いわきへ行っていた為に遅くなりましたが、3月2日(土)に倉敷市の福田公園体育館で行われた岡山リベッツと琉球アスティーダの試合を振り返ります。
この試合の前の時点では、既に全日程を終えている3位の静岡ジェードと勝点で1つ差をつけられて4位にいたリベッツですが、プレーオフ進出の為に残り2試合で勝点を「2」以上あげたいところでした。年明けから負けが続いているリベッツにとっては厳しい試合の連続が予想されていました。
既にプレーオフ進出を決めている琉球アスティーダもリーグ戦最終戦ということで、しっかりリーグを終える為に勝ちを意識して戦うと思われます。
この試合の両チームのベンチ入りメンバーです。
【岡山】 |
郝帥 |
谷垣 佑真 |
田添 響 |
吉山 僚一 |
丹羽 孝希 |
閻安 |
【琉球】 |
吉村 真晴 |
張本 智和 |
有延 大夢 |
濵田 一輝 |
上江洲 光志 |
現状のリベッツにとってはベストのメンバーではないかと思います。張本が世界卓球から帰ってきた琉球と如何に戦うのかという点に注目が集まります。ベテランの吉村真、強打の有延も健在で厳しい戦いになることが予想されました。
では、試合結果です。
*福田公園体育館 1,225人
岡山 3-1 琉球
◇第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
丹羽孝希・閻安 2-0 吉村真晴・濵田一輝
第1ゲーム:11-05
第2ゲーム:11-08
◇第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
郝帥 3-2 張本智和
第1ゲーム:11-10
第2ゲーム:06-11
第3ゲーム:11-10
第4ゲーム:04-11
第5ゲーム:11-08
◇第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
谷垣佑真 3-1 吉村真晴
第1ゲーム:11-05
第2ゲーム:11-09
第3ゲーム:08-11
第4ゲーム:11-09
◇第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
丹羽孝希 1-3 有延大夢
第1ゲーム:03-11
第2ゲーム:09-11
第3ゲーム:11-10
第4ゲーム:08-11
🏓ダブルスに完勝すると、郝帥が張本との死闘をフルゲームの末に取り切って連勝。谷垣も吉村真を「3-1」で下して、この時点で勝利とプレーオフ進出が決まりました。丹羽と有延の対戦は常に死闘になりますが、この試合は既に勝敗を決していたこともあって有延が思う存分に振り回して、強打が炸裂。丹羽も上手くいなし切れずに押し切られました。
試合の焦点となったのが第2マッチの郝帥と張本の対戦。総得点では張本に大きく劣っている郝帥が試合には勝つという卓球の面白さが凝縮されたような試合内容でした。ここぞの場面で1点を取り切る郝帥の本来のスタイルが復活したことはファイナルに向けても心強い限りです。
第3マッチの谷垣も吉村真の追い上げをかわして勝利しました。サーブが効果的で試合を常に優位に進められたことが勝因と思います。
もう一つ、心強い気持ちになれたのがダブルスでの丹羽と閻安のペアの復調です。リベッツの勝利の方程式であるダブルスでの先勝ができれば、勝利の確率がグッと上がりますから。
そして、今季リベッツにとってのリーグ戦最終戦は福田公園体育館での連戦となる金沢ポート戦です。
プレーオフまであまり時間がない中で、チーム状態を最高に持って行く為にもしっかりした試合をして勝ち切っておきたいところです。
連勝を強く期待しました。
その結果は後程です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます