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goo何気無い日々が心地よい安寧

何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

🚶‍♀️…向島農地… Alp📚💊🥮 220618

2022-06-18 19:42:00 | 🚶 歩く
🚶‍♀️…右岸河川敷…隠元橋…左岸堤防道…同:47km碑…向島農地(鷹場町:藤ノ木町:清水町↑←↓→渡シ場町…)…左岸堤防道47.4km碑…隠元橋…右岸堤防道…Alp:💊;📚;🥮;🍔🍦;👒…右岸堤防道…>
🚶‍♀️13256歩2kg+14歩

🌤:隠元橋29~30℃:風心地よく
 洗濯物乾きイマイチ。水田を渡る風の心地よさ!雲形様々見応え有り。
「🔵7500リポート」ソラバッチ取得:54ヶ
  結構投稿してます。40738Points。

💊太田胃酸,龍角散,同:顆粒
📚生命の大進化40億年史:古生代,日本人の神道,週刊ダイヤモンド,ニュートン7月,MacFan7月
🥮:名古屋名物:Malraux:758ケーキ缶🥫x3,半熟絹どけチーズケーキ3種x7。つい珍しいスイーツで…
🍔:倍フィレオ,🍦
👒:昨年に続き,つば広帽子を。
夕食は🍔秋刀魚🥫,豆3種🫘🥜


夜) 更待月が辛うじて位置分かる朧月🌗
梅雨時は月見厳し。昨夜同様5惑星x

夜)27℃で遂に送風器使用開始!🎐
 洗面所のミニ扇風機使用開始
朝から晩まで屋内暑い1日
超久々,何年ぶり,遂に深夜G🪳!何とか退治する!殺虫剤で追込み電気ラケット🏸で仕留める
かなんわ深夜に😤



ちょっとだけ彩雲

藤ノ木町にて
最新ソラバッチ:散歩の楽しみ。






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⚠️ コロナ禍でも都心部へ流入、「脱東京」のまやかし 202206

2022-06-18 11:42:28 | 気になる モノ・コト

コロナ禍でも都心部へ流入、「脱東京」のまやかし
 東洋経済オンライン より 220618山田 稔:ジャーナリスト


⚫︎巨大都市・東京はますます膨張している
 朝の情報番組がコロナ特集をやらなくなって久しい。世の中はウィズコロナが当たり前で、国内に関しては行動制限もほとんどないに等しい。そうした中で、ひとつの現象が再び顕著になり始めている。東京一極集中である。

 総務省の住民基本台帳人口移動報告によると、今年に入ってからの東京都の日本人の転入超過数は、
1月383人、2月359人、3月3万3340人、4月4831人と4カ月連続の転入超過となった。
また3月の転入超過数は昨年3月よりも3977人増となった。

⚫︎「脱東京」の動きがストップ
 昨年は5月以降も緊急事態宣言が断続的に9月末まで続いたことで、多くの企業がリモートワークを実施し、飲食店や観光関連などサービス業は事実上の休業状態に追い込まれた。
 コロナ禍の影響による収入減、マンション価格の高騰など住宅コスト負担増といった要因も相まって、1~2月、そして5~12月と転出超過の月は10カ月間となった。

 そんな状況からすると、今年に入ってからの動きは明らかに変化の予兆を示している。3月21日にまん延防止等重点措置が解除されると、社会のムードが変わった。
 大学の対面授業も再開、通勤者や出張者が増え、街や新幹線に活気が戻りつつある。GW期間中の観光地の人出大幅増、ビール類の販売額(5月)の回復など、少しずつだが世の中の動きがコロナ前に近づいてきている。

 問題は5月以降の人口移動の結果がどう出てくるか。この先、よほど感染状況が深刻化するようなことがない限り、ウイズコロナ下での経済活動や旅行や観光を含めた人々の行動はコロナ前の水準に向けて回復していくのではないか。そうした前提で考えると、5月以降の人口移動の数値は昨年とは一転し、再び転入超過が続く可能性もある。

 では、実際の人口はどうなっているのか。コロナ禍のスタート時点を2020年1月下旬のダイヤモンド・プリンセス号での感染事例からとして、その後の東京都の日本人人口の推移を検証してみた。

2020年1月1日時点/1325万7596人(コロナ直前)

2020年5月1日時点/1331万9807人(4月に緊急事態宣言)

2021年1月1日時点/1329万7089人    

2021年5月1日時点/1331万2939人

2022年1月1日時点/1327万7052人

2022年5月1日時点/1329万1738人

 意外に思われるかもしれないが、東京都の日本人人口は2020年3月の1325万7504人を底に、社会がコロナ禍に苦しんだどの時点で見ても、コロナ直前の水準を上回っている。
 ちなみに最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月以降で最も少なかったのは、今年3月の1326万3942人である。

 その後、春の転入シーズンを迎えると2カ月連続で増え、5月は1329万人台まで回復した。一時期「コロナでリモート移住」といった情報がメディアから流れた。もちろん一部にはそうした動きもあっただろうが、「脱東京」という大きな流れにはならなかった。

 2022年1月は前年に比べると約2万人の減少だが、2021年の自然減が3万人超と多かったのが主因で、同年は約1万人の転入超過だった。(ただし2021年は自然減が前年よりも1万人以上増えている。コロナとの関連が気になるところだ)。

⚫︎都心部の増加率が高い
 では、東京の人口はどのエリアが増えているのか。コロナ前の2019年5月と2022年5月で比較してみよう。区部(23区)は4万0609人の増加、市部(26市)は1万3206人の増加となっているが、郡部は1522人の減少、島部は1172人の減少と二極化がみられる。

 23区では増えたのが16、減ったのが7で明暗が分かれた。中央区は7572人増で増加率は4.84%と高い。その他では、千代田区2654人(4.30%増)、台東区5856人(3.16%増)、文京区4852人(2.28%増)など、都心回帰現象が浮き彫りになっている。タワマンが林立する江東区は7627人増だが、増加率は1.55%にとどまっている。

 減少したのは目黒、大田、豊島、板橋、足立、葛飾、江戸川の7区。この中では江戸川区の減少数9333人、減少率1.41%が目立つ。

 さて、問題は今後である。1400万人近い人が暮らす東京は、それだけ巨大なリスクを抱えている。まず懸念されるのは大災害による巨大被害だ。

 5月25日、東京都防災会議地震部会が首都圏直下地震などの被害想定を公表した。都心南部をマグニチュード7.3の地震が発生した際の被害は、死者6148人、負傷者9万3435人、建物被害19万4431棟、避難者299万3713人などと想定されている。

 建物の耐震化や不燃化が進み、2012年想定の東京湾北部地震の被害想定よりも死者、負傷者は少なくなっているが、それでもとてつもない被害に変わりない。

⚫︎大震災の帰宅困難者は453万人
 運良くケガをせずに済んだとしても、地震直後には厳しい生活が待っている。都内では帰宅困難者が453万人発生。東京駅には43万人、新宿駅には40万人もの人々が滞留する。
 街灯や信号は停電で消え、携帯電話もつながらない。停電、断水でタワマンのマンションのインフラが止まり、トイレも使えなくなる。倒壊を免れたコンビニやスーパーに人々が殺到し、あっという間に棚が空っぽになる。社会インフラが機能しない中で、負傷者の救出はスムーズにいくだろうか。

 東京23区で震度5強を記録した東日本大震災のときでさえ、東京は一時パニック状況に陥った。それをはるかに上回る規模の大地震が直撃したとき、はたして被害は想定の範囲内で収まるだろうか。
 経済被害は約22兆円と推計されているが、本社機能、情報通信機能が集積しているだけに数字では測れない被害を覚悟しておかなければならないだろう。

 一極集中が抱える問題は災害だけではない。東京でも確実に進んでいる少子・高齢化がもたらす影響も大きい。
 コロナ前の2019年、東京都の出生数は10万1817人だった。それが2021年は9万5402人にまで減少。2年続けて10万人を割り込んだ。
 21年の合計特殊出生率は1.08で全国平均の1.30を大きく下回り、全国最下位である。

 人口が増えているのに、東京で生まれる赤ちゃんはどんどん減っている。それだけではない。22年3月と4月の人口移動報告を見ると、東京は転入超過にもかかわらず、0~14歳の子どもは3月が2055人、4月が1580人の転出超過となっている。
 生まれる子が減ってきているうえに、その上の世代の子どもたちまでもが出て行ってしまっているのである。

 ちなみに2022年1月1日時点の子ども人口(0~14歳)は約153万人で、ピーク時の1975年よりも約100万人少ない。構成比は11.56%。これはデータがある1957年以降で最低の水準である。

 その一方で高齢化はどんどん進んでいる。2022年1月1日時点の老年人口(65歳以上・日本人)は約312万人で、構成比は23.46%。ともに1957年以降で最高の水準だ。東京都の予測では2040年には約375万人(外国人含む)にまで増え、構成比は27.7%になるとしている。

 構成比は全国平均からは下回っているが、ボリュームが違うだけに大きな課題が山積している。単身高齢世帯、買い物困難、要介護認定者数、認知症患者数など、どれをとっても規模が他の道府県とは比較にならない。

 たとえば要介護認定者数は直前の2022年2月末で64万人。2002年は28万人だったから、約20年間で2.3倍になった。64万人という数値は、介護保険事業状況報告によると鳥取県の総人口を上回る規模だ。いかにけた外れか、おわかりいただけるだろう。

⚫︎認知症高齢者は50万人超に
 認知症高齢者の推計もある。2019年は約46万人だが、2025年には約55万人になるとしている(東京都福祉保健局の推計)。4人に1人が高齢者の東京で大地震が発生したとき、本当に都の防災会議の想定程度の人的被害で済むだろうか。

 東京五輪が終えた神宮外苑エリアでは、多くの樹木を伐採しての再開発計画が進められようとしている。いたる所でビルの建築工事やインフラ整備が進む東京の膨張はまだまだ止まりそうもない。東京という巨大都市に暮らす人々、働く人々に、一極集中はいったいどんな運命をもたらすのだろうか。



💋今更ながらの行政と立法の不作為と怠慢、戦時体制の為の方が残留のまま(堺屋太一氏著書)。 ほんと災害大国で、地方人口減少で衰退してるのに…人口動勢も古くから分かっていたのに…
 
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⚠️ 電源供給不安定も何の努力もしない経産省 日本の省エネはまだまだできる 予備率だけで乗り越えていくのは甘い 202206

2022-06-18 11:37:02 | 気になる モノ・コト

大前研一のニュース時評 電源供給不安定も何の努力もしない経産省 日本の省エネはまだまだできる 予備率だけで乗り越えていくのは甘い!
 ZakZak より 220618


⚫︎危機にさらされ続けている電力の安定供給。理想と現実は違う
 6日の日経新聞に「次の冬の寒さが厳しいと、一般家庭110万世帯分の電力が不足する見込み」という記事が載った。経済産業省が「来年1~2月の東京電力管内の供給予備率が供給不足を意味するマイナスになり、中部、北陸、関西、中国、四国、九州の6電力会社管内でも3%を下回って需給がひっ迫する」と予想したのを受けて試算したもの。

 電力の予備率というのは、電力需要に対する供給の余裕の度合いを示すもので、安定供給には3%が必要とされる。東電管内でマイナス0・6%に落ち込む見通し。

 経産省はこれまで予備率が3%を下回ると見込まれる場合に「電力需給ひっ迫警報」を出していたが、これに加えて5%を下回ると予想される場合には新たに注意報を出して企業や家庭に節電を呼びかける。発令時間も前日午後6時をメドにしていたのを午後4時に前倒しする。

 これは今年3月の福島県沖地震(最大震度6強)で首都圏に電力を供給していた火力発電所が損傷し、経産省が初の警報を出した際、東電管内で発令が前日午後9時過ぎと遅く、批判されたことに対応したもの。

 また、政府は7月1日から9月30日まで家庭や企業に対し節電要請を出す。特に電力需要が高まる午後5時から8時までの節電を呼び掛けている。政府の要請は7年ぶり。

 電気不足の要因は、老朽化した火力発電所の相次ぐ休廃止や原発再稼働が進まないことだ。これら抜本的なことを放置していたツケが回ってきた。その間にロシアのウクライナ侵攻もあって、液化天然ガスの供給も滞ってきた。

 日本は電源供給が極めて不安定なのに,目指している「脱炭素」とは反対の方向に向かっている。本来なら,動かせる原発は稼働させ,新エネルギーの代替化を進めて,CO2発生源である化石燃料の割合を落とさなければならない。欧州では大きな犠牲を払って進めている。
 一方、日本の経産省は、原発再稼働ひとつとっても、何の努力もしていない。

 私は11年前の「3・11」直後、電力の予備率が5%になったら、地震速報のようにすべての人の携帯電話を鳴らして緊急事態を知らせ、エアコンを止めてもらうなどしてもらい、予備率3%で強制的に送電をコントロールして計画停電の準備をするべきだと提言してきた。例えば、高速エレベーターの規制も必要だ。

 省エネに関しては、まだまだ日本でできることは多い。効率が高いコンデンサーとモーターで電力消費は抑えられる。さらにLED照明を義務化する。そのために補助金を惜しまない。これが私の考える省エネ3点セット。

 日本の家屋は熱の漏れが大きくて冷暖房の効率が悪い。ドイツで普及している遮熱フィルムを窓ガラスに貼るだけでもエアコン消費は半減することができる。

 いま有力な火力発電所が落ちると、エリア全域が停電するブラックアウトになる。ブラックアウトが起きると次々に他の地域に伝播し、社会的な混乱はものすごいものになる。
 2018年9月の北海道胆振(いぶり)東部地震(震度7)で起きたブラックアウトは、北海道全域に波及して復旧に1カ月以上もかかった。ブラックアウトを絶対に起こさないために国民の協力が必要だ。

 予備率だけで乗り越えていくというのは甘い。予備率についてはもう少し厚目に考えて、節電、省エネを徹底的に行うこと。エネルギー危機の直撃は目の前だ。

■ビジネス・ブレークスルー(BBTch)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。
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群れず、孤立せず、幸福な人生を送るために必要な“ちょうどいい孤独”のすすめ 202206

2022-06-18 11:33:56 | 生活編

群れず、孤立せず、幸福な人生を送るために必要な“ちょうどいい孤独”のすすめ
  Sarai.jp  より 220618文/鈴木拓也


 国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、男性の単身高齢者の会話の頻度が「2週間に1回以下」という人の割合が15%に及んでいる。
 この調査は2017年度のもので、コロナ禍でステイホームが推奨された時期だと、もっと比率は高まっていただろう。
 この統計を持ち出すまでもなく、生涯未婚率の高まりや「新しい生活様式」などによって、孤独な日本人は増える傾向にある。

 孤独は、絶対に避けるべきものなのか、折り合いをつけるべきものなのか。とくに定年後を生きる人には悩ましい問題だ。

 そんな中、「孤独を楽しむ」ことをすすめているのが、医師で作家の鎌田實さんだ。
「楽しむ」と言っても、社会的孤立を甘受せよという話ではなく、前向きでいい塩梅の孤独のすすめ。そのための極意が、著書『ちょうどいい孤独』(かんき出版)で余すところなく記されている。

⚫︎ひとりの時間を持って「ソロ立ち」を目指す
 鎌田さんは、人間という生き物は「“群れたい”欲望と“ひとりでいたい”欲求の両方を併せ持つ存在」だと指摘する。

 人類は、進化の途上で生存のために群れ(コミュニティー)を作ったが、そこから離れて独立独歩を目指す者もいた。だから地球上にあまねく人々が定住しているのは、後者の孤独をいとわない人たちがいたからだという。
 その遺伝子を受け継いだわれわれは、相反する欲求のバランスをとりながら生きていかざるをえない。「それが現代に適した生き方」だと、鎌田さんは説く。

 また、「ちょうどいい孤独」には、プラスの面がたくさんあるという。例えば、自分の人生を自分で選択する力がつく、自己肯定感が高まる、ユニークな考えが浮かんでくるといった、能力面での進歩が期待できる。そして、孤独を知ることで、「人を大切に思ったり、愛したりすることができる」というのも大きなメリットだとも。

 そう言われても、孤独の負の側面を見がちなわれわれには、難しいかもしれない。その上で、ひとりでいる時間を生活の中に取り入れ、「ソロ立ち」できるよう、鎌田さんは説く。

⚫︎未体験の新しいことにチャレンジする
 これまで、家族や職場の仲間と行動をともにし、あえてひとりになる経験が少なかった人には、「ソロ立ち」のハードルは高いかもしれない。
「ひとりになって何をするのか?」と迷う人に、鎌田さんは「新しいことにチャレンジ」することをすすめる。

 例えば習い事や体験教室に参加してみるとか、あえて苦手な分野に挑戦して世界を広げてみるのです。
 いままで読む機会がなかったり、時間に追われてなかなか読めなかった古典や長編小説に挑戦し、知見を広めるのもいいと思います。「毎日この時間は読書の時間」と決めて、読み応えのある本に挑戦してみるのはいかがでしょうか。(本書より)

 また、アートに触れる機会を増やすこともすすめられている。「60代からのソロ立ち」の出発点として、現代アートが展示されているギャラリーや美術館に1人で行く。誰かと一緒だと、作品に対するその人の意見が気になってしまうが、ソロであれば自由に思いを巡らせることができる。美術館まで足を運ぶ余裕がなければ、美術書をひも解くだけでもいい。

 アートよりも映画が好きならミニシアターへ。あるいはインターネットの動画配信サービスで、古い映画から孤独の魅力を見つけるというやり方もある。

 鎌田さんは、上に挙げたチャレンジにこだわらず、とにかく思いついたものから試してみようといざなう。各人各様いろいろやってみて、自分流のソロ活が見いだせるはずだ。

⚫︎「ゆる友」が孤立を防ぐ
「ちょうどいい孤独」を目指すにあたって注意したいのは、「孤独」と「孤立」を履き違えないこと。
 似た意味に思えるが、この2つの言葉はまったく別物だという。鎌田さんは、
「孤独」とは「自分が望む場所と時間を自分で選ぶこと」、
「孤立」とは「いざというときに頼れる人が誰もいない状態」であると、違いを説明する。

 では、「孤立」してしまうと、どうなるのか?
孤独は人を育てます。でも孤立は、自分の心の中に“魔物”を育て、その魔物が自分自身を破滅へと追い込んでしまいかねません。
 人間はもともと、孤立して生きる動物ではないからです。(本書より)

 シニア世代では、女性よりも男性の方が孤立しやすいとは、よく聞く話だ。おそらく、会社人間一直線で、職場以外のつながりを作る経験がないまま、リタイアしてしまう人が多いからなのだろう。

⚫︎鎌田さんは、このリスクを打開するヒントを教えてくれる。
 それは、ゆるやかにつながっている「ゆる友」の存在。
鎌田さんは、スキーが趣味で年に60日もスキー場に足を運ぶ。そこで、多くのゆる友と交流するという。
 ゆる友は、みな定年退職をしたと思われる世代。頂上に向かうゴンドラの中で、スキーの話に花を咲かせるが、それ以上に立ち入った間柄にはならない。

 いつも見かける赤いスキーウェアのおじさんが来なくなると、心配になります。病気でもしたのだろうかと。
 でもしばらくして、赤いスキーウェアを駐車場で見たときは、とてもうれしくなりました。「おはよう」の挨拶をします。「心配してたよ」と言うと、「急な仕事ができてね……」。そんな会話ができることがとても大事なのです。(本書より)

 言うまでもなく、ゆる友は、黙っていてできるものではない。自身の魅力やコミュニケーション力も問われるし、なによりもこちらから積極的につくる姿勢が必要。
 ここは、自分の殻を破って乗り越えたいところではある。

* * *

 誰しも、定年が見え始めたあたりから、どうしても孤独を感じる時間が長くなる。そこから孤立の罠にはまることなく幸福に生きるには、「ちょうどいい孤独」が大事だとよくわかる。そのための道しるべとして、鎌田さんの著書は大いに役立つはずである。

📗【今日の定年後の暮らしに役立つ1冊】
 『ちょうどいい孤独』 鎌田實著 かんき出版
文/鈴木拓也 老舗翻訳会社役員を退任後、フリーライター兼ボードゲーム制作者となる。趣味は神社仏閣・秘境巡りで、撮った映像をYouTube(Mystical Places in Japan)に掲載している。
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ダムは油田に相当する? 日本の地形の特徴を生かし発電量を増やす発想を 202206

2022-06-18 11:24:49 | なるほど  ふぅ〜ん

ダムは油田に相当する? 日本の地形の特徴を生かし発電量を増やす発想を(松島修)
日刊ゲンダイDIGITAL  より 220618


【富を拡大するインテリジェンス2.0】

 ダムが勢いよく放水している時、実は発電していません。ダムは発電だけが目的ではなく、大雨を受け止め下流での洪水を回避する役割があるために、半分くらいしか水をためられないからです。

 しかし、60年以上前の運用方法を見直すだけで簡単に発電量は大きく増加します。
 昔は大雨や台風を予測せず運用していましたが、今は気象予測ができます。無駄に放流せず、普段から水をためて発電にまわし、発電が間に合わない大雨予測の時だけ発電せずに放流すればいいのです。

 海外の川と比べると日本の川は急峻で滝のようだといわれ、ダムから放流された水はほとんど1日で海まで行くため気象予測で洪水を回避可能です。
 ダムの水は発電できることからダムは油田に相当するといわれています。既存ダムの水力発電は燃料の原価はゼロで有害物質も発生しないので優れています。

 日本は自然に恵まれ、山間部に雨が多い日本のダム発電のポテンシャルは高いものの発電能力を半分しか使っていないと、ダムのプロである元国土交通省河川局長の竹村公太郎氏は主張しています。

 現在、新しいダムを造るのは困難ですが、運用の仕方を変えるだけで発電量が増加するなら見直さない手はありません。

 その他にもダムの活用方法があります。

1.発電設備を最近のものにする
 古い発電設備を最新のものにするだけで約20%の効率上昇を期待できます。

2.発電に使っていないダムで発電する
 現在、発電に使っていないダムに新たに発電機を設置することができます。

3,古いダムをかさ上げする
 費用がかかるものの、ダムの新設と比べるとはるかに安価です。発電量を倍近く増強できるので、新しいダムが1つ増えるのと同じです。

 ダムが勢いよく放水している時は発電していないとロジックが違いますが、一般のプロペラ式の風力発電も、風が強く「プロペラが勢いよく回っている時は発電しません」。風速の3乗に比例して発電するため、風が強くなると発電機を守るために発電を止めてしまうのです。

 風が強いと発電できないのはもったいないと、風が強くても発電できる風力発電の仕組みを開発している人もいます。
 いったん、利権や常識や思い込みをリセットして、物事の本質を理解していくこと、そして日本の特徴や日本の良さに気付くことが必要です。

 お仕着せの世界標準に隷属するのではなく、日本の特徴を生かすことが日本の富を拡大し、日本の富を拡大することが日本人の富を拡大するからです。

(松島修/投資助言会社社長)
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