今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

「インフルエンザ」と「マスコミ」

2009-05-21 | Weblog
一昨日だったか、朝のワイドショー?を見ていて
レポーターが地下街からあがってくる通勤者を見ながら
「ほとんどの人がマスクをしています!!」と言って
いましたが、映像では1割程度の人しかマスクをして
いません。
すぐに別の場所にカメラアングルを変えてマスクをして
いる人をクローズアップする。。。

神戸で多くの方が感染されていることがわかり
十分注意をしなければならないことはわかるが
マスコミの意図的な報道のあり方に疑問を感じてしまう。

確かに、当初メキシコでは死者も多く報道され混乱した
ものの、現在では症状の多くは通常のインフルエンザに
近いといわれています。

抗生物質を飲めない妊産や
糖尿など慢性疾患をお持ちの方は悪化することが
かんがえられるということで、こうした方々に対する
対応を報道することは非常に!大事だが、
その方面の露出よりも、とにかくどこの県で何人感染したか
の方が頻度が高いのでは。

アウトブレイク・・・という映画があったが、
見えないもの(ウィルス)への恐怖心をあおることが、
ニュースバリューになってはいないのか、甚だ疑わしい。

その結果、日々の経営に周囲が必死になっている
介護・病院といった施設や学校、それに加えて
冷や水を浴びせられた観光地や経済。
従業員が感染していると、工場や会社の運営にまで
大きく影響がでています。

いろんな時に思うが、マスコミの伝える「ニュース」
とは何ぞや??
その社会的責任よりも「ニュースバリュー」優先か?


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき