今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

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おしい。加西市の人口。。。

2012-05-08 | Weblog
おしい!というのは、前回同様、元先輩の仕掛けた「おしい!広島県」の

パクリですが。言い得て妙。


GOODな可能性を潜在的にもちながら、もう一息活かせていない。

しかし、その潜在能力が開花すれば・・・・


さて、先日ここ1年間の人口推移を確認してみた。

H23年とH24年の両方とも3月末の兵庫県発表の推計データ

を比較してみました。

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ご覧の通り41市町中12番目の減少率。

近隣 西脇、小野、加東との差が大きいことがよくわかります。


次に人口問題では注目すべきが「社会増減」です。

何回か前のブログでも書きましたが、平たくいえば、

引っ越してきた人と引っ越していく人の差です。

これも同様に H23年3月末~H24年3月末までの数字を

拾って集計してみました。

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これも41市町中 13番目。人口4~5万程度でいえば

4番目に言わば「引っ越されてしまっています。」

私の長男も引っ越しましたが、住民票は加西にまだ残していますので

本当は、さらに-1人。そんな学生も多いのでは?



兵庫県の人口統計のデータによれば、昭和22年には48,000人を超えてますから

それ以前にもどってしまったということです。

(人口の年齢分布が違うでしょうが)


さて、これからの20年、30年、このままであれば急速に人口減少をし、

2050年には30,000人程度と言われています。

大正9年ですら38,000人いましたので、いかに少ないか想像以上ではないでしょうか。


これからは2つの道を選択しなければなりません。

①近隣との市町競争に勝ち抜き、人口を他市から奪ってでも、
 人口を維持していく(まさに5万人にする)
 そのために、人口移動を誘発する高い付加価値を創造する。



②人口減少に合わせて、縮小均衡するバランスのとれた自治体を目指す。
 そのために、公共施設、公共サービスのバランスを整理していく。


実は3つ目の選択肢があります。

③「結果として何もしなかったという選択」です。
 明確な方向性がないばかりに、人口減少だけが進み、
 30年スパンでいえば、周辺地域に高齢者の生活難民が散在する状況を
 生みだしていくことになります。
 自然はもとより、田畑などの2次的自然の担い手がいなくなり、周辺
 地域は荒廃していくことになります。
 古い歴史のある加西市の歴史や文化は衰退を免れません。


③にならないために、①か②を選ばなければなりません。
または①をやりながら②の準備をしなければなりません。

これは、広域合併をやっても同じことです。


①を目指すのならば、「人口移動を誘発する付加価値」を何にするかの

具体策=政策を市民に提案し、一緒にすすんでもらいたい。

市だけでは力(権限・財源)がなりない。県・国の後押しがあるかどうか

も大変重要。



肥沃な耕作地。古い伝統。広い市域、使われていない土地。
兵庫のほぼ中心にする立地。高い貯蓄高。

まさに「おしい!加西市の人口減少・・・・」




取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ!

井上ちあき