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映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の感想

2010年12月28日 | 映画
ヤマトとは何か。それはタイトルが示すとおり「戦艦」なのでしょう。
では、その旧式の外観の戦艦は、なんのために未来の宇宙空間を飛んで行くのでしょう。
「地球を救う」という使命を担い、命がけで戦う乗組員たち。次々と死んでいく彼らの姿に戦時中を彷彿させられました。
そしてヤマトは、まさに「大和魂」の象徴なのだと感じました。この映画は「精神」の映画なのだと感じました。
そのことは、彼らが戦った相手の姿にも象徴されていると思います。
「ガミラス」という名の「絶望」と戦うため、「イスカンダル」という名の「希望」を目指す船。
たとえ何の保証も確証も無くても、「希望を信じて可能性に賭ける」。
閉塞感があふれている今の時代。それでも私たちの船は希望を持って前進しなければならないのです。


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