一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

コシノブランド

2012-03-07 | 買い物全般
朝ドラマ「カーネーション」を熱心に見ている。
 尾野さんから夏木さんに交代したので、ちょっと「?」な部分はあるが、でも、実在のコシノ3姉妹に関係したことだし、昭和40年代以降は自分もよくわかるので、見ていて楽しい。
 そういえば「ミチコロンドン」のタオルがず~っと昔の実家にあったような気がするけど、それ以外にコシノデザインの洋服なんてまさか持ってないよな~と思ったら・・・・あった!



 昨年「プチ断捨離」をした時、これだけは捨てられない・・・・と思って捨てずにおいた黒のコートが「ヒロコ・ビス」だった。確か数年前に1万数千円で買った物。
デザインが自分好みのチョット変わった物だったことと、比較的安かったのでほぼ一目惚れで買ったのだった。その後むくむく肥満して着るのも窮屈になったのでクローゼットの隅っこにほったらかしだった。
明日久しぶりにこれを着てみようかな。
 何だ自分はコシノブランド好きだったのか~とさらにドラマを身近に感じたのだった。

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昔の乳がん治療

2012-03-07 | 本の感想
 300円の中古で買った山中登美子作「乳がん克服のための十二章」一気に読んだ。
 ご本人は1989年に乳がん手術して、この本はそれから10年後の1999年に出版された。これは昔の乳がん治療を知る本として面白かった。
 意外だったのは20年以上前からⅢやⅡaなんて基準もあったこと。それから、乳ガンや子宮がんなどは手術してしまえば治ってしまう、たちのいいがんだという常識(世間)が広まっているというのは現代も同じかも知れない。
 内容は自分の経験をもとに「入院生活は楽しかった」とか「がんもどき理論」を展開する教授へ反対するため、主治医に本を書くよう勧めて実現させるなど、積極的な活動が満載だ。
面白いのは、テレビや映画の中で乳がん(あるいは他の癌も含めて)がどう扱われているかをまとめた章。(どうやら映画評論家だったらしいので当然か)
書いてある中では、「悪魔のような女」(1996年 フランス)や「学校Ⅲ」(山田洋次監督)などの映画とドラマ「素晴らしきかな人生」(浅野温子主演)が気になった。ドラマは無理かも知れないが、映画はレンタルできると思うので、機会があったら見たい。面白い観点を持っている方だと思った。

最後に乳がん体験がおもしろかったという言葉で締めくくれるのがすごいと思った。

 自分はこういう行動的な乳癌患者の本を意識的に探しているわけではないが、こういう本を書ける方は生活や考え方が前向きで行動的なのだろう。
たぶん、これからもこういう本に巡り会えれば幸せである。
ちなみに山中さんは2009年の段階で66歳。お元気な写真があった。今でもバリバリとご活躍なのだろうか?

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