明日はお袋の一周忌。だからこそ言いたい事

お袋の一周忌でございまして、あれやこれやと買い揃えております。

つか、早いものでもう一年なんだなあと。
去年のこの時期といえば、もうお袋も一人で外出が出来る状態ではなく、トイレに行くのも手助けが必要な状態でしてね。
そういった意味では自分が介護できる環境でよかったのかなあと思いますよ。

反面精神的に追い詰められていた時期でもある訳です。
結局わずかな声でも起きる状態を維持している訳で、向こうも我慢しいだから、声をかけるときって相当苦しい状態。
だからあの時は本当にお袋も自分も精神的にギリギリでしたね。

ドラマ「フリーター家を買う」で二宮君演じる主人公が「お袋がいなくなったら多分ホッとする」と言った言葉。これ実感しましたもんね。
この言葉の意味は物凄く複雑で、色々な感情が混ざってますから。

兄貴が今でも「あの時お前が介護できる状態だったからよかったよ」って言ってくれて、まあ救われたというかなんと言うか。

今年の元旦にお袋が亡くなって、前倒しで一周忌をやるんだけど参加するのは自分と兄貴だけ。
身内でひっそりやる事にしました。
理由は色々あるんだけど、色々なしがらみがありましてね、こんなところでしがらみもへったくれもないはずなんだけど、人間関係って本当に面倒でして、だったらうちらだけでいいやと。

自分はお袋と過ごした最後の4ヶ月間は「できる限りの親孝行」をしたと思っています。

両親ともこの世からいなくなって、自分には後ろ盾っていうものはありません。
兄貴も後ろ盾と言うのとは違うし、これからはもう覚悟を決めないとイカンと思うし。
だから朝あんなシビアな内容を書いたって事で・・・

親がいるから甘えられる。
親がいるから好き勝手できる。
親がいるからこそ安心してられる。

でもその親はいつかいなくなるんですよ。
その時の覚悟、できてますか？？
そして今まで後ろ盾になってくれた事に対する感謝、してますか？？

そしてそれは皆さんにとっても、そう遠くない未来の話だという事、認識してますか？？

本当にそれだけは言いたいですね。