関西学生野球連盟春季リーグ戦第4節の2日目が、大阪市南港中央野球場で行われました。
この日は「同大-近大」3回戦と「関大-関学」の2回戦が行われました。
立命が4連勝で勝点を「2」に伸ばしているので、昨秋に続くリーグ制覇を目指す関大としては絶対に落とせない関関戦の第2戦となりました。
1回戦から日にちが空いているのでエースの金丸を先発させられるのがプラス要素ですが、金丸でこの試合を落とすと苦しくなります。
では、試合結果です。
▽3回戦(近大2勝1敗)
同 大 002 000 000│2
近 大 120 300 30X│9
(同)真野・清野・髙木・財原・土岐・清川-辻井
(近)北見・矢田・西本・野口・寺沢-吉岡・中丸
⚾14安打で9得点の近大が勝点をあげました。同大は3安打に封じられるなど攻守に精彩を欠きました。
リーグ制覇を目指すなら負けられない相手が続きますが、GWの連戦に突入する次節以降が大事な局面になりそうです。
▽2回戦(関大2勝)
関 大 000 000 400│4
関 学 002 000 000│2
(関)金丸・岩井・河野-有馬
(学)執行・大林・坂本・平山-石井
⚾劣勢だった試合展開を7回の集中打でひっくり返した関大が連勝で勝点を「2」に伸ばしました。3投手の継投で10安打を浴びましたが要所を締めて勝ち切りました。攻守が噛み合わないと中々勝てないチームなので、これからも苦しい戦いが続きますが、しっかり勝ち抜いて欲しいものです。
第5節は、4月28日(金)からほっともっとフィールド神戸にて行われます。
対戦カードは「関大-立命」と「近大-関学」です。まずは、立命に勝って首位をしっかり固めたいところですね。
ここから最終節の近大戦まで息の抜けない試合が続きます。
昨年も同じカードの春のリーグ戦を観戦しましたが、今年はスタンドに声出しの応援団が復活して久々に大学リーグ戦の華やかな応援団を観ることが出来、本来の楽しい雰囲気を味わうことが出来ました。
やはり、生のスポーツ観戦はいいですね~。
ちなみに、issanさんも甲子園球場での関関戦などで実感済みと思いますが、プロ球団の本拠地であり、高校野球地方予選の盛り上がりが凄まじい横浜スタジアムで、まあ観客は1000人そこそこくらい、(ざっと見た感じ)ということは、ビッグスタジアムでゆったりとプレーや応援合戦を観ながら楽しむことが出来た、まあ気楽な観戦でしたね、どちらも母校ではないこともあり。
(卒業生に友人がいることなどから、視点は神大寄りでしたが)
昨年、この球場に楽天-ベイスターズのプロ野球を観に来た時や、夏の高校野球を観に来た時とも違い、売店は全部しまっていましたが、外で弁当を買って行ったので取りあえずは大丈夫でした。
試合は神大が延長10回、タイブレークで3-2で逆転勝ちでした。応援団が気合が入っていて、応援の力もあったかもしれません。やはり「華」ですね。前半は押されていましたから。
昨日は、タイブレークというものを初めて現場で観ました。まあ、私には「一つの形かな?」とは、思えました。戦略や、双方の集中力のギアの上がり具合が、客席にまで伝わってきましたから。ただ、やはり12回くらいまでは通常の延長戦でもいいと思います。
神大には、盛岡大附属時代に選手権岩手大会ホームラン記録を作り替え、甲子園でも大活躍した金子選手がまだ2年生ながら4番ファーストで、これは向こう3年は神大野球部をチェックしなければ、と思いました。彼の世代は甲子園が無観客で、盛岡大附属も甲子園2勝しましたが、その意味では気の毒な世代でした。まあ、そのことは、あの年の甲子園に出た全選手が「大観衆の前でやりたかった」と思っているかもですが。
大学野球の雰囲気は大体何処も似たようなものでしょう。六大学、特に早慶戦が異様なのです(笑)
楽しめたら良いので、応援風景が戻ってくれて嬉しく思います。