今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

事業の仕分け

2008-06-14 | 市政一般
今日の神戸新聞にもでてましたが、加西市では
「事業仕分け」に取り組みます。大賛成。

事業仕分けというのは、
例えば予算書に「環境教育事業 100万円」とあっても
なんだかよさそうな事業ということしかわかりません。
むしろ10年つづいた継続事業となればなおさらです。

それを専門家や他市の職員や市民の目で
「そもそも必要か?」
「市がやる仕事か?県がやるべきか、国がやるべきか、
  むしろ民間がやるべきか、地域市民がやるべきか」
こうしたことを、「そもそも・・」という
本質論にたって議論をするのが事業仕分け。

つまり「環境教育事業 100万円」
が実際には小学生を募集して、キャンプをやっている
事業で100万円・・・・という中身を加西市職員が
説明する。それに対して外部委員が質問をする。
そして、ジャッジ!ということです。



本会議でも議論させていただきましたが、

重要なのは・・・

 事業仕分けにかける「事業」を何にするか?です
   市側がつっこまれるのをいやで、やりやすい無難な
   事業ばかりでは、やる意味なし。

   特に、毎年「高額なお金」をつっこんでコンサルに
   なげている事業を取り上げて欲しいものです!

 それから、大切なのは、取り組む職員の意識です。
   みなさん一生懸命やっていると思いますが、
   そこでの不要・廃止・委託とされる「感覚」を
   「なんで?」と自問自答してほしい。

 そして、事業仕分けは「道具」でしかありません。
   官が担うことは何か?民(企業や市民)が担うことは何か?
   を整理する場で、その議論そのものに意義があります。
 

 こうした大切な「感覚」「議論」をどのように市役所内、市民に
 PR、広めていくのかのシナリオを「事前に」つくっておく
 ことが担当の「経営戦略室」に求められていますね!

よく市役所は「前例主義」などと批判されます。
こうした機会に「加西市役所はちがうで!」となって欲しいものです。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき