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北野映画は日本でウケないのは・・・多分

2014-10-26 06:45:29 | Weblog
たけし監督「宮崎駿は嫌い…でも認める」(日刊スポーツ) - goo ニュース

キタノ映画って日本では評価が低いけど、ヨーロッパでは評価が高いのは有名です。
自分も観ていて『んー・・・邦画ではないよなぁ〜』って感じがします。
一言で言うと・・・物凄く『ドライ』な感じ。
淡々とした描写が続くじゃないですか。写実的というか、ヨーロッパ系の監督がよく撮るやり方。
キタノ映画ってアレに近い。

逆にいわゆる「日本アカデミー賞」に選ばれる作品っていうのは、どちらかというと『しっとり』した作品が多い気がします。
いわゆる感情が前面に出てくるような作品で、日本人が好きな「感動モノ」であったり、「情念渦巻く」とかそういうのが評価されているのかなと。

後はやっぱり認めたくないんだろうなぁ、根っからの映画人は。
心のどこかで「ビートたけしが撮った」っていうのがあるんだろうし、普段テレビでボケまくってる人が海外で評価されているのを認めたくないというか・・・

じゃあ今邦画がイマイチつまんないのは何でか?
単純にテレビドラマの延長でしかないからだと思うんですよ。
テレビドラマの劇場版だらけという話ではなくて(それもあるけど)作品そのものが『別にテレビドラマでもおかしくないよね』って感じ。

軽いんですよ、なーんか。

これ、多分出演者が『テレビでおなじみの』人ばっかりだからなんでしようね。
いわゆる“銀幕スター”がいなくなっちゃった事でしょう。

映画が物凄く流行ってた時代ってどこの映画会社にも「専属のスター」がいて、テレビに出なかったんですよ。
大映には勝新がいて、日活には裕次郎がいて、東宝には宝田明がいて、松竹にはおなじみ渥美さんがいて、東映に至っては健さんだ、文太さんだ、鶴田さんだ・・・・
この辺りの人がテレビに出ようものならそれだけで大騒ぎになってましたもんね。

ちなみに自分はその世代よりちょい下です(笑)

今ってそういう人もいないし、需要もないし。
これ仕方ないんですが・・・

後は原作に頼りすぎているとか。
あらかたストーリーが知られているので『あのベストセラーが映画化』はいい宣伝材料だし、脚本も書きやすい。
でもこのベストセラーっていうのがクセモノで、みーんなそれぞれ主人公にイメージを持っているので、いざキャストが発表されると「なーんか違う」ってなる。
ましてや人気タレントを使いたいが為のキャスティングをして何度やらかした事か・・・・

特にTBS映画、お前だお前!

感情的になってしまった・・・・

いずれにしても若手監督がもう少し頑張って欲しいですよね。
実力がある監督さんが出てきているのは間違いないんだから。
(園子温監督なんか好きですよ、自分)

そんな感じですね。

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