伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

紅白

2006年01月03日 | テレビ
年末に紅白を見るというのは、
女性にとってはお正月のおせちの支度をしつつ、
年越しそばを食べつつの行事と化している。
ウチはお歳暮に讃岐うどんをもらうので、
いつも年越しうどんだ。
そして、おせち料理はデパートで注文するようになったが、
それでもそれで足りない分は家で作る。
さといもの炊いたのだとか、なますだとか、
す蓮根や出し巻などは自分の家で作る。
そのために、紅白の画面をテレビに映しつつ、
それらを作る。


別に紅白が好きではないのだが。
でも、民放の格闘技番組などはもっと好きではない。
大体、年末でなくとも普通でも格闘技などは見たことがない。
ウチの母などは年寄りだからもっと見たことがないだろう。
K1だかM1だか知らないけれど、
きらいというより、興味がもともと全然ない。
だから、おせちの準備をしつつ格闘技を見るなんてことは、
ウチの家ではあり得ない。
サラリーマンの男性などだったら格闘技を見るのかもしれない。
でも、女は見ない。
格闘技を見るのが好きな人とはどんな人なのか、
そもそも見当がつかないほどなのだ。
だから、年末の押し詰まった時に、
わざわざ格闘技などどうして放送するのか、
どうして見たいと思うのか。
それが分からない。

と言って、どうしても紅白を見なければ、
と思っているわけでもない。
ウチは受信料を払っているから、
紅白を見る権利があるにはある。

だけど、そもそも私は昔も今も洋楽党で、
ビートルズからヘンデルまで、
洋楽しか聞かなかった人間だ(RC、X Japanを除き)。
だから、邦楽(?)というか、日本の歌謡曲、
Jポップス、Jロック等をずっと軽蔑している、
という立場にある。
日本人なのだから、自国の音楽を否定してどうする、
という話なのだが、それはさておき、
だからして、歌謡曲の集大成など本当は興味がない。

しかしNHKがスキウタというのを募集して、
それが本番の紅白にちっとも反映されていない、
ということに腹を立て、ワシならこうする、
と考えて実はかなり自分のドメスティックな血液は否定出来ないのだと
思い知ったのであった。


そのことはいずれ書く機会があれば書くとして、
今年の紅白は、みのがうざかった。
私はみのもんたが好きではない。
ウチの母もきらいだと言っているから、
我が家ではみのもんたの出演するテレビを何一つ見たことがない。
母はみのが司会なら紅白は見ない、とまで言っていたが、
先ほども書いたように、
ほかに見るものがないから仕方なく紅白を見ていた。
なぜみのもんたが全国的に人気があるのか、
ウチの親子には永遠に分からない。
(あくが強すぎるというのはあるだろう)

で、紅白ではみのもんたが(注射のためか、休むためか)
所々退席する場面があったが、
その時には進行がスムーズに行っていた。
いない方が、あきらかに他の人たちが楽そうだった。
みのがいると話が噛み合わなくて、
みのは関係ないことを喋り出すし、何ともいらいらした。
やはり、紅白の司会にみのは不向きだったのだ。
みののおかげで視聴率が少し盛り返したそうだが、
訳が分からないなあ。


ところで、「義経」の時におタッキーを
さんざん下手くそだと馬鹿にしていたのだが
(馬鹿にしていたつもりはなく、親近感のつもりだったのだが)、
実は私は「義経」で滝沢をかなり気に入っていたと言えるだろう。
その証拠に「里見八犬伝」をちらちら見ていたり。
で、滝沢の出演場面が少ない、と不満だったり。
「里見八犬伝」をちらちら見た限り、
滝沢くんが特別にひどい訳ではないことが分かった。
他の若い出演者などは、滝沢よりもっとひどい。
もちろん年長の人たちはセリフもしっかりしていたけれど…。


やはり大河には歌舞伎系とか、
伝統芸能系の人たちの方が向いているのだと思う。
セリフの言い回しなどが全然違うから…。
お腹に力が入っているというか、発声がきちんとしているというか。
それはでも、以前から言われていたことだ。

「何やら家の陰謀」だったかなあ…(忘れてる…。映画である)。
萬屋錦之介(字…また違っているかも)が重厚な演技をしているのに、
他の人たちの台詞回しが全然駄目で、彼一人が浮いていた、と。
すでにそのころでさえ、
日本には時代劇を演じるちゃんとした役者がいなくなった、
なんて評されていたものだ。





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