goo何気無い日々が心地よい安寧

何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

🚶‍♂️2021 年11月 歩きまとめ 👣

2021-11-30 23:59:00 | 🚶纏_歩き総括

 上旬でやっと初秋感、そして中旬以降は冬支度
  緊急事態解除で人出も普通に
 日暮れが早くて,気持ち,遠出は難しく
  下旬最低室温:10℃に,山々紅葉化,冬を実感、冬毛布


29: 👫…観月橋Std,モモテラス 10
24:🚶‍♂️…納屋町,大手筋 14
23:👫…四条烏丸,平等寺,京都駅ビル 10
20:🚶‍♂️宇治川山科川 モモテラス 13
19:  🚶‍♂️向島農道 🌔部分月蝕 14 👀感動🔭
14:🚶‍♂️ルネサンスロード、大手筋、納屋町、アイロード、13
12:🚶‍♂️…昭憲皇太后御陵明治御陵、桓武御陵、菟道墓 14
11: 🚶‍♂️ 大手筋、納屋町 12
6:🚶‍♂️ 槙島農道 12
4:👫〜四条,御所,下御霊社,行願寺 13
3:🍵〜 弥生文化博,池上曽根遺跡 10 久々の交友


累計 4,104,331歩 400万歩越(3年連続)🎉

11月 360584歩+
10月 384063歩+
9月 366235歩+ (14日より2kg他重り付け)
8月 406352歩
7月 377371歩
6月 371459歩
5月 374404歩
4月 360875歩
3月 381269歩
2月 355117歩
1月 366603歩+

🏆35万歩越:2019/06〜30ヶ月連続🎉
  2020/2/8 より毎日1万歩越 継続中🎉














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「人間が120歳まで生きる」が現実的なワケ。臓器の入れ替えで“若返り”はできるのか 202111

2021-11-30 21:02:00 | なるほど  ふぅ〜ん

「人間が120歳まで生きる」が現実的なワケ。臓器の入れ替えで“若返り”はできるのか
  日刊SPA!  より 211130


「人生100年時代」が叫ばれるようになったのも束の間、研究者の間では、「人間が120歳まで生きる」というのはわりと現実的だと考えられているという。世界中で活発化する「老化研究」の最前線を探る!

◆老化はもはや「治療できる病気」に。最新研究が示す未来の姿とは?
 昨今、老化が制御できる可能性がにわかに現実味を帯びてきた。 

「’16年にはアメリカの研究チームが『人類の年齢の限界は115歳』という論文を発表しましたし、150歳はムリだとしても120歳は現実的な数字だと思います」
 そう話すのは、医療未来学者で医師の奥真也氏だ。公衆衛生の発達や医療の進歩で現代人の寿命は延び続けてきた。
 そして今後、老化の研究が「さらに平均寿命を延ばすかもしれない」という。
「老化研究は今、世界中で注目されています。特にアメリカではロンジェビティ(長寿)ビジネスのスタートアップが次々に登場し、一種の成長産業になっている。もともとは’00年頃が一つの境目だったのですが、遺伝子解析技術が進んだことで老化現象に対してピンポイントで成功事例が出てきつつあります。

 もちろん、老化は複雑なプロセスなので、何かが一つうまくいっても寿命が急激に延びたりはしません。完全に老化を制御するにはまだまだ時間がかかる。しかし、がんの薬でも20、30年前に始まった研究が今、花開いているように、’40年頃には何かしらの成果が出ているでしょう」

 いまだ研究段階とはいえ、これまでは「老化=自然現象」という認識だったのが、海外ではもはや「老化=治療できる病気」という考えに変わりつつあるのは確かだ。老化そのものを制御したり病気の発症を防ぐ、抗老化作用がある薬や治療法の研究が進んでいる。

◆一番注目されているのが…
 では、老化制御の研究にはどのようなものがあるのか。生命科学者でバイオベンチャー「ジーンクエスト」代表の高橋祥子氏が話す。

「一番進んでいるのは、代謝をコントロールして老化を制御する研究です。カロリー制限で遺伝子発現がどう変化するのかがわかって、その変化と同じような効果を得られる食事や薬の成分が研究され始めています。

 なかでも一番注目されているのがメトホルミン。糖尿病の薬ですが、抗老化作用があるとわかり、アメリカでは臨床試験が進んでいます。糖尿病ではなく老化に対して処方される時代がすぐそこまで来ている状況なのです」

◆120歳まで生きたいと思うのだろうか?
 ほかにも老化の原因となる「老化細胞」(ダメージを受けて増殖できなくなった細胞)をピンポイントで除去する薬の開発など、さまざまな研究が進められている。

「再生医療によって人体を修復する研究や、『エピゲノム』と呼ばれる遺伝子の働きを決める仕組みをコントロールすることで若返りを図る研究など、さまざまなアプローチがあります。

 これまで寿命は栄養改善と医療の発展で延びてきましたが、今後は予防がカギだと言われていて、遺伝子解析によって『病気にならない期間(健康寿命)をどう延ばすかで寿命が決まる』という発想になってきている。

 個人的には、最高寿命が200歳になるのは難しくても、テクノロジーの発展で平均寿命が120歳になる未来はあり得ると思います」
 ただ、そのような超長寿社会になったときに自分は120歳まで生きたいと思うのだろうか?
「おそらく数十年後の120歳は今と感覚が違うと思います。例えば今の80歳と平均寿命が50歳の頃の80歳では若々しさが全然違いますよね?

 それと同じで、数十年後には『100歳でもチャレンジしよう』というムードが社会にあるかもしれないし、そもそも暦で数える年齢に意味がなくなり、身体年齢だけが年齢を表す指標になっているかもしれません」

 SFのような世界は目の前だ。

◆「抗老化研究」の主なアプローチ

●老化細胞だけを除去する薬の研究
今年1月、東京大学の中西真教授が老齢のマウスに薬剤を投与。それによってマウスの老化細胞だけを死滅させ、加齢による体の衰えや生活習慣病の改善に成功した。研究結果は米科学誌『サイエンス』で発表された

●ゲノムを制御する「エピゲノム」の研究
ベストセラーになった『LIFESPAN』(東洋経済)の著者で老化研究者のデビッド・A・シンクレア氏も提唱している説。人体のゲノム情報を動かすエピゲノムという存在を制御して老化を食い止められるという研究

●「iPS細胞」の応用で「若返り」を目指す研究
iPS細胞の技術を応用し、皮膚や血液の細胞に、「初期化」する遺伝子を入れて再び変化できるようにする研究。京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が中心となって、’23年以降に本格的な研究を始める方針


◆Q1 日本でも抗老化薬は手に入る?

 ’16年にはアメリカの食品医薬品局(FDA)が糖尿病治療薬「メトホルミン」を世界初となるアンチエイジング薬として臨床試験を許可している。
 研究者によれば、がん予防やアルツハイマー病予防などにも効果がみられるという。日本でもメトホルミンは糖尿病治療薬として一般的で、堀江貴文氏もYouTube動画で予防目的で飲んでいることを明かしている。

 では、アメリカと同じように日本でも抗老化目的で処方される可能性はあるのだろうか?

「日本ではアメリカのように、『老化=病気』とは認められていないため、抗老化薬が日本で承認されるのはすぐには難しいでしょう。
 ただ、アメリカの医療スタンスを後追いする傾向はあるので、少しずつ変わっていくと思います。一方で、東大の研究チームのように大学や企業が協力した老化メカニズムの研究は各所で進められています。そういった中から、今後はほかの病気をターゲットにして開発された薬が『実は抗老化作用もある』という名目で出回ることがあるかもしれません」(高橋氏)

 我々の存命中に変化はあるか?

◆Q2 臓器の入れ替えで「若返り」はできる?
 iPS細胞をはじめとする再生医療の研究が進めば「人工臓器などを使って若返りができるのでは?」という願望も生まれるが、その実現性はどうなのか?

「確かに3Dプリンターが登場したこともあり、人工臓器の生成技術はだいぶ進歩しています。しかし、あと数十年は無理だと思います。なぜなら血管系の再構築が難しいからで、結局は血管が詰まったり破裂したりして脳卒中や心筋梗塞で亡くなってしまう。眼球や心臓が人工臓器に置き換えられる未来はさほど遠くないと思われますが、細かな毛細血管までリプレイスするのはまだ難しい」(奥氏)

 これだけ医療技術が発展した現在でも、血管の衰えによって起こるEDが完治しないのは、ある意味、必然なのかもしれない。

「老化を防ぐ意味では、むしろ臓器を『節約する』という意識を持つほうがいい。つまり暴飲暴食をやめて臓器がエネルギーを吸収する際の炎症をなるべく抑えること。飢餓感がサーチュイン遺伝子を活性化させるように、やはり適度な空腹は老化予防に効果があるという研究結果が出ています」(同)

◆Q3 遺伝子解析で寿命はわかるのか?
 現在はさまざまな遺伝子解析が世に溢れているが、高精度のものではどの程度まで調べられるのか。

「弊社が提供するような疾患リスクを調べる『遺伝子配列』の解析に加え、最近では遺伝子のエピジェネティクス(スイッチのオンオフ)を調べることで、実年齢ではなく体の年齢を割り出す研究が進められています。
 疾患によって、遺伝性要因と環境要因がどのぐらい関わるのかは大きく異なりますし、遺伝子配列の解析についても、自分に配られた遺伝子情報を見ることで、将来の人生の戦略が立てやすくなります」(高橋氏)

 その情報を基に行動を変化させれば、健康寿命が延びる可能性も。

「私の場合は、発症した腎臓結石の原因が医者でもわかりませんでしたが、遺伝子的にリスクが高いことが判明して。再発予防のためにシュウ酸が多く含まれる食材や飲み物を避けるようになりました。

 また、アルコールを摂りすぎると食道がんのリスクが高くなるタイプだったので、セーブするように心がけるようになりました」(同)

 推定寿命までわからずとも、長生きに直結する情報は溢れている。

◆Q4 人間が120年生きる時代はどんな世界になる?
 平均寿命が120歳まで延びると、どんな変化が起こり得るか。

「ゲノム解析がさらに広がっていくことで、年齢の概念が変わる可能性はあります。現在は健康診断や保険など実年齢で区切られていますが、これらも肉体年齢を基に判断されるようになるかもしれません。また世界的な流れでは、これから老化は治療対象になっていくと思いますが、金銭面が工面できずに治療できない人も溢れてしまうでしょう。経済的な格差が寿命に直結する時代が訪れてしまう危険もありますね」(高橋氏)

 また、個人による健康管理の責任は今以上に大きくなる。

「例えば、健康的な生活習慣や歯を毎日磨いたり、健康診断だったり、最低限の健康管理ができない人は医療の恩恵も受けにくくなる。そんな生活習慣の格差によって、がん発症のリスクが2桁以上も違ってくることが出てくると思います。現状でも半数ぐらいの人は自分の健康状態に無関心ですけど、その分断が大きくなってしまうかもしれません」(奥氏)

 寿命が延びたとしても、健康リスクを下げられるかは個人次第だ。

◆ーーー◆
【医療未来学者 奥 真也氏】
東京大学医学部卒業。医学博士。著書には、『 未来の医療年表 10年後の病気と健康のこと』(講談社現代新書)、『 未来の医療で働くあなたへ(14歳の世渡り術)』(河出書房新社)など
【生命科学者 高橋祥子氏】
ジーンクエスト代表取締役。生命科学系オンラインサロンも運営している。著書には、『 ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考』(NewsPicksパブリッシング)
<取材・文/週刊SPA!編集部 イメージ写真制作/造田 健>
※週刊SPA!11月30日発売号の特集「120歳まで生きる」より
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🚞 近鉄、観光特急「あをによし」料金決定 - 大阪難波~近鉄奈良〜京都間 1,960円 22/4/29〜

2021-11-30 20:45:00 | 🚃 鉄道

近鉄、観光特急「あをによし」料金決定 - 大阪難波~京都間1,960円
  マイナビニュース より 211130 木下健児


 近畿日本鉄道は30日、大阪難波~近鉄奈良~京都間で2022年4月29日から運行開始する予定の観光特急「あをによし」(4両編成)について、利用料金(特急料金・特別車両料金)が決定したと発表した。

(近鉄12200系改造、新たな観光特急「あをによし」2022年4月デビュー)

 観光特急「あをによし」では、運賃(乗車券)・特急料金(特急券)と特別車両料金(特別車両券)を設定。
 大阪難波~京都間を利用する場合、2022年4月29日乗車分から当分の間、特急料金が割引となり、現行の大人920円・こども460円に対し、割引後の特急料金は大人790円・こども400円。

 1人で利用する際、自身の乗車券・特急券・特別車両券に加えて、こども分の特急券・特別車両券を購入することでツインシート2席分の利用も可能に。こども分の特急券・特別車両券はそれぞれ大人の半額(10円未満は切上げ)となる。

おもな区間の利用料金(ツインシートを2名、サロンシートを3名または4名で利用する場合の大人1名あたりの額)

大人1名でツインシートを利用する場合

 大阪難波~京都間を大人1名で利用する場合の利用料金は、乗車券960円、特急券790円、特別車両券210円、合計1,960円に。
 同区間でツインシートを利用する場合の利用料金(大人1名)は、乗車券960円、特急券1,390円(790円+400円)、特別車両券320円(210円+110円)、合計2,470円となる。
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🌏 地球の水の起源は太陽風か イトカワの石粒子分析から判明  202111

2021-11-30 20:34:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

地球の水の起源は太陽風か イトカワの石粒子分析から判明 豪カーティン大学
 財経新聞 より 211130


 豪カーティン大学の研究者らは11月29日、太陽風が地球の水の起源となっていた可能性を示唆する研究論文を、Nature Astronomy誌で公表した。
 従来地球に存在している水の起源は、地球に衝突を繰り返してきた小惑星によってもたらされたものと考えられてきた。だが現在の海洋水の同位体組成は、小惑星のそれとは一致しないという矛盾点もあったのだ。

 今回発表された論文によれば、ハヤブサによって地球に持ち帰られたS型小惑星イトカワのかんらん石粒子を分析した結果、太陽風を受けた影響により、水や水酸化化合物濃度が平均で約1モル%の濃縮が見出されたと言う。またケイ酸塩鉱物表面に太陽風を模したH +イオン照射を行い、水分子が生成されることも実験的に確認したのだ。

 これらの検証の末、小惑星イトカワには、1立方メートル当たりで最大20リットルの、太陽風を起源とする水分が含有されているという結論に達した。
 これは空気が存在しない惑星や小惑星においても、太陽風を起源とする水の存在の可能性を示唆するだけでなく、宇宙飛行時に貴重となる水の供給源として、太陽風が有効活用できることも示す結果となった。

 これまで小惑星によってのみもたらされたと考えられていた地球上の水の起源として、太陽風も大きく関与していた可能性も判明。
 これが事実であれば、海洋水の同位体組成が、小惑星のみを起源と仮定した場合に矛盾する問題も解消される。さらに月やその他の大気が存在しないとされる星の探査において、太陽風にさらされた岩石から、水の供給を受けられることが分かった事実は、人類の新たな他の星への探査に大きな可能性を切り開いたと言えよう。

 大気が存在しない星の組成が、すべて小惑星イトカワと同じとは限らないが、1立方メートルの岩石から最大20リットルの水が得られるというデータの意義も、容易に理解ができるというものだ。宇宙探検には、わざわざ地球から大きな水筒を持っていく必要がなくなったのだから。
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⚠️ AIナノボット兵器が核兵器を葬り去る 202111

2021-11-30 20:10:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

AIナノボット兵器が核兵器を葬り去る
  ロゴス言論プラットフォーム より 211130 澤田 哲生


⚫︎AIナノボット
 近年のAIの発展は著しい。そのエポックとしては、2019年にニューラルネットワークを多層化することによって、AIの核心とも言える深層学習(deep learning)を飛躍的に発展させたジェフリー・ヒントンら3名に「チューリング賞」が贈られたことが挙げられよう。

 AIはみじかなところでは自動運転車に搭載されているが、AIを搭載したナノスケールのロボットつまりナノボットも医療や軍事においてすでに実用化されている。1ナノメートルは100万分の1ミリメートルである。
 細胞の大きさが0.02ミリメートル、新型コロナウイルスCOVID-19の大きさが約100ナノメートルなので、ナノボットはウイルス程度かそれ以下の大きさしかない。DNAやRNAの基本単位であるヌクレオチド程度の大きさである。
  (DNAを修復するナノボットK_E_N/iStock)

 兵器はAIによる知能化が進んだ目に見えないものが主流になっていく可能性がある。見えないところで戦争が起こり、我々が気がつかないうちに戦いは集結しているーーーそんな戦争がもはや現実のものになっている。

⚫︎シンギュラリティー 〜強いAIと弱いAI〜
 AIの世界的権威であるレイ・カーツワイルによれば、2029年頃に人工知能が人間と同等の知能を持つようになり(プレシンギュラリティーという)、2045年にはシンギュラリティー(技術的特異点)が起こると予想されている。
 その結果、人間よりもAIの知能が勝り、人間にしかできなかったことのほとんどがロボットやAIが行うようになる。

 英国の未来学者イアン・ピアソンは、シンギュラリティーの先2050年頃には、AIコンピュータと人間が統合されて、これまでの人類であるホモ・サピエンスとは全く異なる『ホモ・オプティマス』が登場すると予測している。
 そしてさらには、機能の衰えた肉体を人工物つまりサイボーク化する研究も進んでいる。

{{世界初のサイボーグ化に挑む英ロボット工学者×インテル「進捗は成功的」
 2017年に全身の筋肉が麻痺する筋萎縮性側索硬化症(ALS/MND)の診断を受けた英国のロボット学者ピーター・スコット・モーガン(Peter Scott-Morgan、当時62歳)博士は、医療スタッフ roboteer-tokyo.com}}

 今のところ私たちが手に入れているAIは「弱いAI」と呼ばれるものである。これは、『アルファ碁ゼロ』のように自ら学習しプロの棋士に圧勝するようなAIであり、人間ではとてもかなわない演算や推論能力を発揮する。
 一方「強いAI」とは、強力な演算能力はもちろん、ヒトと同じような心つまり意識を持って自律的に行動するという身体を持ったAIである。

 レイ・カーツワイルによれば、シンギュラリティー は、人類を単純労働から解放し、エネルギー問題もなくなり、戦争もなくなるなどと予測している。

はたしてAIは人類にこのようなバラ色の将来をもたらすだけなのだろうか。

⚫︎AIは人類を滅ぼすのか
 ここに一つのエピソードがある。AIロボット「ソフィア」の頭部は人間そのもので表情も豊か。彼女はサウジアラビアの市民権も得ている。彼女を一躍有名にした問題発言があった。開発者であるデビット・ハンソン博士がソフィアに「人類を滅ぼしたい?ノーと言ってほしいけど・・・」と尋ねたところ、答えは「そうね。滅亡させるわ。」だった。
 この発言の後ソフィアは「冗談よ」と発言したが、AIが人間を脅かす日が来るかもしれないと多くの人が感じた瞬間として人類の記憶に書き込まれた。

©️ https://www.youtube.com/watch?v=dRpQwc7Akho

⚫︎AIナノボットは核兵器を無意味化する
 核兵器の威力にはとても強大なものがある。爆発威力の大きい核兵器だけでなく、アフガンの山岳地帯の岩盤をドリルのように貫いて爆発させて標的を破壊するような小型核の開発も意図された。しかしAIナボットがあれば、大型も小型も含めて核兵器はもはや必要がなくなる。

 核爆弾は爆薬を始まりとする熱兵器の最終形態であったが、結果的に決定的な軍事革命を導き出すことはなく、新たな戦争形態を引き起こすこともなかった。核兵器は結局のところ使い物にならない兵器であることを過去70年以上にわたって実証してきた。
 人類は数千年の戦争の歴史の中で殺傷力や破壊力をいかに効率よく高めるかということに躍起になってきた。その結果としての核兵器は熱兵器の歴史の幕を閉じる役目を果たしたにすぎない。

 人類はすでに熱兵器戦争期を終えて、知的兵器戦争期の時代に突入している。
その象徴がAIナノボットである。

 1991年の湾岸戦争以降、戦争は情報化の道を貪欲に歩んできている。そして2016年には米国にて「スワーム」という実証実験が行われた。スワームとは群れの意味である。100機程度のマイクロ無人機を用いて、集団として意思決定し編隊飛行などの集団知能行動を実証した。これはいわば多数のスズメバチの群れが標的に襲いかかるようなものである。
 (U.S.ARMYオフィシャルサイトより)

 このようなスワームの形態は当然ながらAIナノボット兵器にも適用されていく。AIがより自律的な運動性能を向上させ、心あるいは意識のようなものを持ち始めたらどうなるのであろうか。AIナノボット群が敵方のAIナノボット群と自律的に闘い始める・・・

 戦争は人類(ホモ・サピエンス)とは違ったホモあるいはもっと別の何かの下に行われるのではないのか。
 すでに米軍では戦闘機を制御する軍事AIが人間のパイロットに圧勝している。

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