極楽浜についた我々はその美しさに息をのみました。
「なんか今までのものとは違う、別の意味で圧倒されてるなぁ」
しばらくその風景をボーッと見ていると、突然相方が・・・
「わかったよ。ここがなんで違和感あるか」
「ん?」
「音がないんだよ。まったくといっていいほど」
「あ、そういえば・・・静かだよなぁ」
そうなんです。
これだけ人が沢山いるにも関わらず、全然音がないんです。
普段都会に住んでいると、何らかの音が聞こえます。それはテレビの音であったり、車の走る音であったり、とにかく音のない生活はありえない。
ところが、ここでは人の話し声さえもかき消されているんです。
しゃべっているのは間違いないんですけどね。
極楽浜を歩いていると、水辺に花が刺さっている。
そこで記念撮影をする若いカップル
「おいおい、あれどういう意味かわかってるのかなぁ」
無知ってある意味最強だなぁと。
そういう花があちこち点在している。
その向こう、水辺に座って話しこんでいるカップル。
顔を見ていると楽しそうじゃないんですよ。
なんか深刻な顔して話しこんでる。
・・・おいおい・・・・何もこんなところで・・・
我々はさらに歩いていく。
「これも不思議だよなぁ」
「何故に表札なんだろう」
ある場所から突然表札が目立つように。
「あれかねぇ、これも死んだ人のなんだろうか」
「そうとも限らないよな。ほら、これなんか日本赤十字社の人だろ?これもそうだし」
「うーん・・・」
「いや、没とか書かれてればわかるんだけどね。表札だからなぁ」
ここで供養されているのはやはり「少年・少女」が多い。
「きっとあれだよ。親が子供の為にここまで来て、ちゃんと供養してくれてるんだよ」
「あの世っていうのは言うなれば原点回帰みたいなものだからね。」
「このお供え物のおもちゃがさ、すっごく愛情伝わるもんな」
ゆっくり歩いてやっと出口に・・・
「うーん、人生観変わるなぁ。ここは」
「ふむ」
「でも多分もうこないだろうけど」
「うん、ちょっとね」
ちなみに・・・
じんましんはまだまだかゆいです・・・
そして、恐山から出てきた我々を待ちうけていたものとは・・・
次回に続く・・・
「なんか今までのものとは違う、別の意味で圧倒されてるなぁ」
しばらくその風景をボーッと見ていると、突然相方が・・・
「わかったよ。ここがなんで違和感あるか」
「ん?」
「音がないんだよ。まったくといっていいほど」
「あ、そういえば・・・静かだよなぁ」
そうなんです。
これだけ人が沢山いるにも関わらず、全然音がないんです。
普段都会に住んでいると、何らかの音が聞こえます。それはテレビの音であったり、車の走る音であったり、とにかく音のない生活はありえない。
ところが、ここでは人の話し声さえもかき消されているんです。
しゃべっているのは間違いないんですけどね。
極楽浜を歩いていると、水辺に花が刺さっている。
そこで記念撮影をする若いカップル
「おいおい、あれどういう意味かわかってるのかなぁ」
無知ってある意味最強だなぁと。
そういう花があちこち点在している。
その向こう、水辺に座って話しこんでいるカップル。
顔を見ていると楽しそうじゃないんですよ。
なんか深刻な顔して話しこんでる。
・・・おいおい・・・・何もこんなところで・・・
我々はさらに歩いていく。
「これも不思議だよなぁ」
「何故に表札なんだろう」
ある場所から突然表札が目立つように。
「あれかねぇ、これも死んだ人のなんだろうか」
「そうとも限らないよな。ほら、これなんか日本赤十字社の人だろ?これもそうだし」
「うーん・・・」
「いや、没とか書かれてればわかるんだけどね。表札だからなぁ」
ここで供養されているのはやはり「少年・少女」が多い。
「きっとあれだよ。親が子供の為にここまで来て、ちゃんと供養してくれてるんだよ」
「あの世っていうのは言うなれば原点回帰みたいなものだからね。」
「このお供え物のおもちゃがさ、すっごく愛情伝わるもんな」
ゆっくり歩いてやっと出口に・・・
「うーん、人生観変わるなぁ。ここは」
「ふむ」
「でも多分もうこないだろうけど」
「うん、ちょっとね」
ちなみに・・・
じんましんはまだまだかゆいです・・・
そして、恐山から出てきた我々を待ちうけていたものとは・・・
次回に続く・・・