介護認定について、昨年の厚生委員会、本年の本会議などで
取り上げてきました。
特にこの前の9月議会では「本年4月~9月に介護認定を
受けられた方」に対して問題があることを指摘してきました。
つまり、4月から介護認定の基準が見直されたために
以前と比べて、介護度が軽く判定されるということが
言われていました。
介護認定には、3種類ありますが、
①新規での認定
②以前に認定していたものの更新
③途中での変更申請
これらのうち、②の方は新基準で軽く判定されても
以前の介護度を継続することが選択できました。
たとえば、要支援1と新基準で判定されても、以前が
要介護2であれば、自動的に要介護2を継続すること
ができたのです。
ところが、①と③の方は新基準での判定結果しか選択
できませんでした。
そこで、②の方が実際に新基準と旧基準とでどのように
判定されたのかを市に情報提供してもらい分析すると
なんと36%もの人が新基準で軽く判定されていました。
ということは、4月~9月に介護認定をうけられた
①と③の方も同じように軽く判定されいる「可能性」が
あります。
この事実を知っていながら放置するのか?という指摘を
しました。
強制的に介護保険は徴収しておきながら、受けられるはず
の入浴やヘルパーさんなどの介護サービスが要介護度が低いため
十分に受けられていないかもしれないということです。
すると、市でもホームページで対応をしていただけています。
内容は加西市のホームページへ。
お心あたりのある方、お知り合いに介護サービスを受けられて
いる方を知っている方は教えてあげてください。
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき
取り上げてきました。
特にこの前の9月議会では「本年4月~9月に介護認定を
受けられた方」に対して問題があることを指摘してきました。
つまり、4月から介護認定の基準が見直されたために
以前と比べて、介護度が軽く判定されるということが
言われていました。
介護認定には、3種類ありますが、
①新規での認定
②以前に認定していたものの更新
③途中での変更申請
これらのうち、②の方は新基準で軽く判定されても
以前の介護度を継続することが選択できました。
たとえば、要支援1と新基準で判定されても、以前が
要介護2であれば、自動的に要介護2を継続すること
ができたのです。
ところが、①と③の方は新基準での判定結果しか選択
できませんでした。
そこで、②の方が実際に新基準と旧基準とでどのように
判定されたのかを市に情報提供してもらい分析すると
なんと36%もの人が新基準で軽く判定されていました。
ということは、4月~9月に介護認定をうけられた
①と③の方も同じように軽く判定されいる「可能性」が
あります。
この事実を知っていながら放置するのか?という指摘を
しました。
強制的に介護保険は徴収しておきながら、受けられるはず
の入浴やヘルパーさんなどの介護サービスが要介護度が低いため
十分に受けられていないかもしれないということです。
すると、市でもホームページで対応をしていただけています。
内容は加西市のホームページへ。
お心あたりのある方、お知り合いに介護サービスを受けられて
いる方を知っている方は教えてあげてください。
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき
介護認定の判定基準については、改定以来物議をかもしていますね。
軽く判定される=介護保険出し渋り
の様な捉え方もあり、批判が出るのも無理からぬことかも知れませんが、介護保険制度もやりくりが難しそう(ひと事とは思えない…)
行政の方針はあまりよく分かりませんが。
判定が重く出た場合も『?』ですが、軽く出た場合のほうが『え?こんなに大変なのに!?』なんて、不服が出やすいでしょうね。
初めて認定を受ける場合はともかく、すでに利用中の場合はどうしても前と比べてしまう。
実際の判定について言えば、短時間の調査でご本人の状態を正確に捉えることはかなり難しいものです。
『普段は認知症もひどく、一人で立ち上がることも出来ないのに、認定調査員が来た時はしゃきっとして別人のようだった』(これって素晴らしい残存能力!?)とか、その逆のようなケースもよく耳にします。
そのため、家族や、すでに利用しているサービスがある場合はその事業所、ケアマネなどからも情報提供するのですが・・・。
介護負担だったり、金銭的なことだったり、色んなことが絡んでくるので本当に難しいですね。
こんな例も。
施設入所されていて、たまにご家族が面会に来られると、穏やかでしっかりお話され、ご家族も喜んで帰られる。
かたや介護者から見ると、介助が増えてきた、認知症が進行して暴言や介護拒否も出てきた・・・。ご家族に状況を説明しても『会うたびニコニコしてるのに…』と思われる。
ご家族は『うちのお母さん、こんなに重いはずがない』
介護者は『判定は軽いくらいでは?』
捉え方に温度差がありますね~。
ご本人が『わしゃ要介護3やったんじゃ。ちょっと軽すぎんか?』なんてことはあまりないでしょうしね(笑)
今回の改定に伴う判定基準の揺れには批判が多かったようですが、介護保険制度を継続可能なものにしていくことも大切。
福祉行政の課題は大きく、国民も自分自身の問題として捉え、一緒に考えていくことが必要ですね。
コメントありがとうございます。
根本的な国の話はさておき、加西でも
こうした福祉関連費用は、高齢化の中で
予算として増加せざるを得ないものの、
行政が進んで予算化しているという姿勢
には到底思えません。
新基準のケアマネなどへの講習会への
傍聴を申し出ましたが、断られてしまいました。
昨年来、介護保険料の基金が積み放題
になっていることを指摘すると、
本年は保険料の値上げを見送られました。
介護保険制度自体が倒れてしまっては
もともこもないのですが、保険料を
とるだけとって、サービスの充実を
怠っているのではと思います。
こうしていうのも、生活に直結した市の
行政に期待せざるを得ないからです。
それでも、国や県のいいなりのように
思われますが。。。。
まだまだ最前線のことはわかりませんので
いろいろと教えてください。