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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

八幡屋磯五郎

2009-10-31 | 食べ物&お料理
両親が長野へ旅行したお土産に、八幡屋の七味とおやきを買って
きてくれた。
2人とも辛いものが特に好きではなかったけれど、実家の冷蔵庫には
いつもこの缶が入っていたのを思い出す。
でも昔は缶だったのに貰ったものは同じデザインだけどビンに入って
いて、今はビンなの!?とちょっとビックリ。

辛いものが大好きな私なのだけれど、実は昔は全然食べられなかった。
妊娠中急に辛いものが食べたくなって以来、出産後も元へ戻る事は
なく激辛街道を進む事に・・(笑)
不思議なものだなぁ。

七味はどんどん風味が飛んでしまうので、やっぱり開けたてが一番
辛さも香りもキレがあってとても美味しい。
八幡屋さんのは特に山椒風味が効いてる感じがする。
HPを観てみたら商品に合う季節の料理の作り方なんかも紹介されていて、
かなりそそられた。
七味唐からし入りオリーブオイルと七味ぽん酢が気になる~~!
ちっちゃな缶がぶら下がってるストラップは、実際に七味を入れて
持ち運ぶ事も出来るスグレモノで、これまた非常に惹かれている(笑)

八幡屋磯五郎オフィシャルサイト
http://www.yawataya.co.jp/brand/index.html

犬のきもち

2009-10-25 | 戯言あれこれ
今日近所のスーパーに夕飯の買い物に出かけたところ、何やら駐輪場で
騒ぎが。
何だろう?と思い自転車を停めつつそちらを見ると、倒れた自転車の
横でチワワを2匹抱えてオロオロするおじさんの姿が。
「誰か助けて下さい~!」の言葉に駆け寄ろうとしたところ、私より
近くにいた男性がいち早く手を差し伸べた。
犬連れて買い物に来た人が自転車を倒しちゃったのかな・・と思ったら、
「これは私の犬じゃないんです!」とそのおじさん。
犬をカゴに入れたまま放置した人がいて、おじさんはその隣に自転車を
停めていて帰ろうとしたところ、犬が動いて自転車が倒れてきてパニック
になっていたらしい。

よく子供を椅子に乗せたまま自転車を離れる親も見かける事があり、
その危なさにビックリしてしまうのだけれど、犬も子供もじっとして
いられないのは同じ。
なぜ荷物みたいにその場に置いて、離れてしまう事が出来るのか理解
出来ない。
2匹のチワワは驚いて目を丸くしていて、その姿がまた何とも言えずに
いじらしくて可愛かったのだけれど、少しは犬の気持ちにもなってみろ!
・・と、店内にいる飼い主を探して説教してやりたい心境になった。

inuの気持ちを考えられずに動いてしまったのは、自分も同じだけれど。
後で何があって後悔しても、それは誰のせいにも出来ない飼い主の責任
だよね。



流星群

2009-10-23 | セクシャリティ関連
オリオン座流星群が出現ピークとの事で、多い時で観測数が1時間に
50個以上との話。
空からこぼれるように降ってくる様は、さぞかし美しいのだろうなぁ。

「流星群」と聞いて私の頭にまず浮かぶのは、大好きな鬼束ちひろの
初期の名曲。
ちひろはGIDをテーマにこの曲を書いたのではないとわかっている
けれど、初めて聞いた時にFTMの元彼の事が頭に浮かんだ。

 
 呼ぶ声はいつだって悲しみに変わるだけ
 こんなにも醜い私をこんなにも証明するだけ でも必要として

 貴方が触れない私なら無いのと同じだから

 奇跡など一瞬でこの肌を見捨てるだけ
 こんなにも無力な私をこんなにも覚えて行くだけ でも必要として

 貴方に触れない私なら無いのと同じだから


初めて付き合ったFTMの元彼は、自分の身体を見せる事も触れられる
事も苦痛な人だった。
抱きしめたくても抱きしめられない。
自分が求める事で相手を苦しめてしまうというのは、とても切ない
経験だった。
このブログの前にやっていたブログは、そんな想いから「針鼠の
ジレンマ」と名付けていた。

触れられないのも触れて貰えないのも、どちらも寂しい。
でも何より抱きしめたかったのは、身体じゃなくてあなたという人
そのものだったと今は思う。

 

鬼束ちひろ - 流星群



美しの庭

2009-10-18 | お出かけ
今日は浜松町に用事があって出かけたついでに、滅多に行かない
場所なのでせっかくだからと旧芝離宮恩賜庭園を訪れた。

東京にこんなところがあったんだ・・と驚いてしまう程、都会の
真ん中とは思えない静かで美しい日本庭園。
その佇まいにしみじみと日本の良さを感じつつ、松やかえでを
眺めながら園内を散策。
心洗われる一時だった。

池に鯉が沢山いて近くを通ると寄ってくるのだけれど、皆口を
大きく開けたまま泳いできて「エサくれ~。」と言ってるよう(笑)
”エサをあげないで下さい”という看板がないので、ここはエサ
やりOKなのかもしれない。
多分いつも来園者からエサを貰ってるから、鯉たちがそのつもりで
近寄ってくるのであろう。
次にまた行く事があったらお麩でも持って行こう。

デートしているカップルも多く、芝生でくっついて寝転んでたり
するので邪魔しないよう反対側を通ろうとしたら、そっちにも
別のカップルがくっついていて、最後は面倒になりそのまま
思いっきり真横を通り過ぎた(笑)
こんなところで静かに語り合える人がいたらいいのになぁ・・と
つい思ったり。

入場料は¥150。心の洗濯にオススメのスポット。



香りの一枚

2009-10-17 | 好きなもの諸々
しまったまま出しそびれていたコーヒービーンズの手拭いを
やっと飾った。
豆、豆、豆でございます(笑)

秋の手拭いっていうと、紅葉や栗やキノコ柄なんかのものが沢山
あるけれど、私的にはこれって事で。
コーヒーの香りが漂ってきそうな一枚で、なかなかのお気に入り。
ちなみにコーヒーはブラックが好きだ。
でも朝だけはミルクたっぷりのカフェオレ派。

ROSE GARDEN

2009-10-15 | 好きなもの諸々
夏場のお風呂はシャワーだけで済ませてしまう事が多いけれど、
寒くなってくるとゆっくりお湯に浸かるのが楽しみになる。
いろんな入浴剤をその日の気分で入れているけれど、今すごく
気になっているのがバブのROSE GARDEN。
ピュアローズ、ファンシーローズ、フレッシュローズ、スイート
ローズの4種類の香りの詰め合わせ。
あのバブの炭酸シュワシュワにバラの香りか~と思うと、とっても
疲れが癒されそう。
来週から新システムの研修が始まってストレスが増えそうなので、
あったかいお湯とバラの香りで乗り切りたいところ。

BGMはk.d.langの歌うROSE GARDENで~~。



ひげデビュー

2009-10-11 | 子供と家族
元々毛深かったうちの息子。(産まれた時から頭ふさふさだった(笑))
スネ毛ワキ毛も早くから生えていたけど、最近口元のヒゲがかなり目立つ
ように。
企業へ面接や実習に行く時は剃っていたのだけれど、普段はまだ高校生
だしそのままでもいいかな・・などと思っていたら、先日の個人面談で
先生からご指摘がっっ!
やはり身だしなみの習慣として普段から剃った方が良いと。
そ、そういうものなのか~~!と、こういう時に母親だけだとよくわから
なくてうろたえる。。。

子供に話したところ「剃るって、電気カミソリで??」との答えが返って
きて、今日丁度ビッ○カメラへ行く予定だったのでついでに売り場を
覗いてみる事に。
幾らぐらいするものなのか予想がつかなかったのだけれど、上から下まで
ピンキリで¥3000~¥30000位までと幅広いのなんのって。
混んでたので店員のお兄さんに詳細を尋ねるのも親子で気が引けてしまい、
まぁまだそんなに濃い訳でもないから本格的なのはもっと大人になって
からでもいいか・・・という事で、今日のところはマ○キヨで4枚刃の
某商品とシェービングジェルを購入。
子供もヒゲを剃るような年頃になったのかと、また一つ感慨にふけって
しまった夕焼けが綺麗だった秋の夕暮れ。



遭遇

2009-10-10 | 本・映画
先日出勤途中の電車の中で、中山可穂の「ケッヘル」をカバーを
かけずに読んでいた男性がいて、思わず見つめてしまった。
(ちなみにハードカバーの上巻)
ケッヘルは同性愛色が強くない作品なので男性が読んでいても
それ程不自然ではないのだけれど、中山可穂ファンの男性(勝手に
そう解釈する(笑))と間近に遭遇出来たのは私にとっては何だか
嬉しい出来事であった。

中山さんと言えば自身もビアンと公言されており、その作品も女性
同士の濃密な世界を描いたものが多い。
かくいう私も初めて読んだ「白い薔薇の淵まで」にすっかりやられて
しまい、以来彼女の作品にはまっている。
ファンの中には彼女のビアン作品を望む気持ちの人が大多数のように
思うのだが、レビューを読んでいて女性同士の恋愛話でないと評価が
低いのは果たしてどうなのだろうか・・と思うところがある。
ビアンの話でない作品は手を抜いて書いている・・といった意見には、
正直賛成しかねる。
女性同士の愛の情念を描くのは中山さんの真骨頂でありライフワークで
あると思うのだけれど、彼女がそれ以外の世界を描くのは決して息抜きや
手抜きではなく、純粋に作家としての本能なのではないだろうか。

最新作「悲歌」で私も一番印象に残ったのは蝉丸だったものの、他2編の
同性愛的エピソードが薄い作品でも十分その世界観を堪能出来た。
むしろもっとビアン世界から離れた次元での、彼女の描く究極の愛の
物語を読んでみたいとそう思う。
もっともっとあの崖っぷちのヒリヒリした中山ワールドを、世の一般
男性やヘテロの方々にも味わって貰いたいと願う。


みんな月の下

2009-10-03 | 好きなもの諸々
本日は中秋の名月。
お天気悪くて心配だったけれど、雨も午後には上がったので期待
しつつ空を見上げたものの、縁側からは月を確認出来ず。
(周囲の家が邪魔なのだ。)
2階のベランダに出たら雲の隙間に見え隠れする月の姿を発見。
結構な速さで雲が流れて行くのに決して無くなってはくれず、月が
なかなか見えなくてじれったかったけど、時折顔を出す月の光が
普段より余計に明るく美しくも感じられた。
チラリズムか・・・(笑)

月を見上げる度胸に想っていた人がいて、色々とあって自分から離れて
しまったのでもう考えるのは止めようと思うのに、やはりつい空を
見上げると思い出さずにはいられない。
きっとあの人もこの月を見ているんだろうな・・・と。
どれ程二人の距離が離れたとしても、月はそこにいて変わらない。
ただ笑っていてくれればいいとそう思う。

絢香の「みんな空の下」が好きなんだけれど、私の場合みんな月の下
・・って感じだろうか。

「星が顔を出しあなたが眠る頃
 同じ空の下願う人がいる
 明日もあなたが笑ってられますようにって
 見守ってるよ遠い場所から
 みんな空の下」