新!編集人の独り言

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カメラを止めるなのスタッフが新作を作るってよ!!

2019-03-09 07:20:57 | Weblog
ハードルは既に上がってるからね。
『カメ止め』制作陣、今夏新作公開! キーワードは三角関係&復讐&カメ

昨日、日テレで早速「カメラを止めるな」をオンエアしてましたね。
実は自分、この作品を観てなかったんです。
食指が動かなかったのもそうなんだけど、世間様が「面白い」って口コミで評判になる作品はなぜか醒めるところがありまして・・・
「どうせCSですぐにやるよなぁ」
って気持ちでいたら、地上波でオンエアかよっ!!

と言うんで、拝見させていただきました。
確かに面白いです。
世間様が足を運ぶのも納得です。
ただ、前半はブレアウイッチプロジェクトの手法で撮影したホラーテイストで、そこから蒲田行進曲にラヂオの時間のエッセンスを組み込んだ内容なので・・・
「あれ、初めて観る作品なんだけど、この後こんな感じになるのかな?」
って予想できちゃいました(笑)

そんな彼らが次回作を作るんだそうな。
今度は多分スポンサーもつくだろうし、予算300万円でどーたらこーたらもないだろうし・・・
「さぞカメ止めより面白い作品を作ってくれるだろう」
と期待する人多いんじゃないでしょうか?

甘いですね、それ。

彼らは苦しいと思いますよ。
カメ止めの面白さは「反則攻撃の面白さ」なんですよ。
ある作品の製作現場をあえて見せるという
「その手があったか!」
と誰もが思うゲリラ戦法みたいな作品なんですね。

これ・・・次は使えません。

だとしたら、次の手を考えないとならないんですけど、ちょっとやそっとじゃお客さんは納得しないと思いますよ。
なにせ基準は「カメ止め」以上のものを要求してきますから。
仮に失敗すると"オワコン"の烙印を押されてハイおしまい・・・
要は一発屋芸人がブレイクしまくってる・・・というのが彼らの現状なんですね。

次回作はもう企画が出来上がってるようなので(コンセプトが発表されてるし)、彼らはどこかで"正攻法"の作品を作ったほうがいいかもしれません。
森田芳光監督が家族ゲームという従来の形から外れた作品を作ったあと、思い切り正攻法で漱石の「それから」を作ってます。
前半のノンストップワンカメを見る限り、できると思うんですよね。

さて、次回作は三角関係ですか・・・
結構あちこちで使われる内容だけに、映画頭が要求されそうですね。

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