一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

常盤貴子さんはきれいだった

2013-05-01 | 観劇記録
 久しぶりの観劇だった。パルコ劇場。
寺山修二の、ストーリーがあるようでない話。
「レミング~世界の涯まで連れてって」
 主人公の中華料理人が片桐仁さんと 八嶋智人さん。        。
突然アパートの壁が消えたところから舞台は始まるが、さすが寺山ワールド。
言葉遊びのようなセリフと群舞の洪水。
 常盤さんは、一つの場面を繰り返し撮影している昔の大女優。大階段から降ながら歌ったり、タンゴを踊る場面もありで、美しさ全開だった。黒い衣装にはで目の化粧が似合っていた。さすが女優である。
 松重豊さんは、女装でお母さん役。ほとんど顔だけ出して、息子に追いやられた床下で畑を作っている設定。
 なにがなんだかわからないうちに、結局精神病患者の治療だったってことでごまかされたような感じだ。モヤモヤ度は大だけれど、非日常世界に浸るのも悪くない。
 なにせ現実があまりにも夢のない世界なもので・・・・・