goo何気無い日々が心地よい安寧

何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

🚶2023年9月 歩きまとめ 👣

2023-09-30 23:59:00 | 🚶纏_歩き総括

 記録的猛暑が未だ続く中,…記録的高温化の盛夏長期化実感。(10月にはマシになる予報)
 夜も室温最低気温28度台以下にならず秋分の日後3日程だけ…ベランダはチョイマシ
 高気温続くも体は動く,重り無し歩行継続中
  猛暑の真昼間歩き続行中
 今月も日除け維持し陽が傾きだし更に追加で部屋は暗くなる。
寝具も真夏対応:極冷感まま!新記録。
 しかし冷房未使用継続!ここ冷えは26日で収納(チョイ早すぎた…)


29:👫〜鳥辺野墓参り,🚶…瀧尾神社 12
28: 🚶〜 カメラキタムラ  10
27:🚶…黄檗…宇治陵…奈良街道 11
25:🚶…宇治丘陵 北東部 12
22:👫〜摂津墓参り 10
21:👫〜伊勢丹…烏丸通…大丸,高島屋 10
19:🚶 JR京都/免許C…旧大和街道 16
18:🚶 城陽文化P 墨染交響楽12
17:🚶…双子塚古墳周辺 11
16:🚶…仏徳山,朝日山… 10
11:🚶‍♂️…天ヶ瀬ダム上部 13
8:👫〜四条通,大丸,高島屋 三条通  10
5:🚶‍♂️… 伏見桃山御陵群 14.6
4:🚶… 駐屯地/京大外周沿 12
3:🚶‍♂️…小倉&向島農地,宇治川公園 14
1:🚶…天ヶ瀬ダム上部&鳳凰湖碑 13


累計 3261046歩+
   
 9月 357290歩
 8月 382723歩
 7月 368298歩+(2kg主10日迄)
 6月 358088歩+(2kg)
 5月 363726歩+(2kg)
 4月 357271歩+(2kg)
 3月 366228歩+(2kg主)
 2月 345147歩+(3kg主)
 1月 362275歩+(3kg主)

🚶‍♀️34万歩越:2019/05〜55ヶ月連続🎉
  今月は35万歩越!
🚶‍♀️2020/2/8〜日1万歩越継続,末:1321日 
 今月も日1万歩越は継続:安寧平穏な日々が更に続く様に節に願う!
🚶‍♂️2019/10/21〜日9千歩越継続:末:1441日

🏆年累計440万歩越(4年連続:2019~22)
🏆35万歩越:2019/06~22/01=36ケ月連続:







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🚶…伏見区向島清水農地↩️。 🚙👭:巡行神輿宮入に遭遇 230930

2023-09-30 21:04:00 | 🚶 歩く
🚶…右岸堤防道…隠元橋…左岸堤防道47km碑+…伏見区向島清水農地🔂…左岸堤防道47.2km碑…隠元橋…右岸堤防道…Alp📚;🧁;💊…右岸堤防道…>
🚶12477歩

🌥️隠元橋30〜29℃,風心地く
  15時以降雨予定が大きく外れる

🌡️ベランダ31.8〜21.2℃

夜)🚙〜24号線〜伏見Std👭↩️〜24号線〜Alp食材〜>    
 Std帰り,運良く御香宮の巡行神輿宮入隊(オサイレ)に遭遇!👀◎縁起良し👌

📚大量絶滅はなぜ起きるのか,ギリシア人の物語3,日本列島誕生のトリセツ,大阪のトリセツ;なにわ面白学,時空旅人;陰陽師と古代暦の世界,DIME11


清水町にて 御香宮の祭り提灯



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「最高の官僚は最悪の政治家」の意味をしみじみ考えてみたらーーまったく他人事ではなかった! 2023/09

2023-09-30 03:16:09 | 気になる モノ・コト

「最高の官僚は最悪の政治家」の意味をしみじみ考えてみたらーーまったく他人事ではなかった!
  現代ビジネス より 230930  栗田 治


⚫︎「最高の官僚は最悪の政治家」という言葉を、あなたはどう受けとめるだろうか。
 論理的な思考を支える「モデル分析」。その文系・理系の境界を超えた方法論を、慶應義塾大学で教鞭をとる栗田治氏が史上最高にわかりやすく解説したのが、9月刊の講談社現代新書『思考の方法学』だ。

 同書の「モデル分析を支えるキー概念」から「官僚制の順機能と逆機能」に関する解説を一部公開する。政治家なのにまるっきり官僚のような(そして実際に多くが元官僚の)人々の顔も思い浮かべつつ読んでいただきたい。
(※本記事は『思考の方法学』から抜粋・編集したものです。)


⚫︎優れた官僚であれば絶対にやらないこと
 あちこちで議論されている組織改革を、過ちをおかさずに進めてゆくために、ぜひとも知っておくべき社会学の概念が「官僚制の順機能と逆機能」です。

「官僚制」とは「複雑で大規模な組織の目標を能率的に達成するための、合理的な管理・運営の体系」のことです。
その特徴として、
1:規則の支配,2:権限のヒエラルヒー,3:人間関係の非人格性,4:職務の専門性、
 を有することが知られています。
 これら4つの特徴は、物事を規則通りに、とにかく効率的に進めてゆくことに寄与する(ある意味で)素晴らしいものです。

 たとえば、ある生活困窮者が公的補助金を受け取るための役所への書類提出の締め切り時間を5分超過したとしましょう。理由は、役所にやってくる途上で交通事故にあったせいかもしれません。
 このとき、優れた官僚であれば,「あまりにも可哀想だから,特別に自分の判断で,締め切りに間に合ったことにしてあげよう」と考えて受理することなど決してありません。自らの権限を超えてはならないし,仕事に人間関係を持ち込んではいけないし,規則を破ることなどもってのほかなのです。

 では、この例のような弱い立場の人を助けるのは誰の仕事でしょうか。
それを受け持つ代表選手は政治家です。政治的な判断により、特別な事情で申請が遅れた場合には、一定条件の下で書類を受理する、という規則を設ければよいのです。
 そうすれば,官僚は改定された規則を忠実に守るという美徳を発揮することになります。

 ここから、官僚と政治家が、実に正反対な存在であることが理解できます。
最高の官僚は最悪の政治家です。
政治家の代わりに教育者という言葉を入れてもよいでしょう。

 官僚制が社会や組織の善き活動や成長のために役立つことを「順機能」といいます。
ところが、官僚制は社会や組織の維持・存続を脅かす作用を果たすこともあり、こちらの作用は「逆機能」と呼ばれます。

 官僚が無私の心で働き、また高度な情報処理能力と判断力をもっている場合には、そして社会が置かれた環境が安定的なものであれば、順機能が発揮される可能性が大きいのです。
 しかし、官僚が自らの利益を念頭においたり、緻密な思考力に欠けていたり、外部の環境が安定的でない場合には(つまり決まり通りに物事を進めてもどうなるかが予見できない、戦時下のような場合)、逆機能が発現してしまう恐れがあります。

⚫︎民間の組織も「官僚化」を避けられない理由
 ところで皆さんは、こうした事態を官僚がコミットする問題に特有のものだと思いますか? 実は、官僚化の波は民間の組織や教育機関にも着実に押し寄せるのです。
 なぜならば、官僚機関以外の組織も、巨大化複雑化という現実の下で、官僚制の本質
(先述の1:規則の支配,2:権限のヒエラルヒー,3:人間関係の非人格性,4:職務の専門性)を必然的に、そして驚くべきことには喜んで、取り入れることになるからです。

 この官僚化した組織にあって、知らず知らずのうちに、その構成メンバーは「とにかく規則が大切」「心の問題を考えるのは合理的でない」「計算可能性を一義として目的合理的に考えよう」という行動様式に染まってゆくのです。

 そうなると、前述の、交通事故にあったために申請書類の提出が5分遅れた人を切り捨てる、というのと同様の営みが、民間組織や教育機関のそこここでみられることになり、逆機能のオンパレードになってしまいます。教育や研究の場が「決まり通りにやればよい」というルールに支配されてしまったら、存在価値を速やかに失ってしまうでしょう。
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死後生存の証拠か,それとも脳内現象か? 「臨死体験」の謎 2023/09

2023-09-29 22:39:45 | 気になる モノ・コト

死後生存の証拠か、それとも脳内現象か? 「臨死体験」の謎/羽仁礼・ムーペディア
 (ムーwebより230929) 羽仁 礼



⚫︎科学者や医師が挑む臨死体験の謎
 重篤な病や重大事故で完全に意識を失ったり、ときには医学的に死亡と診断された状態から息を吹き返した者たちの中に、昏睡状態の中で展開した出来事を物語る者がいる。
 このように、臨死状態に陥った人間がその間に経験したという事象は「臨死体験」と呼ばれる。
 アメリカの医師マイケル・セイボムによれば、臨死状態となってから蘇生した患者78人のうち、43パーセントにあたる34名がこの種の経験をしたという。

 いったん死亡した者がその後息を吹き返し、死んでいた間の経験を物語るという例は、日本では平安時代の『今昔物語集』や『日本霊異記』にも収録されているし、古代ギリシアのプラトンも、『国家』において、パンピュリア族の血筋を受けるアルメニオスの子エルが、戦争で死んでから12日目に息を吹き返し、その間あの世とこの世の境を経巡ったことを記している。
 さらに、柳田國男の『遠野物語』でも似たような話が語られ、松谷みよ子の『現代民話考Ⅴ』には多くの事例が収録されている。
 俳優の加山雄三や石原裕次郎など多くの著名人も、事故や病気で意識を失った際、似たような経験をしたと述べているから、民間伝承、あるいは単なる不思議なエピソードとしては、洋の東西を問わず昔から伝えられてきたことなのだろう。

 その臨死体験が科学者の関心を集め、真剣な研究の対象となったのは、1970年代になって、いずれもアメリカの医師であるエリザベス・キューブラー=ロスとレイモンド・ムーディがそれぞれの患者から聞き取りを行い、多くの証言を集めたことがきっかけであった。
 その後カーリス・オシスやマイケル・セイボム、ケネス・リング、カール・ベッカーなど、医師も含めた大勢の者が臨死体験を研究するようになり、1981年には国際臨死体験研究会(IANDS)も設立されて今日に至る。

↑臨死体験研究をまとめたムーディの著書『Life After Life』。ロスが序文を寄せており、全世界で1400万部を売り上げたという。

⚫︎死に瀕した人々が物語る“死んでいた間”の体験
 研究が進んで事例が集まるに連れ、体験者が語る内容に、宗教や民族、学歴、年齢や性別、さらには臨死状態に陥った原因にかかわらず、ある程度共通する内容が含まれることが明らかとなった。

 こうした共通する内容は「コア体験」と呼ばれる。コア体験の中身は、研究者によって多少ばらつきがあるが、ムーディは心の安らぎと静けさ、異様な騒音と暗いトンネル、体外離脱体験や光の存在との出会いなど、11の要素を挙げている。

 ムーディによれば、典型的な臨死体験は以下のようなプロセスをたどる。

 体験者はまず、医者が彼、あるいは彼女自身の死を宣告しているのを聞く。
 続いて耳ざわりな音が聞こえてくる。
 人によってはぶんぶんうなるような音や物がぶつかった音、風の音などと表現することもある。
 それとほぼ同時に、長いトンネルの中をものすごい速さで動いているのを感じる。これも場合によっては夜道をひとりで歩いていたり、暗い場所にひとりでいるという経験に変わる。
 それから突然、自分が肉体から抜けだしているのがわかる。
 この体外離脱の状態において、体験者は自分の肉体に施される蘇生措置をつぶさに見ていることがある。
 泣き伏している親族に、自分はここにいると訴えるのだが、だれも気づいてはくれない。
 ときにはこの状態で、遠く離れた自宅を訪れて母親の様子を見てきたり、上方の視点からしか見えないはずの事物を認識したりする例もある。
 当初混乱していた気持ちは次第に落ち着いてきて、死んだ親戚や友人など、だれかがやってきて彼を助けてくれる。
 それから非常に明るい光と出会う。
 体験者はこの光を「生きている」と認識し、直接思考のやりとりを行う。
 多くの場合この光は、死の準備ができているか、人生において何か満足することをしたか問いかけ、体験者はこの時点で自分の生涯をパノラマのように見る。
 そのうちに、水域、灰色の霧、ドア、柵、線、門など、現世と来世を画する象徴的なシンボルが現れる。
 このときには、体験者は死後の世界を受け入れて、激しい喜びや愛の感情に圧倒されているが、それでも最後は自分の肉体と結合してこの世に蘇生する。

 生還後、体験者は自分の体験を他人に説明しようとするが、完全に説明することはできないもどかしさを感じる。
 しかし、臨死体験は本人に大きな影響を残す。
 体験後は性格が穏やかになったり、死を受け入れるようになる、宗教心が高まる、ときには何らかの超能力を得るなどの変化が報告されている。
 一方、このようなコア体験のすべてを体験することはむしろ稀であり、臨死体験にはこうした共通の要素以外に、明らかに民族的・宗教的な差異が現れる部分もある。

 たとえば、ムーディがコア体験のひとつとする不思議な光は、アメリカに比べると日本では出現する頻度が著しく低い。
 また日本では、花の咲いた野原、花畑や蓮池など、とにかく花が咲き誇っている場所や、川のほとり、川原や橋、舟など、川に関連するイメージがしばしば登場する。
 さらにインドの場合には、地獄の支配者であるヤマラージャやその手下のヤムドゥートに出会う例が多い。
 ときには、意識がはっきりした状態で、死んだ肉親の姿を見るなど、コア体験の一部を経験することもある。

↑臨死状態における「コア体験」は民族や宗教による差異があるという。
 日本人では花畑や三途の川を思わせるようなイメージが多く現れるようだ。

⚫︎臨死体験で見る世界は脳の作用による幻覚か?
 ではなぜ、死に直面した人間はこのような体験をするのだろう。
 そもそも、臨死体験者が語る内容は現実に起きたことなのだろうか。

 蘇生して臨死体験を語る者たちは、真に死の世界を訪れたわけではなく、瀕死の状態ではあるが生きていた、つまり何らかの生理的活動が残っていたともいえる。
 こうした点をめぐって、臨死体験の解釈は大きく分かれている。

 人間の意識は肉体の一部である脳が生みだしているという立場に立てば、肉体の死後、何らかの人格が存続することはあり得ない。
 そこで臨死体験なるものも、瀕死の状態に陥った脳が、何らかの作用によって生みだす夢や過去の記憶の歪められた再現、あるいは幻覚という解釈になる。
 そのようなイメージを生みだす要因として指摘されているのが、エンドルフィンその他の脳内物質の作用や酸素欠乏症、停止していた脳が再起動する際の虚偽記憶といったものである。
 さらには、死の苦痛を和らげるために遺伝的にこのようなイメージが脳にプログラムされているとする意見もあるし、暗いトンネルのような場所を移動する体験、いわゆるトンネル体験については、出生時に産道を通って生まれてきた記憶の再現という説もある。

 だが、これらの説のいずれをもってしても、臨死体験の内容すべてを説明することはできないようだ。
 エンドルフィンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、大量に分泌されると幸福感をもたらすことから、臨死体験者がこの上なく幸せな気分を感じることの説明にはなるが、他の体験は説明できない。
 同様に,出生時の記憶という説についても,説明できるのはトンネル体験だけである。
 また脳内物質や酸素欠乏状態における幻覚は通常不快な内容であるのに対し、臨死体験ではほとんどの者が幸福感を感じ、意識も覚醒時以上に明瞭に保たれていることが多い。

 脳の再起動説に対しては、臨死体験には個のレベルを越えた共通性が見られるという反論が可能であり、遺伝的なプログラム説では、体験中本人が知らないはずの事項を認知する事例の説明ができない。
 確かに大脳側頭葉のシルヴィウス溝(外側溝)を刺激すると、臨死体験に似た感覚を覚えるといわれるが、アメリカの脳神経外科医エベン・アレグザンダーなどは大脳皮質がまったく機能していない状態で臨死体験をしている。

↑脳の側面図。臨死体験は脳が生みだすイメージという解釈がある一方で、脳の作用だけでは説明できないことも多い。

⚫︎臨死体験は死に際にのみ知覚できる世界だった?
 こうして見てくると、臨死体験は肉体を抜けだした何かが現実に見聞した事実であるとも考えられる。
 肉体の死後も魂は存在し、死後の世界に迎えいれられるという心霊主義の考えに立てば、臨死体験は死後生存や死後の世界の存在を支持する証拠となる。
 つまり臨死体験は、魂が一時的に肉体を離れ、その間死後の世界を訪れてその様子を見てくる現象ということになる。
 臨死体験において頻繁に報告される体外離脱体験も、この立場からは魂が一時的に肉体を抜けだす現象ということになるが、体外離脱に限っていうと、最近では人工的に対外離脱と同じ感覚を生みだす実験もいくつか行われており、必ずしも霊魂実在の証拠とはならないようだ。

 こうした従来の考え方に対し、アメリカの心理学者ケネス・リングなどは臨死体験の説明として、物理学者のデヴィッド・ボームが唱えた「ホログラフィック宇宙論」を持ちだしている。
 論者によって詳細は異なるが、ホログラフィック宇宙論とは、たとえば立体映像(ホログラム)が二次元の印刷物に記録されていながら、レーザー光線を照射すると立体映像が浮きだすのと同様、この宇宙全体にも通常の方法では読み取れないさまざまな情報が重層的に盛り込まれ、隠されているとする考え方である。
 そこでは周波数のみが実態として存在し、すべての事象が互いを包み込む形で不可分の全体として存在する。
 そうした情報は通常の人間の知覚では認識できないが、死に瀕した特殊な状態になると、通常とは異なる周波数帯の情報にアクセスできるというのだ。
 そうなると過去も未来も距離も無関係で、この世に存在するすべての情報に直接接することができる。

↑ホログラフィック宇宙論によれば、われわれの住む地球はもちろん、宇宙全体がホログラムのように情報が投影された幻影にすぎないという。
 考えてみれば、われわれの認識する外界の情報は、脳で処理された、一種の加工情報である。
 そして脳は一定の限られた範囲の情報しか処理できず、処理できない情報は認識されることもない。
 古代ギリシア哲学のたとえを借りるなら、肉体という牢獄に捕らわれた魂は、牢獄の狭い隙間からしか外界を認識できないのだ。
 しかし、仮に一時的ではあっても牢から出されることがあれば、外にある広大な世界の存在に気づく。
 このような状態での体験が臨死体験なのではないだろうか。

 だとすると臨死体験とは、人間という存在や宇宙の本質にもかかわってくる、いまだ解明されていない現象ということになるだろう。

↑死の間際に、通常では認識できない周波数帯にアクセスすることで知覚できる世界。
 臨死体験とはその世界を垣間見た状態なのだろうか?

●参考資料📚=『現代民話考Ⅴ あの世へ行った話・死の話・生まれかわり』(松谷みよ子著/立風書房),『臨死体験(上・下)』(立花 隆著/文藝春秋)『いまわのきわに見る死の世界』(ケネス・リング著/講談社)

▶︎著者:羽仁 礼
ノンフィクション作家。中東、魔術、占星術などを中心に幅広く執筆。
ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)創設会員,一般社団法人 超常現象情報研究センター主任研究員。


👄立花隆氏/臨死体験,読み応え有り!
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【日本株】日本人受賞へ期待高まる2023年「ノーベル賞」、注目の関連銘柄とは 202309

2023-09-29 22:35:00 | 気になる モノ・コト

【日本株】日本人受賞へ期待高まる2023年「ノーベル賞」、注目の関連銘柄とは
 マネクリ より 230929   和島 英樹


⚫︎10月2日から2023年「ノーベル賞」が開幕
 2023年のノーベル賞の発表シーズンがやってきた。来週10月2日~9日は発表が相次ぐ「ノーベル賞ウィーク」となる。日本人の受賞に期待したい。

 10月2日に生理学・医学賞、3日に物理学賞、4日に化学賞、5日に文学賞、6日に平和賞、9日に経済学賞の発表が行われる。

 日本人の受賞は、直近では2021年に真鍋淑郎氏が物理学賞を受賞したが、2022年はなかった。真鍋氏は二酸化炭素が地球温暖化に影響することをいち早く問題提起し、地球の気候についてコンピュータを用いてシミュレーションし、気候変動の予測に関する研究が評価された。

⚫︎注目のノーベル賞、日本人の受賞復活なるか
 ノーベル賞を占う上で、その前哨戦として注目されるのが「クラリベイト・引用栄誉賞」だ。これは英国の学術情報会社クラリベイト・アナリティクスが、世界の研究者が発表した約5800万本の研究論文などの分析を元に、ノーベル賞の受賞が有望とみられる研究者を発表するもの。これまでに「クラリベイト・引用栄誉賞」に選出された研究者のうち、71名が実際にノーベル賞を受賞している。

 2023年は9月19日に、23名が発表された。このうち、日本人は2名が選出されている。ノーベル生理学・医学賞の有力候補として筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史機構長、ノーベル化学賞の有力候補として川崎市産業振興財団の副理事長でもある、片岡一則ナノ医療イノベーションセンター長である。

 柳沢氏は睡眠の仕組みを解き明かす神経科学の基礎研究を行っている。注目されている功績が睡眠の制御に関わる「オレキシン」という物質を発見したこと。オレキシンは脳の「視床下部」という場所で作られ、神経からの刺激を伝える物質だという。睡眠や覚醒、食欲などに関わっている。
 オレキシン受容体拮抗薬として不眠症治療薬が実用化されており、脳の覚醒を促すオレキシンの受容体を阻害することで脳を睡眠の状態にさせることができる。2020年6月にエーザイ(4523)が「デエビゴ」という商品名で発売している。

 片岡氏は「ナノマシン」と呼ばれる小さな粒に薬を包み込んで体内の狙った組織に取り込ませる技術を開発した。ナノマシンの大きさは2万分の1から10万分の1ミリメートルほどの小ささである。極小であることから、体が異物として認識しないので、薬を効率よく運べるようになった。体内の必要な場所に必要な分だけ薬を届ける「ドラッグ・デリバリー・システム」(DDS)といわれる技術だ。
 片岡氏はグロース市場に上場しているNANO MRNA(ナノ エムアールエヌエー)(4571)の創業者でもある。現在も技術発明者として社外取締役を務めている。同社は旧社名ナノキャリアで、当時は抗がん剤分野のDDSで先行していた実績を有している。現在ではDDSから事実上撤退しているが、ノーベル賞受賞となれば、技術が見直される可能性もある。

 ちなみに、2021年のクラリベイト・引用栄誉賞は大阪大学の岸本忠三特任教授、量子科学技術開発研究機構の平野俊夫理事長(当時)、中部大学先端研究センターの澤本光男特任教授が受賞した。
 岸本氏、平野氏はともに医学生理学賞の候補で、体の免疫で重要な役割を担う「インターロイキン6」を発見。中外製薬(4519)の関節リウマチ治療薬「アクテムラ」の開発に繋がった。
 澤本氏は化学賞の候補で、複数の分子を思い通りの構造や機能を持つように繋ぎ合わせる「精密ラジカル重合」という手法を確立したことが評価されている。合成ゴムなどの高分子を合成する際などに使われるという。

⚫︎株式市場が期待するノーベル賞関連銘柄
 これ以外で株式市場との関連が期待されるのは、医学生理学賞では京都大学の森和俊教授だろう。細胞内の小胞体と呼ばれる部分に異常なタンパク質がたまったことを検知するセンサー分子(UPR)を世界で初めて発見し、「米国のノーベル賞」と言われるラスカー賞を2014年に受賞している。がんや糖尿病、パーキンソン病への応用などが期待されるという。アステラス製薬(4503)が米企業とUPRで提携している模様だ。

 物理学賞では、名城大学の飯島澄男終身教授がカーボンナノチューブの発見により毎年のように候補に挙がっている。カーボンナノチューブは炭素から構成され、重さはアルミニウムの半分であり、しなやかながら強度は鋼鉄の数10倍といわれる。テニスラケット、ゴルフクラブ、自転車のフレームなどで実用化されている。株式市場の観点で見れば、日本ゼオン(4205)、GSIクレオス(8101)などが関連銘柄となるだろう。飯島氏は元日本電気(NEC)(6701)の研究員でもある。

 化学賞では桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授。「ペロブスカイト」と呼ばれる結晶構造を用いた太陽電池を考案したことが知られている。発光層で厚みがあるシリコン系に比べて、極めて薄いため、軽量で曲げることもできる。国内でも建物や窓に活用できるのではないかとして、カーボンニュートラルで注目度が上がっている。関連銘柄は東芝※(6502)や積水化学工業(4204)、ホシデン(6804)、原料のヨウ素では世界シェア15%の伊勢化学工業(4107)の他、K&Oエナジーグループ(1663)などがある(※東芝は2023年9月29日現在、監理銘柄(確認中)となっている)。

 文学賞ではこれも村上春樹氏が毎年候補になっている。書店の丸善CHIホールディングス(3159)、文教堂グループホールディングス(9978)の株価が、発表前に動意付く傾向がある。
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