米騒動

さて、本日2度目の更新でございます。

この会社も「お米」なんぞを取り扱ってます。
業務用食材業なので当然と言えば当然なんですが、一昨年から米の業者を変更した訳ですよ。
その時、サンプル品を食べさせていただいたんですが、値段相応かややおいしいというのが自分の判断。
実際サンプル品を配りながら仕入れてくれるお店を広げた訳ですよ。

ところが・・・
翌年になってあちこちからクレーム
『米の質が落ちた』
『米の色が黒ずんでいる』
その他モロモロ。

実際持ち帰った米を食べたら・・・・糠臭い!
当然専務にクレームするよう談判です。
「これ、会社の信用問題に関わりますよ」

すると専務曰く
「なんか米屋ってそういうズルいところあるみたいなんだよね」
いや、客観的な意見いらないから、クレーム入れて
「自分、あちこちから同じクレームもらってますから。きちんと解決してくれないと自信を持って売れないですよ」

ここでまた社長がしゃしゃり出てくる訳
「だったら売らなきゃいいじゃねーか。別に売るものは沢山あるんだからよ。でもよ、米をなくした分を他で補填できるのか?」

そういう問題じゃないんだけどね。こういう事をしゃあしゃあと言って『信頼関係』もへったくれもないってもんよ。

結局自分はお得意先に説明して、うちはアレしか出せない旨を説明。
お得意先はわかってくれたようで
「会社は信用できないけど、お前は信用できる」
って言ってくれた事は今の自分の財産でもある訳ですが・・・・


んで、ここからが本編
さすがに米の売上が下がってきた時、専務もこれはヤバイと思ったんでしょうか、米屋にかけあった訳ですよ。
「編集人くん、もう少し磨きをかけるようにかけあったから。でもなぁ・・・」
「なんですか」
「俺、あの米ずーっと食べてるけどまずいと思わないんだよな」
「いや、最初はそれなりでしたけど、今年に入ってからの奴は酷いですよ」
「そうかなぁ・・・だってくるまやラーメンの米と同じくらいだけどな」

・・・・くるまやラーメンのライスってあのサービスライスか?
あのレベルをうまいと思っているのか・・・・

こらアカン。つか、食材屋なんだからもう少し舌鍛えろよな。

日本人は米にうるさいです。
どんなにおかずが美味しくても米がまずければ客は来ない。
そこをこの方々は理解してない訳で。

まあ、この米屋と●●●自主規制●●●くらいやってるんだろうと。
でなきゃあそこまでクレームガンガン言っても動かないなんて絶対ありえないもんね。

ちなみにこの件以来、この米を積極的に売ることはしなくなりました。

社長の言動が謎

今朝来訪者数をみたら・・・スゲー増えてた。
この手の内容でも伸びるもんなんですなぁ。
ま、ウソ書いてないですから。脚色するつりないし。

ちなみに、多分この内容は今月いっぱい続きます(笑
それだけ溜まってるのっ

さて、社長が『普通の人とちょっと違う感覚の持ち主』なのはそろそろわかっていただいたと思いますが、その社長が例の営業会議(これで自分は体調崩しました)で自慢げに話したたとえ話をご披露しましょう。

自分がまだこの会社に入るはるか前、会社は夜飼い犬を放し飼いしていたんだそうな。
ま、泥棒対策という事もあるんでしょう。夜は門を閉めるので、実質檻みたいになるんですけどね、ま、リードは外してました(それもどーなんだという話もあるが)

ある日、その敷地内に近所の仔犬が紛れ込んだ訳ですよ。
するとこの犬、獰猛なんでしょう。その仔犬をかみ殺しちゃったらしい。

さて、問題です。
なんのたとえ話でしょう。



『それを見てな、こんな犬でも自分の縄張りを守ろうとする気持ちがあるんだって俺は思ったよ。それはどんな奴だろうと容赦しない。すげーなって俺は思ったよ。お前達は自分の縄張りに他の会社が入ってきてもどーぞどーぞって譲っちゃうだろ?それじゃダメなんだよ』


・・・・たとえ話他になかったのだろうか??

普通この話の結論って「そういうトラブルにおける対処方法」じゃないかと。
つか、嬉々としてこのたとえ話をしている社長見て『この人尋常じゃない』と思ったもんね。

ちなみにかみ殺された仔犬の持ち主は当然抗議に来ますわな。
社長なんて言ったと思います??

「うちの敷地に入ったオタクの犬が悪い。そうなりたくなかったら、首輪つけて家の中で飼ってろ」

それで「近所とトラブルは避けたい」もないもんだよなぁ・・・


こんなよくわからないたとえ話を延々一時間・・・・
それも毎日・・・・