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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

湾岸路に花吹雪

2008-03-29 | 戯言あれこれ
疲れた体に鞭打って東京モーターサイクルショーへ出かけた(笑)
会場の中も外もバイクでいっぱい溢れていて、いろんなバイクを
沢山見られて楽しかった。
やっぱバイクはいいなぁ。カッコイイなぁ。
去年より、ちょっと切ない気持ちでバイクを見つめた。
もう私がバイクに乗る事はないのかもしれないけど、乗らないと
決めるつもりはない。
事情さえ許せばぜひ乗りたい。おばあちゃんになっても。

ビッグサイトへ行く途中、あちこちで桜の花がとてもキレイだった。
去年のモーターサイクルショーの時も桜が満開だったな。
桜の花には悲しい思い出が多くて、この季節は涙と共に過ごして
ばかりだ。
今日また一つ悲しい記憶が増えた。
桜はあんなに綺麗なのにね。春は私の鬼門の季節か。
でももう泣く理由も無くなったから・・・。
来年こそ心穏やかに花を愛でたい。



カオス

2008-03-27 | 戯言あれこれ
いまだかつて無い程職場がぐちゃぐちゃ、混迷、混沌状態。
ただでさえ一年で一番忙しい時期なのに、退職者続出で後任はなかなか
決まらない。
やっと来た新しい人は、エクセルもまともに使えずすぐにサービスアウト。
派遣会社曰く「本人のプライドが傷ついた・・。」って、上書き保存も
満足に出来ない奴が言う台詞か!!

通常4人でやってもギリギリな事を2人でやれと言われる。
(指名されたうちの1人は私。)
以下、もう1人の指名された子との会話。

「私達のどちらかもしくは両方になんかあったら、ここどうなっちゃう
んでしょうね~?」
「バスにクレーンが突っ込んでくるとか、通り魔に刺されるとか?」
「そうなったら営業さんも総出で電話とって対応して貰うしかないです
よね。」
「わっはっはっは~~~。」

・・・いる人間でどうにかするしかないし出来る限りの事はやりますが、
物理的に限界というのはありまして。。。。
転職の二文字が頭をよぎる今日この頃。
それでもここを乗り切るまでは動きようがないし、今この瞬間にブチ
切れて放り出すほどガキでも餓鬼でもないし。

ふぁいと~いっぱぁ~~つっっ・・・てか。



つぶやき

2008-03-25 | 戯言あれこれ
なんでだろう・・・という呟きに答える声は無く、自分でその理由に
辿り着く。
答えはいつも単純なものだ。
聞くまでもなく悟っていたのかもしれない。
無駄な問いかけは慎まなければいけないね。

胸の痛む事ばかり。
ちょっと疲れた。
・・・でもいつもの事か。

痛み

2008-03-24 | 戯言あれこれ
痛みの捉え方や乗り越え方は、人によってすごく違うものだという
事を改めて知った。

その人はあるトラウマになるとても辛い出来事があってから、誰にも
関わらず頼る事なく独りで生きて行こうと決めたのだと言った。
私と知り合ってからその考えを一時変更したように見える時もあった
けれど、最終的にやはり自分は独りでなければダメだ・・と。

人と関わり傷つく事で、もう関わりたくないと思う気持ちはわかる。
でもそうして独りでいる事で痛みを克服するやり方は、私にはどうも
同意する事が出来ない。
自分なら傷を乗り越えるのには、新しい出逢いとトラウマと同じに
ならない結果が必要だと思う。
誰とも関わらずに生きて行けると思わないから。
傷つくのも悲しい思いをするのも嫌だけれど、それでも私は心を閉ざして
独りで生きようとは思わない。出来ない。

自分を極限まで追い込んで生きているその人は、ほとんど誰にも泣き言
も愚痴も言わず淡々と骨身を削って時に身を委ねていた。
私はただ「お疲れ様。」「いつも頑張ってるね。」としか言えなかった
けれど、その一言を言ってあげたいと思っていた。
でもそれって単に私の傲慢でしかなかったのかと今は思う。
私の手など必要ないとその人は望んだから。

風の強い時や大雨の夜、その人は独りでどんな思いでいるのだろうと
考える。寂しくはないのだろうかと。
そんな話を友人にしたら、一人暮らしの長い友人はそれを寂しいとは
思わないし、風の強い夜は「風強いな~。」と思うだけだと言われた。
それを聞いて、あぁそうか独りが寂しいのは自分の方だったんだなぁと
思い当たった。

それでもやっぱり独りだけでやって行くのは楽な事だとは思わないから、
その人の気持ちが和らぐ様ような新たな出来事があってくれればと願う。
遠くで幸せを祈っているから、どうか笑っていて。
どこまでもあなたらしく、信じた道を行って欲しい。



お詫びの品は炎と共に

2008-03-23 | 食べ物&お料理
友人と行った初めてのお店にて。

メニューにズブロッカトニックがあったので私はそれを注文。
2杯目はロックにしたいと思い頼んだところ、あの機械でピッと
押すメニュー(何て名前かわからない。)にはズブロッカの
ロックがなく、新人っぽい店員の子が戸惑ったものの他の店員
さんが出てきて「大丈夫ですよ。」と何とか無事オーダー。
ところが出てきたのはズブロッカトニック。
普通そのお酒のカクテルがあれば、そのままロックやストレート
でも注文出来ると思っておかしくないよね??
カウンター席で目の前にバーテンがいた為、ロックに作り直して
貰った。
そして3杯目、同じくズブロッカのロックを注文。
またもや店員が入力出来ないと戸惑うので、さっきもメニューに
ないけど作って貰いました・・と説明しOKを貰う。
ところが、出てきたのはまたズブロッカトニック・・・・。
私は面倒だしこのままでいいよ・・と言ったのだけれど、友人が
「頼んだのはロックです。さっきも違ったから注文する時にちゃんと
説明したんですけど!」と抗議してくれた。
しばらくして目の前のバーテンが「すみません。ズブロッカがもう
終わってしまって作れないので、代わりにタンカレーじゃダメですか
?」と空のボトルを示しながら言った。
タンカレーも好きだけどウォッカの代わりにジン勧めるか?まぁズブは
クセあるから敢えてだったのかもしれないけど。
その時タンカレーは気分じゃなかったので、もういいです・・と結局
そのまま間違えて作られたズブロッカトニックを飲んだ。

頼んだつまみも違うのが来たりで、この店はもう来る事ないだろうな~
と思っていたら、最後にいきなり店から写真のアイスがお詫びの品と
してやってきた。
75度のウイスキーがかかっている炎のアイス。
燃えてます(笑)

またこの店を訪れるかは微妙なところだけれど、アイスは美味しかった
ので多少マイナスイメージが払拭出来たかも。
友人との話はとても楽しかったので、終わりよければ全てよし・・と
いう事にここはしておこう。



人のふり見て

2008-03-20 | 戯言あれこれ
「A」という内容の話を聞いていた友人から、それに対して矛盾した
問い合わせのメールを貰った。私に聞くべきとは思えない知っていても
言いたくないような事柄だったので、知らないしまずは「A」をきちんと
解決してからの方がいいのではないかと答えたところ、「A」ではなく
その後「B」になっていると言う。
私はずっとそれまで「A」だと思って話をしてきていたので、当たり前の
ように「B」だと言われてちょっとムッとした。
その人の中では何かあったのだろうけど、「B」だと知らされなければ
わからないではないか。
しかも私は「A」と似たような事で悲しい思いをしたばかりで、尚更それを
解決せずに安易な方法を尋ねてきた友人に不快感を覚えた。
私は泣き暮らしてもいないし普通に振舞っているけれど、起こった事を
知っているのにその質問は余りにもデリカシーが無さすぎる。
少しは人の言葉の裏も汲み取れよ・・・と思ったところで、自分は他人に
対してどうだろうかと考えた。
自分が辛い事を抱えているとそればかりになってしまって、周りが見えなく
なりがちではないか。
人のふり見て我がふり直せ・・だ。
自分の事ばかりの人間にはなりたくないと思った。

雨が続いて月が見えない。
次に晴れた夜空にその姿を眺める時、私の気持ちを澄んだ光りで照らして
くれるだろうか。
変化の予感と共に・・・。





パエリアにはエビとムール貝

2008-03-14 | 仕事関係
送別を兼ねた会社の食事会があり、スペイン料理を食べに行った。

珍しくほぼ全員が参加し、部署全体としての集まりはすごく久しぶり
だった事もあり、普段職場では絶対出ないような話に花が咲いて
盛り上がった。
やっぱりこういうのがあると知らなかったその人の一面とかが見えて
いいなぁと思った。

今月で2人、来月1人が辞めるけど、まだ替わりの人は来ていない。
4月は一番忙しいのにどうすんだ~。もう皆笑ってやり過ごすしか
ないと開き直り(笑)まぁやるしかないのよね。

パエリア美味しかった♪

お久しぶりね・2

2008-03-11 | セクシャリティ関連
数年ぶりに友人と再会。
メールはしてたけど会ったのは3年ぶりぐらい?久しぶりに連絡を貰って
親にカムアウトしたと聞いてからお互い調子が悪かったりでなかなか
会えずにいたけれど、やっとこさご対面。
しばらくぶりだったけれど、人混みの中二人ともすぐに相手を見分ける
事が出来た。
友人は相変わらずキレイな顔してぶっきらぼうなところが魅力的(笑)
私もいい意味で変わっていないと言って貰えて何だか嬉しかった。

彼は以前にブログを書いた時点では「GIDやFTMの言葉の意味もよく
わからない。」なんて言っていて、そんなんでどう親にカムアウトしたんだ
~?私に教えてと言う前に自分で動いて欲しい・・というような事を記した
のだけれど、会って話してみたらちゃんと彼なりに調べたり勉強したりして
いて、それで当たり前か~と思うと同時にちょっと安心した。
2ヶ月待ちだけど、某クリニックの予約もとれたそうだ。
今は情報が氾濫しすぎていて知れば知るほど混乱してもいるみたいだった
けれど、少しずつ一つずつ、自分で見て感じて進んで行って欲しい。

体の事以外にも彼には抱えてる問題があって、私の悩みも聞いて貰い
いろんな事を話したのだけれど、お互いに相手の事だと冷静に判断が
出来るから「その言葉そっくりそのまま返すよ!」なんて事を散々言い
あっていた(笑)
いやでもほんとに、他人に対してそうだと思う事が自分の事になるとなぜ
そう思えないのかとつくづく感じた。

あたしもしっかり前向いて頑張るよ。
入った沖縄料理の店で、巨大なアーサの天ぷらを食しつつ思った。

会えて良かった。またね。


東電OL殺人事件

2008-03-09 | 本・映画
今更ながら佐野眞一のノンフィクション『東電OL殺人事件』を読んだ。
かなり有名な事件でとても印象に残っていて、この本も当時読みたいと
思いつつ機会を逃がしていたのだけれど、先日図書館へ行った際に
偶然見つけて借りてきた。

慶応大学経済学部を卒業し、東京電力で管理職まで務めたエリートOL
渡辺泰子が、夜は渋谷円山町の街角で客を引き売春を繰り返し、アパート
の一室で絞殺死体となって発見される・・・。
昼と夜の顔との落差がスキャンダラスな関心を呼び、彼女のプライバシー
を踏みにじる様々な報道が多々なされた。
年収が一千万はあったと言われる彼女が、なぜ売春婦となり雨の日も
風の日も客をとり続けたのか。
この事件は興味や親近感を持った同年代の女性がとても多かったと言うが、
私も彼女の心の闇の深淵に近づいてみたいと思った一人だ。
東電での仕事の後円山町で毎日4人の客をとる事を自らのノルマと課し、
公園や駐車場でも性交を厭わず最後には二千円で体を売った。
ホテルで放尿や脱糞をしたり、拒食症でガリガリに痩せていて、終電で
菓子パンをむさぼり喰いおでんの汁を啜っていたというその姿に、形容
し難い巨大な虚しさを感じずにはいられない。その闇は余りに大きく深い。

彼女の遺体は、1997年3月19日に渋谷区円山町の木造アパートの1階で
発見された。
犯人として逮捕されたのは現場近くに住むネパール人、ゴビンダ・プラサド
・マイナリ。その逮捕には始めから彼を犯人と決めつけた一方的な捜査が
感じられ、著者の佐野眞一は真相を究明すべく様々な角度から事件を掘り
下げる。
どう見ても被告を犯人とする決め手は弱く冤罪の匂いだらけなのに、直接
証拠が何も提示されないままゴビンダさんは犯人とされる。
この本では彼に無罪判決が出て涙にくれるところで終わるのだけれど、
その後が気になり調べてみたところ、検察が控訴し東京高裁では無期懲役
判決が下り現在再審請求中との事。
請求から3年経った今も審理は再開されておらず、現在日本国民救援会が
支援中だ。

裁判中裁判官が居眠りを繰り返していたり、児童買春で有罪になり罷免
された裁判官もいたりと、そういう奴らが人一人の一生を左右する権利を
持っているという事がとても怖い。
日本の裁判制度そのものにも疑問を強く感じる事件だ。
ゴビンダさんが無実ならば、本当の犯人はさぞほくそ笑んでいる事だろう。
「それでもボクはやってない」じゃないけれど、正義なんてどこにもない
のか・・・。

渡辺さんの遺体は死後11日経ってから発見されたとの事で、亡くなったのは
3月8日の未明とされている。
奇しくも命日近い時期にこの本を手に取り改めて事件に対して思いを寄せた
事に、何となく彼女に呼ばれたような感を覚える。
意味のない思い込みだとわかっていても。

彼女をあんなにも駆り立てていたのは一体何だったのか。
懲罰的超自我なんて難しい事は自分にはよくわからない。ただ彼女の叫びの
ようなものはすごく身近に感じる。
自分を極限まで追い込む事でしか生きる事が出来なかった彼女は、それでも
断じてあのようにして命を奪われる理由はないが、あのままの生活を続けて
いたなら何れ別の形で破綻していたようにも思う。
彼女を包んでいたのは絶望と破滅でしか無かったのか。
深い、どこまでも深い・・・・。

渡辺さんの冥福を心から祈ります。



うわぁ~ん

2008-03-09 | 戯言あれこれ
中山可穂さんのサイン会が有楽町の三省堂であったの知らなかった!!
ケッヘルの時に行き損ねて次こそは・・と思ってたのに。
やっぱmixiやってる方がこういう情報は得やすいなぁ。
作家さんのサイン会ってまだ行った事がないけれど、中山さんはぜひ
行って見たいと思う方の一人だ。
次の作品の時もやってくれるだろうか。
あぁ、後悔の嵐。。。。