまでせんでもええやん。

だけども、一刻も早くケーブルカーに乗りたいお客さんはそんなの無視。そりゃそうだ。
お客さんはなぜか早足で駈けあがる。
みんな元気だねぇ(笑)

ケーブルカーはほぼ満員。
なぜか、窓側の争奪戦をするお客さん。
あのー、このケーブルカーってトンネルの中しか通らないんだよね・・・
「気分味わいたいんだろ」
「あ、そんなもんなの?」

ケーブルカーはゆっくりと坂を登り始めて、次の駅に向かいます。

続きはまた次回




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