ただの偶然なのですか

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ビューティフルワールド

2010年03月04日 | いろんなこと
子どもの頃は卒業式で泣いたことなんてなかった。冷めた目で周りを見ながら、自分は感受性にどこか問題があるんじゃないかと思ったほどだ。
それが大人になった今では、我が子が卒業するわけでもないのに、卒業ソングを聴いただけで涙があふれてしまう。
卒業ソングの歌詞に描かれている世界観。希望を持って未来を信じ、友達を信じ、この世界を信じ、なによりも人間を信じている。
特別支援学級の子ども達を前にして、校長先生の「この子たちは大丈夫です」という根拠のない断言にさえ涙が出てしまう。
声を合わせて歌う子ども達の無邪気な笑顔を見ていると「この子たちに幸あれ」と祈らずにはいられない。
卒業ソングに描かれている理想の世界は確かにここにあるはずだ。誰もがそう願っているからこそ歌はあるのだとおもう。

2 コメント

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涙腺 (ぶくろ)
2010-03-16 21:20:54
小学校の卒業式では、私は笑い過ぎて先生からにらまれた記憶があります。変な意味で感受性が強すぎました。
答辞読んだのですけれどね。(^○^)
旅立ちは、挑戦。
経験を積んだ今となって思うことは、子供達の旅立つ姿に大人たちは「がんばれよ」とエールを送って、心配の涙のような気がします。
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涙もろくなったのは年のせい? (燈子)
2010-03-17 11:04:26
ぶくろさん、こんにちは。

卒業式で答辞を読まれたなんて、すごいですね!緊張しそうです~。
そういえば私は子どもの頃、緊張するとニヤニヤ笑ってしまう変な癖がありました。

私は年をとるにつれて涙もろくなってきて、それは人生経験を積んで感受性が豊かになったからだと思っていましたが、テレビで脳科学者が「涙もろくなったのは脳が老化したから」と言っていたので、それは違うだろ~と反論したくなりました。


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