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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

制服

2010-02-28 | セクシャリティ関連
鹿児島で中一の女子生徒が男子学生服を着用して登校する事を認められた・・
とのニュースを読んで、今回の件そのものについてはもうあれこれ言う気は
無いのだけれど、制服ってものについては改めて考えた。

最近は高校では女子の制服に最初からパンツも取り入れている所も増えてきて、
好きな方を選んで着られるようになってきている。
でも数からいけばまだまだ少数なのだろうし、男子がスカートも選べるようには
永遠にならないのだろうなぁ。
いっそ始めから制服に男女の区別がなければ良いのだと思う。
体操服なんかは小学校からもうどこでも男女同じタイプのものになっているし、
(あの女子のブルマーは私も子供心にすごく嫌だった。)制服自体も将来的には
同じものにはならないのだろうか。
会社の同僚でもパンツの方が動きやすくて好きだと、スカートを全くはかない
普通の女性も多い。

ランドセルの色が多様化し、男子は黒、女子は赤が当たり前ではなくなったように、
制服も今後選択肢が増えて行く事を願う。



笑顔

2010-02-23 | 戯言あれこれ
人の想いを受け止めるのは、エネルギーのいる事だと思う。
その一言を、ほんの少しのぬくもりを与えたいと考えるのを
傲慢だとは思わない。
私もそうやって助けられてきてここにこうしているのだし、
自分もまた逆の立場で想いを受け止め、与えて行きたいと
思うから。

ただあなたがひどく消耗しているのではないかと、とても
気がかりでいる。
あなた自身も沢山の想いを抱えているのを、少しは知って
いるから。
だからこそあなたはあの子を心配だし、悲しいし、悔しい
のだろうけれど。

あなたは笑顔で過ごせているのだろうか。
カードの写真を見つめては考えるよ。

旅の土産

2010-02-20 | 食べ物&お料理
宮城から富山、石川を経由し名古屋まで旅した友人が、お土産を送ってくれた。
途中のどこかで買ったものかと思っていたら、これが各地の土産で大感激。

写真左から、名古屋の”うみゃ~たまご 金しゃち燻・銀しゃち燻”
富山の”白えび味噌”
石川の魚醤”いしり”
名古屋の”うみゃあーっ手羽 八町味噌味”

写真撮れなかったけど他にも気仙沼産ふかひれスープとか色々ありまして、
本当に嬉しかった。

思わずビックリの金銀卵は燻製になっていて、殻に特殊アルミ箔でコーティングが
されており日持ちがするようになっている。
殻を剥くと普通の茹で卵のようで、しっかり燻製風味と塩味が効いてます。
今夜はこの卵とえび味噌を食べたのだけれど、えび味噌は野菜に合うとの事で
きゅうりにつけて食べてみた。
キャベツにも合いそう~。ご飯にのせても美味しいです♪

”いしり”を使ったいしり鍋というのがレシピでついていて、美味しそうなので
今度やってみたいと思う。
材料は白菜、大根、ネギ、なす、きのこ、イカ、貝、豆腐、しらたき・・との事。
お鍋のレパートリーが増えそうだ~。

何が嬉しいかと言えば、やはり友人が私のために買ってきて送ってくれた事。
旅の途中で私の事を思い出してくれたなんて、こんなに幸せな事はない。
この友人とはまだ知り合って日が浅いのだけれど、すごく信頼出来るしいろんな
事を沢山話したいと思える人。
巡り逢えた事に感謝!
私は彼女にどうやってこの気持ちを返したら良いかと考える。
旅の予定はないけれど、自分も何かお返しをしたい。
悩むなぁ・・・。





記憶

2010-02-17 | 戯言あれこれ
子供の頃に覚えた歌の歌詞とか印象的な出来事って、今でもすごくはっきり
覚えている。
好きだった懐メロって、何も見ないでもかなりしっかり歌えてしまうし。
これって若い時の方が脳の記憶する力が強いって事なのだろうか。
年をとる程物忘れがひどくなったりするしなぁ。

でも大人になる程覚えていたくないような辛い事も増えて行くから、どんどん
忘れて行くぐらいが丁度良いのかもしれない。
ねぇ、海馬よ(笑)




一生の不覚

2010-02-16 | 好きなもの諸々
先日k.d.がバンクーバー五輪の開会式で歌ったのを知らず、何ともマヌケな
ブログを書いてしまった私。
あれから動画を必死に探してますが、画像が極端に悪かったり、素人さんが
遠くから撮ってて豆粒みたいだったりと、なかなかまともに観られるものを
見つけられない(泣)
オリンピック関係はチェックが厳しいのか、友人が見つけてURL送ってくれても
すぐに削除されちゃってたり。
なんでこんな重要なシーンを見逃してしまったのか、J一生の不覚!

クマが立ち上がったとことか、青年が草原飛ぶとことか見てる場合じゃ
なかった~!
でもあの草原のシーンは「Trail Of Broken Hearts」のPVを彷彿とさせて、
それでk.d.が頭に浮かんだのだけど。
カナダだもんね・・。
k.d.今回も出るよね・・・。
何で気がつかなかったのかな・・・・。

さすがに開会式をビデオに録ったっていう人も周りにはおらず、まともな
動画を入手出来るまで当分凹み状態が続きそう。
この大馬鹿者め~~っ!!


その日まで

2010-02-14 | セクシャリティ関連
埼玉の小2児童がGIDと診断され、この秋から男子から女子へ性別を切り替えて
登校する事になったというニュース。

当事者の誰もがあげる幼少時の辛い経験を思えば、早くから周りに理解され
受け入れて貰えるのは幸せな事だと思う。
でも私個人の意見としては、子供のGIDとしての判断やその対応に関しては
成人以上に慎重に取り扱わなければいけない問題だと感じる。

性自認は子供の時から本人の中にあり、その違和感というのは子供だからこそ
余計に率直なものでもあるだろう。
しかし人として心身共にまだ発達途中の子供の場合、自己の確立も不確かな
部分があると思うし、周りの状況や反応によってその気持ちもどう変わって
行くかはわからない。
このままGIDとしてのレールに乗せられてしまうと、本人の中で迷いや変化が
あったとしても後戻り出来ないのではないだろうか。

女子として生活出来る故に、これから第二次成長期になり身体が心とは逆の
発達を遂げ始めた時の苦痛は更に大きいように思う。
日本では未成年に対してホルモン治療は行えないから、今は性差を感じていない
クラスメイトの女子達も、初潮や胸が膨らんだり・・となった時に体毛が濃く
なり声変わりを始めたその子を女子として受け入れられるのか。
学校側はそこまで考えているのだろうか。
こうして公になってしまった以上、彼女が将来埋没して静かに暮らして行ける
のかどうかというのも気になる。

子供はある意味とても正直で残酷でもある。
幾ら大人に「○○してはいけません。」と言われたところで、変なものは変だと
思うし気に入らないものは気に入らない。
ちょっと状況は違うけれどうちの子が転校した時も、学校と保護者に高機能自閉症
である旨の説明をし子供達にも話をさせて貰った。
とてもよくしてくれるお子さんもいたし、泣いてくれた父母の方もいた。
でもその後いじめは起こった。
これが現実なのだと思う。それを受け止めて乗り越えて行くしかない。

今回のお子さんがこれから自分がどう生きて行きたいか、本当に自身で判断が
出来るようになる日まで、彼女の選ぶ事の出来る選択肢が一つでも狭まる事なく
成長して行けるよう心から願う。



冬季五輪

2010-02-14 | 好きなもの諸々
いよいよ開幕!という事で、開会式の様子をTVで観てテンションが上がる。
フィギュアにスピードスケート、ジャンプ、モーグル、スノボ・・と、楽しみな
競技がいっぱいだ。
頑張れニッポン!(笑)

毎回オリンピック開催の度にゴージャスになっている感のある開会式
だけれど、カナダと言えばカルガリーオリンピック・・という事で、
その時に私の愛するk.d.langがパフォーマンスをした事を思い出しながら
画面を観ていた。
当時リアルでは記憶になかった私なのだけれど、k.d.のファンになって
からビデオでカルガリー五輪での様子を初めて観て感激。
あの場に出演出来るのって、その国の国民として相当名誉な事だよね。
カナダにおけるk.d.への評価の高さを改めて知ったのだった。
彼女の歌は本当に素敵。
またぜひ生で聴きたいなぁ。・・と、オリンピックからちょっと話題が
それてしまった(笑)

メダルは結果の表れではある。でもメダルだけが全てではない。
選手の皆さんが悔いのないよう全力を出せる事を願って。



ビックリ

2010-02-13 | 食べ物&お料理
本日も寒かったので、夕飯はおでんにする事に。
買い置きしておいたこんにゃくを冷蔵庫から出したところ・・・凍ってる!
それも完全なカチンカチン!!
冷凍庫じゃなくて冷蔵庫のチルドルームだったのに。。。。
(ちなみに設定温度は中だった。)

とりあえずお湯で戻してみたものの、そこにあったのはスポンジ状になった
元の姿とは全くの別物。
どうにもスカスカで食べられそうに無い~~。
水分の多いものは冷凍に向かないという事を、改めて実感した本日。
仕方がないので、またスーパーへこんにゃくを買いに走った。
(我家のおでんにこんにゃくは必須なので。)
出来上がったおでんは、一際美味しく感じたとさ(笑)

J的おでんの好きな具ランキング

1、がんも
2、大根
3、ちくわぶ

つみれと玉子も捨てがたい・・・って、どうでもいいね(笑)


後ろ姿

2010-02-13 | 戯言あれこれ
今日(日付的にはもう明日)仕事帰りに家路へ向かって歩いていると、
とっくに雨は止んでいるのに大きな傘をさして歩いているおばあさんが
いて、電柱にぶつかったりしそうになるその危なっかしい足取りに
思わずハラハラして目が行ったら、少し離れた後ろから娘さんらしき
人が付いてきていて、しっかり後ろ姿を見守っていた。

その光景を見ていたら、何だか切なくも胸が熱くなった。

人は誰しも老いる。
それはどんな人にも等しく訪れる。
若さに胡坐をかいて己を過信するのは愚かな事だ。
自分の後ろ姿を見守ってくれる人がどれほどいるだろう?


荊の城

2010-02-11 | 本・映画
「半身」に続き、サラ・ウォーターズの「荊の城」を読んだ。

19世紀半ばのロンドンのラント街、泥棒一家に育てられた孤児のスーザン。
ある日詐欺師の”紳士”が儲け話を持ち込んでくる。
田舎の古い城に閉じ込められた少し頭の弱い令嬢をたぶらかして巨万の富を
得る計画に協力する為、彼女はその令嬢の侍女となり城に住む事となる。

令嬢モードには抱えている秘密があり、スーザンは段々その翳りと儚さに
惹かれて行く。
彼女を騙し財産を巻き上げ精神病院に閉じ込めるという計画に、悩みながらも
待っている親方達を裏切る事は出来ずそれしかスーザンには選べる道がない。
逡巡する中での2人の触れ合い。そして大どんでん返し。

余りに意外なストーリー展開に、上下巻一気に読み進んでしまう。
一体どうなっちゃうの?・・と。
さすが英国女性ミステリ作家のナンバー1的存在のサラ・ウォーターズ!
私はビアンの友人の勧めで初めて彼女の作品を手にしたのだけれど、もっと
早くに読んでいれば良かった・・と後悔する事しきり。
ネタバレしちゃうので詳しい内容を書くのは控えるけれど、今回も女性同士の
恋愛が軸になっている。
しかし例えその背景がなかったとしても、この作品は全く完成されたものとして
十分通用する。
読んだ人の感想を幾つか読んでいたら、むしろ一般のミステリーファン達は
彼女の作品に必ず出てくるこの女性同士の恋愛描写に困惑している感が強かった。
余りそれが強くなると読みたいと思わない・・とか、なぜ必要なのか?とか。
確かに今回の「荊の城」は、2人のラブシーンが無かったとしてもただの友愛と
いうだけでお話としては成り立つように思う。
でも、サラは描きたいんだろうなぁ。うん。
そして私はそれを読みたいと思う。
これからも「また?」と言われたとしても、それを含めても読まずにはいられない
その筆力で、ヘテロもセクマイも皆を唸らせる作品を書いて欲しい。

日本で翻訳されていないという処女作”Tipping the Velvet”が、ぜひ読みたい。