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レアな特撮映画「第三次世界大戦 四十一時間の恐怖」を観てきました。

2020-02-21 06:18:58 | Weblog
昨日から池袋文芸座で始まった「梅宮辰夫メモリアル」のオープニングでレアもの特撮映画「第三次世界大戦 四十一時間の恐怖」が上映されるという事で、観てきました。
あまり特撮ファンでも取り上げられない作品ですが、第三次世界大戦モノといえば東宝の「世界大戦争」があります。
あれは1961年公開ですので、この作品はそれより前に公開された事になります。

物語は韓国上空で米軍機が偉大なる将軍様の攻撃で撃墜されてしまうのがきっかけで戦争が始まる・・・あれ??世界大戦争も確かきっかけは朝鮮半島だった気が・・・
そこからはもうご想像通りのパターンで、どんどん状況が悪化していく中、一般の人達の逃げ惑うシーンとか結構エキストラ使ってんなぁ・・・
でも、そこは流石東映って感じで、避難している女性をバイクに乗った兄ちゃんがかっさらうというトンデモシーンなんかもあって、世界大戦争とはまた違うゲスっぽさも見どころの一つです。
後半の特技監督をしているのがお馴染みの矢島信男監督。
東映の特撮といえばやはり矢島さんで、結構火薬量間違えたんじゃない?って位ド派手に国会議事堂を爆破させています。
世界大戦争の場合はまさに地獄絵図の真っ最中というシーンがクライマックスですが、こちらの場合は焼け野原に死体がゴロゴロ転がっているという凄いシーンがエンディングで、主役の梅宮の辰兄ぃが
「誰が戦争を引き起こしたんだぁ」
って叫ぶんですけど、映画の中でも思い切り
「一部の無能な政治家」
言われてて、おいおい今の状況はこの映画とそっくりじゃねえかとちょっと不安になってしまいました(笑)

60年前に作られた作品ですが、この当時と国家間の状況が全く変わってないというのもなんだかなぁって感じだし、作品としては物凄く面白かったんですけど、ちょっとだけ考えさせられましたねぇ。
あれですよ、世界大戦争と別角度の視点なので、見比べてみるのも面白いと思います。

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