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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

歌うアイス屋

2008-02-24 | 食べ物&お料理
昨日ランチの後にデザートでアイスクリームも食べた。
歌うアイス屋コールド・ストーン!(笑)

よくTVで観るしお店の前も何度か通ってはいたものの、いつも混んで
いるのとあの雰囲気が何だかこっ恥ずかしくて私は敬遠していたの
だけれど、元夫に誘われ子供もノリノリだったので行く事に。

写真一番手前が私の食べた
・「ストロベリー・ショートケーキ・セレナーデ」
(スイートクリームアイスクリーム、ストロベリー、スポンジケーキ、
ホイップクリーム)、右が
・「アイランド・ライフ」
(チーズケーキアイスクリーム、バナナ、パイナップル、マンゴ)、左が
・「ブラッシング・マンゴ・クラウド」
(マンゴアイスクリーム、ストロベリー、マンゴ、ホイップクリーム)
・・・って、写真で見るとどれも一緒にしか見えないなぁ(笑)

サイズはSとかMとかではなく、ライクイット、ラブイットだ!
歌ってくれるのは一番大きいサイズのガッタハブイットの時だけかと
思っていたら、それ以外でも作りながら軽く歌ってくれます。
他のお客さんの時バナナ~バナ~ナ~~♪♪と連呼されてた(爆)
私達の時もちょこっと歌ってくれたけど、歌う時と歌わない時の差は
よくわからず。。。

一生行く事もないかと思ってたお店だけど(←オーバー)アイスは
美味しかったし入ってみたらなかなか楽しかったので、またそのうち
行ってしまいそうな予感。
池袋サンシャイン店は地下街にあって暖房がきつくて汗ばみ気味に
なるので、冬にアイス食べるには最適かも。




鹿児島な夕餉

2008-02-23 | 食べ物&お料理
仕事の都合で約一週間遅れになったけど、子供の誕生日のプレゼントを
渡したいとの連絡があり、元夫と3人でランチをした。

欲しかったゲームソフトを貰いお父さんにご馳走して貰って、子供は
とっても楽しそうだった。だけど久しぶりに会って興奮したのか緊張した
のか、途中からチックが出始めてちょっと気になった。
3人で過ごす時間は私でさえも複雑な思いに駆られるから、子供にとって
は尚更なのかもしれない・・・。

うちの子は豚の角煮が大好物で、近くのデパートで鹿児島の物産展を
やっていたのでランチの後に寄ってみた。
結構いいお値段なのでどうしようかと躊躇していたら、元夫がお土産に
と買ってくれた。
鹿児島と言えば焼酎!という事でお酒コーナーも充実していて、元夫は
焼酎好きで色々と詳しいので勧められるまま試飲し、美味しいね~と
言っていたら写真の黒伊佐錦を私に・・とこれも買ってくれた。
・・という訳で、盛り付けが豪快になったけど今夜は鹿児島な食卓(笑)
黒伊佐錦はお値段もお手頃で飲みやすく飽きがこない。
私は今日はロックにしたけど、お湯割りも美味しいそうなので今度試して
みたい。

しかし今日はすごい強風で、帰り道はコンタクトで涙ボロボロだった~!



ゆらぎ

2008-02-22 | 戯言あれこれ
坂本龍一のEnergy Flowがとても好きだ。
この曲にはf分の1のゆらぎがある・・との事で、理屈はよくわからない
けれどとにかく聞いていて心地良い。

「f分の1のゆらぎ」とは、連続的だけど一定でないものの動き(主に
音をさす)の事を言い、そよ風とかさざなみとか心臓の鼓動なんかが
これにあたり人間にとって癒しや安らぎを感じるものなのだそうだ。

「Energy Flow」を着メロにさせて貰っている人がいる。
1年に数える程しかメールも電話も来ないけれど、いつも丁度その人の
事を考えている時にメールが来たり、私がふらっとメールするとその
逆だったりもして、何だか不思議な繋がりを感じる。
短いやりとりしか交わさないけれど、その人からのメールはタイミングも
絶妙ながら読むと心癒される事が多い。
「Energy Flow」が携帯から鳴るその瞬間、正に私の心にはゆらぎが
生じている。
月を見上げた時のような、一瞬の儚い想い。
でもとても大切で尊く想う。



白い花

2008-02-21 | 戯言あれこれ
白いカーネーションを頂いた。
何となく白い花って献花っぽいな・・・と思ったり。
それというのもその人からは、以前仏壇用のお花を貰ってしまった
事もあるからなのだけれど(笑)

と言ってもご本人に全く悪気はなく、私が百合の花が好きだと言って
いたので百合の入っていたその花束を買ってきてくれた事はその時
すぐにわかったので、私はとても嬉しく思った。
普段花なんか買わないだろう事は容易に想像がついたから。
今回のカーネーションも、きっとその時目についたので選んでくれたの
だろう。何より私にお花を買って行こうと思ってくれた事が、本当に
嬉しい。
しばらく花を飾っていなかったので、久しぶりに花瓶を出した。
やっぱりお花っていいなぁ。気持ちが優しくなるね。
カーネーションを眺めては、くれた人の事を胸に思い浮かべている。
女心はお花に弱い!?(笑)


道連れ

2008-02-19 | 戯言あれこれ
親子心中の話題を耳にするたび胸が痛む。
なぜ子供を道連れにしなければならなかったのか・・・。
自分の死を考える時残された子供の事を思うと心配でならないけれど、
でもだからといって一緒に死ぬのが子供の幸せなんてとても思えない。
どれ程辛く悲しくて残った子供が大変だとわかっているとしても、逝く
ならば自分だけが逝けば良い。
自分のお腹で育ったからと言って、生れ落ちた瞬間子供の人生はその子
自身のものなのだから。
私がいなくなったらと考えると、泣いている子供の顔しか浮かばない。
それを思うと今自分は死ぬに死ねない。

先日も足立区で一家心中事件があったけれど、妻と母親は頭を割られた
のに次男は両手を切断され生き残ったのは、どこか一瞬でも父親の心に
迷いがあった表れなのだろうか。
我が子を手にかけるその刹那、親の脳裏をよぎるのはどんな走馬灯なのか。
そして儚い子供の思いは・・・。

私にはやらなければいけないと思っている事が2つある。
それを終えるまでは止まってはならない。
どれ程危うい揺らめきであっても、この命の灯はまだ消す訳にはいかない
のだ。
崩れそうになった時そう自分に呼びかけて奮い立たせる。
結局駄目な奴だと思われても、どうせ続かないと笑われても。


Happy Birthday

2008-02-18 | 子供と家族
あなたが生まれた時の事を今でもはっきりと覚えている。
その小さな手足と元気な泣き声と。

いつの間にかずいぶんと大きくなって、同時に余計な心配も
色々と増えていった。
ただそこにいてくれるだけで、こんなにも幸せな事なのに。

私のところへ生まれて来てくれてありがとう。
あなたの誕生日は私とあなたが巡り逢えた記念の日でもあるね。
14回目のお誕生日おめでとう。

コックと泥棒、その妻と愛人

2008-02-12 | 本・映画
この映画で印象が強いのはその色彩。
レストランの赤、厨房の緑、トイレの白、駐車場の青。
シーンが変わるごとに変わって行く色の移り変わりに目を奪われる。
姿も色も変化するゴルチエの衣装も素敵だ。
そして少年が皿を洗いながら歌う曲。

我を哀れみたまえ
我が罪を消したまえ
ヒソップの枝で我を清めたまえ
されば我清まらん
我を洗いたまえ
されば我雪よりも白からん

タイトルそのままの人物達が繰り広げる物語。
野卑で横暴な泥棒の夫は毎夜食事の度にその下品さと暴力を露呈し、
妻はレストランで出逢ったインテリの男と一目で恋に落ち、コックの
助けを借り厨房の一角で情事に耽る。
やがて二人の仲は夫にばれ不倫相手は惨殺され、妻は彼の遺体を
コックに頼んで料理して貰い、それを夫に食べさせる・・・。

愛人の丸焼きは映像的にちょっとショッキングではあるけれど、食べる
という事は人間の本能や欲望に直結しているのだと改めて思う。
入れて出す。その連続。
物を食べるという行為がどこかいやらしかったり醜かったりするのは、
そのせいなのかもしれない。

我を洗いたまえ。
・・・少年の澄んだ声が身に染み渡る。


男になりタイ!

2008-02-11 | セクシャリティ関連
コミックエッセイ劇場で連載中の竹内佐千子さんの「男になりタイ!」
ビアンのサチコがお付き合いをする事になったFTMのカイ君と、タイへ
行って手術するお話。
可愛いイラストに明るくほんわかしたムードの内容で、一部から「SRSを
する事を海外旅行へ行くようにウキウキ気分で書いている・・」という
意見もあったそうだけれど、確かに暗い側面は描かれていないし一見
軽くてお気楽なノリに見えるかもしれない。
でも現実にお二人が何も考えずに行動しているとは思えないし(これ、
実話に基づいて展開しているので。)読み物の中ぐらい楽しくったって
いいのではないかと思ったり。
これを読んで他で調べたり知識を得る事なく、いいイメージだけで
タイへ行って手術しちゃう人なんているだろうか?
悲劇的な事が起こったとして「あの漫画にはそんなの書いてなかった!」
と言うとか。だとしたらそっちの方がよっぽど問題だ。
GIDに関する治療も手術もその方法や選択肢は様々になり、それだけに
本人が自己責任において考え選んで行かなければならないと思う。
誰のせいにも出来ないよ。

竹内さんの作品は「ハニー&ハニー」も読んでいるけれど、リアルで
自然体な表現が好きだ。
主人公のサチコはいつも竹内さんご本人の事だが、今回のお相手のカイ
君は「ハニー&ハニー」にも出てきていたあのFTMの友人のカイ君か!?
かつて自分も女性を好きだと思っていたのにFTMの人を好きになり、自分
は一体何なんだ・・と悩んだ時期があったけれど、竹内さんの「今は
自分をレズビアンですと言い難くなった・・。」というお話に、すごく
懐かしくも共感を覚えた。
ビアンなのに相手の身体が男になっちゃって平気なの?と言う人もいる
けれど、本当は元々バイだったんだよとか何とか言われようと、好きな
ものは好きなんだからしょうがない。大好きなその人をそのまま受け止め
たいというだけの事だ。
みんながみんなそうでは無いし、絶対ダメ、ムリ!って人がいるのも
わかる。でも私を含めそういう人が存在するのも事実。

サチコ&カイの物語を、今後も見守りたいと思う。



ピーター・グリーナウェイの枕草子

2008-02-10 | 本・映画
清少納言もぶっとぶ、グリーナウェイ版「枕草子」。
日本と中国と香港と今と昔をごちゃ混ぜにして、西洋人の目から万華鏡で
覗いた・・という感じか。
でもラストがハッピィ・エンドとは言えないまでも仇を討ってすっきり的な
印象だったので、彼の作品の中で結構嫌いではなかったりする。
昔観た時は割と普通の(?)お話のように感じたのだけれど、久しぶりに
観てみたらやっぱりなかなか一筋縄では行かない内容で(笑)

誕生日に顔に名前を書き入れて貰うという風習を私は聞いた事がない
けれど、どこかの地方の慣わしなのか、主人公の母親は中国人の設定
だったからあちらの風習なのか。
誕生日が来る度父に名前を書いて貰って育ったナギコは、やがて成長し
自分の身体中に書を描いてくれる愛人を求めるようになる。
そして自分が他人の身体を紙にして書を書く立場へと変わって行くのだ
けれど、その中で出逢ったモデルである恋人は、実はかつて父を陵辱し
辱めていた出版社社長の変態ホモエロ親父の愛人でもあった。
皮肉にもその出版社から自分の本を出そうとした彼女は、行き違いから
恋人が自殺してしまい永遠に失う事になる。
彼の身体に別れの書をしたためて埋葬したナギコ。だがとんでもない事に
エロ社長はその遺体を掘り出し、皮を剥いでそのまま描かれた書を巻物に
仕立て己のものとしてしまう。
愛する人の亡骸への冒涜を知ったナギコは、次々と身体に書をしたためた
使者を社長のもとへ送り込む。
13章目の最後の使者が表したのは「死」。そして彼女は見事に復讐を遂げる
・・・・。

今回見直してみて不思議に思ったのは、悪行の限りを尽くしてきたエロ
社長がおとなしく観念して死を受け入れるところ。死者を冒涜する事も
厭わない奴がなぜ簡単に?
刺客がスモウレスラーだったからか?(笑)
彼はナギコの書を最終的に高く評価していたので、彼が執着していたのは
愛人の皮膚だったのか作品としての書だったのか。

ナギコ役はヴィヴィアン・ウー、エロ社長にやられてしまう父親に緒形拳!
巻物にされちゃう(笑)恋人はユアン・マクレガー、叔母とお手伝いと
清少納言の三役が絶妙な吉田日出子。
吉田さん好きです。ブラボー。