おしい!というのは、前回同様、元先輩の仕掛けた「おしい!広島県」の
パクリですが。言い得て妙。
GOODな可能性を潜在的にもちながら、もう一息活かせていない。
しかし、その潜在能力が開花すれば・・・・
さて、先日ここ1年間の人口推移を確認してみた。
H23年とH24年の両方とも3月末の兵庫県発表の推計データ
を比較してみました。
↓↓↓ クリックして拡大してください ↓↓↓
ご覧の通り41市町中12番目の減少率。
近隣 西脇、小野、加東との差が大きいことがよくわかります。
次に人口問題では注目すべきが「社会増減」です。
何回か前のブログでも書きましたが、平たくいえば、
引っ越してきた人と引っ越していく人の差です。
これも同様に H23年3月末~H24年3月末までの数字を
拾って集計してみました。
↓↓↓ クリックして拡大してください ↓↓↓
これも41市町中 13番目。人口4~5万程度でいえば
4番目に言わば「引っ越されてしまっています。」
私の長男も引っ越しましたが、住民票は加西にまだ残していますので
本当は、さらに-1人。そんな学生も多いのでは?
兵庫県の人口統計のデータによれば、昭和22年には48,000人を超えてますから
それ以前にもどってしまったということです。
(人口の年齢分布が違うでしょうが)
さて、これからの20年、30年、このままであれば急速に人口減少をし、
2050年には30,000人程度と言われています。
大正9年ですら38,000人いましたので、いかに少ないか想像以上ではないでしょうか。
これからは2つの道を選択しなければなりません。
①近隣との市町競争に勝ち抜き、人口を他市から奪ってでも、
人口を維持していく(まさに5万人にする)
そのために、人口移動を誘発する高い付加価値を創造する。
②人口減少に合わせて、縮小均衡するバランスのとれた自治体を目指す。
そのために、公共施設、公共サービスのバランスを整理していく。
実は3つ目の選択肢があります。
③「結果として何もしなかったという選択」です。
明確な方向性がないばかりに、人口減少だけが進み、
30年スパンでいえば、周辺地域に高齢者の生活難民が散在する状況を
生みだしていくことになります。
自然はもとより、田畑などの2次的自然の担い手がいなくなり、周辺
地域は荒廃していくことになります。
古い歴史のある加西市の歴史や文化は衰退を免れません。
③にならないために、①か②を選ばなければなりません。
または①をやりながら②の準備をしなければなりません。
これは、広域合併をやっても同じことです。
①を目指すのならば、「人口移動を誘発する付加価値」を何にするかの
具体策=政策を市民に提案し、一緒にすすんでもらいたい。
市だけでは力(権限・財源)がなりない。県・国の後押しがあるかどうか
も大変重要。
肥沃な耕作地。古い伝統。広い市域、使われていない土地。
兵庫のほぼ中心にする立地。高い貯蓄高。
まさに「おしい!加西市の人口減少・・・・」
取り戻せ!ふるさと加西の未来
実現する県政へ!
井上ちあき
パクリですが。言い得て妙。
GOODな可能性を潜在的にもちながら、もう一息活かせていない。
しかし、その潜在能力が開花すれば・・・・
さて、先日ここ1年間の人口推移を確認してみた。
H23年とH24年の両方とも3月末の兵庫県発表の推計データ
を比較してみました。
↓↓↓ クリックして拡大してください ↓↓↓
ご覧の通り41市町中12番目の減少率。
近隣 西脇、小野、加東との差が大きいことがよくわかります。
次に人口問題では注目すべきが「社会増減」です。
何回か前のブログでも書きましたが、平たくいえば、
引っ越してきた人と引っ越していく人の差です。
これも同様に H23年3月末~H24年3月末までの数字を
拾って集計してみました。
↓↓↓ クリックして拡大してください ↓↓↓
これも41市町中 13番目。人口4~5万程度でいえば
4番目に言わば「引っ越されてしまっています。」
私の長男も引っ越しましたが、住民票は加西にまだ残していますので
本当は、さらに-1人。そんな学生も多いのでは?
兵庫県の人口統計のデータによれば、昭和22年には48,000人を超えてますから
それ以前にもどってしまったということです。
(人口の年齢分布が違うでしょうが)
さて、これからの20年、30年、このままであれば急速に人口減少をし、
2050年には30,000人程度と言われています。
大正9年ですら38,000人いましたので、いかに少ないか想像以上ではないでしょうか。
これからは2つの道を選択しなければなりません。
①近隣との市町競争に勝ち抜き、人口を他市から奪ってでも、
人口を維持していく(まさに5万人にする)
そのために、人口移動を誘発する高い付加価値を創造する。
②人口減少に合わせて、縮小均衡するバランスのとれた自治体を目指す。
そのために、公共施設、公共サービスのバランスを整理していく。
実は3つ目の選択肢があります。
③「結果として何もしなかったという選択」です。
明確な方向性がないばかりに、人口減少だけが進み、
30年スパンでいえば、周辺地域に高齢者の生活難民が散在する状況を
生みだしていくことになります。
自然はもとより、田畑などの2次的自然の担い手がいなくなり、周辺
地域は荒廃していくことになります。
古い歴史のある加西市の歴史や文化は衰退を免れません。
③にならないために、①か②を選ばなければなりません。
または①をやりながら②の準備をしなければなりません。
これは、広域合併をやっても同じことです。
①を目指すのならば、「人口移動を誘発する付加価値」を何にするかの
具体策=政策を市民に提案し、一緒にすすんでもらいたい。
市だけでは力(権限・財源)がなりない。県・国の後押しがあるかどうか
も大変重要。
肥沃な耕作地。古い伝統。広い市域、使われていない土地。
兵庫のほぼ中心にする立地。高い貯蓄高。
まさに「おしい!加西市の人口減少・・・・」
取り戻せ!ふるさと加西の未来
実現する県政へ!
井上ちあき
残念ながら加西は非常に特殊な土地に思えます。住む人の意識が完全に時代錯誤なのです。伝統は大事にすべきですが、因習・陋習ともいうべきものに雁字搦めにされているように感じられます。そのために苦しんでいる加西出身の者が身近におり、見ていて辛いのです。若者は特に住むべきではないです。
加西から一度出て、大阪なり東京なりの空気に触れてみたならば、加西のおかしさに気付くのではないでしょうか。だから大学進学などで出て行った人間が戻らないのだと思います。
加西には良いところがたくさんあります。もちろん人も、井上ちあきさんのような熱心な方がたくさんいるのに。。。そういう人が前面に出てこられない、既得権益者に潰されてしまう、そこに加西市人口減少の要因があるように思えます。
ここまで書いておきながら、やはり私も加西に愛着があるのです。今後の再生を強く望みます!
コメント、それも熱いコメントありがとうございます。
残念ながら、ざっくりした言い方ですが、因習・陋習の弊害(よいところもあると思うのは、ネイティブな加西人だからでしょうね)や、既得権益者のいごこちという点については、その通りだとおもっています。
そこの問題は危機感の希薄さ、現状認識の不十分さなのかもしれません。戦後より高度成長期を向かえ加西市も右肩上がりに生活が向上し、市勢も勢いづいてきた中での「心地よさ」が優先し、「今を変えることへの不安感」が強いのでしょう。また、ご指摘のように外を知らないということも大変大きな要素だと思います。
が、それであきらめてしまっては、同じこと。
また、地域再生に向けて何か役にたてるように行動していきたいと思います。
外にいるからこそ、実感できる視点でまた、いろいろとコメントください!