一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

小学校給食によるアレルギーでの死亡に思う

2013-01-08 | 仕事関係
  小学校でチーズ入りのチヂミを食べて児童が死亡した事件。
せっかく特別食まで用意して配慮していたのに、結局はお代わりをしてしまったために食べてはいけないものを食べたことが原因だった。
お代わりは担任の先生があげてしまったらしい。
 1つ疑問なのは、特別食を作るくらいの深刻なアレルギーなのに、弁当持参にしなかったのかということ。理由があれば、学校はすぐ許可をするはず。だめですとは言わない。
 現に、自分のクラスに歯科矯正の器具で口が開かないので、おかゆにしてほしいと希望があった時も何の問題もなく弁当持参をOKしたこともある。
 こういうケースではクラスの他の子も暖かく見守っていて「ずるい」ということを言う者はいないから、悪口を言われるという心配もないはずである。

 今の給食は、おいしく食べてもらうために、意外な材料を給食の中に盛り込んでいたりするので、気を付けていても「うっかり」ということもある。給食ではないが、ちくわに卵かなんかが練りこまれていて、それを気付かず食べて中毒になった…というような事件があったような気がする。
 
 どうやら担任が食べてはいけないものをチェックしていなかったという報道もされていたが、給食時の準備やらなんやらで忘れてしまうこともある。ましてや「おかわり」を言われたら、普通に「はい」と出してしまうこともありうる。
 もう、これは本人に自覚してもらうしかないのである。自分だったら、30人以上の1人1人に毎日気を配れる自信はない。
 今は、昔より、アレルギーの子が増えた実感がある。卵だの、牛乳だの、魚だの・・・・多種多様である。
 だから、結論は「重いアレルギーがあったら、弁当を申し出てくれ」だ。
 そうすれば、アレルギーの出ない物を自分の好きなだけの量を持ってこられ、おなかがすいて自分にとって危険な食事をおかわりをすることもないだろう。
 個人的には給食は撤廃してほしい。中学生ともなると、おなかがすくのでいかに多く盛るか、盛らせるかのせめぎあいになり、弱い子がもらえなかったり、デザートをとられちゃったりする。それを正させ、平等にさせようとして生徒と口げんかになることも多かった。弱い子や心優しい子が我慢をする給食なんて正直無用だ。
 しっかり見ていないといけない給食を何十年も体験してきたので、目の動きだけは30歳台である。
 右目で「こら、人のプリンをとるな」と叱り、左目で「そこ、全員に配られないうちに食べるな」と叱る毎日で目が鍛えられた。

 ということは置いておいて、本当に給食を見直していかないと、悲劇はどんどん起こる気がする。