今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

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兵庫県議会の議会基本条例

2011-07-17 | Weblog
県議会での議会基本条例では、三重県議会のものが有名。

本会議だけではなく、実質審議されている委員会の録画配信や

出前講座など、H7年あたりから議会改革に取り組まれている。


兵庫県議会でも、今日の新聞によれば来年2月の定例会で

議会基本条例をつくるらしい。

そのために意見募集をするようですが、条例を作ることは簡単。

数日あれば条文は書けます。しかし、最も難しいことは何か、

それは、「県会議員が県民の目に」特に自らの有権者の目に

「さらされる」ことに意義を感じるか否か。その覚悟があるのか

どうかにかかっていると思います。



県会議員がイベントでの挨拶以外に、どんな仕事をしているか?

地域にとって、どこが県の権限の範囲で、どこが市の権限の範囲

なのか?非常にわかりにくいのではないでしょうか?


いつも、問題になる道路整備、子育て、介護や医療、

農地の問題、住宅や学校教育、未就学児の保育や

商工業の振興策、などなど。。。。


市長がその気になれば、なんでもできる。そんな仕組み(お金も権限も)

には日本の地方自治はなっていないのが現状です。

国や県の影響力がいかに、市にとって大きなモノか。。。


それだけに、国、県、市という関係の中での「県」の権限と役割を

明らかにすること、つまり自らの役割を県民に明示することが

大事ではないでしょうか?

そうすることで、県民は県議会、そして県会議員の仕事をしっかり

チェックすることができます。


加西市議会では、条例制定までに2年かけ、各校区を回りましたが

県議会でも、県民に真正面から向き合ってもらい、本物の

議会改革が実現することを願っています。


ある新聞にもよく書かれていますが、

もう何年も知事提案を否決したことのない県議会が

本当の県民の代表として議会として県民から認められるのか、

今後の動きにぜひ注目していきましょう。




議会改革の委員会をネット配信してもらえると、やる気が本物か

どうかわかるのですが。。。



取り戻せ、ふるさと加西の未来

実現する県政へ!


井上ちあき