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映画「ハート・ロッカー」の感想

2010年03月10日 | 映画
爆発物処理の現場にあるのは隣り合わせの生と死。すべては一瞬で分けられ、一瞬で片が付きます。
映画の舞台は戦場ではありますが、お互いの主義や主張や戦闘相手の心情などは描かれていないので、なぜ爆弾が爆発しなければならないのか、その理由も背景もわかりません。そして映画を観ている私は安全な場所にいるのです。
極限の状況の中では人間は、闘争本能に火がつくタイプと、恐怖心に囚われてしまうタイプがあるようです。私は後者のほうなので、この映画の主人公の生きている感覚が理解できませんでした。
それは正義感や使命感などではなく、勇気とも違う、「死」と隣り合わせの刹那的な感覚によってのみ実感できる「生」なのでしょうか。
この映画を観て感動する人はいないとおもいますが、興奮する人はいるかもしれません。
でも私には、わからないです。私には考えないでいるなんて出来ないので、不安と闘いながら生きていくしかなさそうです。



2 コメント

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映画 (ぶくろ)
2010-08-14 17:46:55
「ハートロッカー」 名画座へ戻ってきたので見ました。感想は私のブログにアップする予定です。(^○^)
「月に囚われた男」 は9月に名画座へ戻って来るので忘れていなければ見る予定です。
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映画を観に行きたいです~ (燈子)
2010-08-16 00:06:11
ぶくろさん、こんばんは。

「ハートロッカー」ご覧になったのですね。ぶくろさんの感想も読ませていただきますね。

私は最近、なんだか余裕がなくて、しばらく映画館に行っていません。
夏休みが終わったら、映画を観に行きたいなと思っています。
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