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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

光とともに

2008-10-29 | 子供と家族
先日子供の診断書が必要な為、かかりつけの千葉のクリニックまで
出かけた。
家から往復で3時間近くかかるのでちょっと通うには遠いのだけれど、
やはりカルテがあって慣れた所の方が良いので、普段脳波の検査の時
ぐらいしか行かないが、久しぶりに先生とお話してやっぱりこちらの
お世話になるのがいい・・と改めて思った。
東京都の医療証は使えないから後日区役所に申請したりと面倒では
あるけれど、物理的に通えない距離ではないし、風邪等の通常の病気は
近所の医院でかかりつけがあるので、今後はもう少しこまめに通院したい。
睡眠リズムの乱れが気になっていたので相談し、現在服薬を検討中。

待合室で待っていた間結構時間があったので、置いてあった戸部けいこ
さんの「光とともに」を読んでいたら、既に知ってるストーリーなのに
久々に読んだら涙が止まらなくなった。
この漫画は自閉症の光くんが主人公で、以前篠原涼子主演でドラマ化も
されているので知っている人も多いと思うけれど、とにかく内容がリアル。
健常者の親御さんはこれを読んで漫画だから多少オーバーに表現している
のだろう・・なんて思うかもしれないけれど、私自身もこの話に出てくる
エピソードと同じような事を沢山経験している。
とても、とてもリアルです。
障害の内容の違いはあれど、発達障害の子供を持つ親にはものすごく共感
出来るし、きっと涙なくしては読めないと思う。

本格的に泣けてしまいそうで、診察の時先生に驚かれてしまうと思った
ので途中で読むのを止めたのだけれど、1~2巻を読んで子供の小さかった
頃の事が次々に思い出された。
そうしてこれまでの事を振り返ってみて、子供がどれだけ成長している
かという事にとても気づかされた。
言葉を発せず、視線も合わなくて、いつでも常に走り回ってすぐにいなく
なる。パターンが崩れるとパニックを起こす・・・。
そんな子供が今では一人でお留守番も出来るし、買い物にも行き、自分
一人で電車もバスも乗れる。一緒に静かに外食も出来る。
周りと比べてどうではなく、その子自身の成長の度合いを見つめて評価
してあげなればいけないと、つくづく思った。

この漫画のタイトルは正に秀逸だと感じる。
私も子供という光と一緒に、自身も成長して行きたいと切に願う。
共に歩まん。



鳴かぬなら

2008-10-28 | 戯言あれこれ
鳴くまで待とうホトトギス。

それが得策なのだろうだけれど、つい「殺してしまえホトトギス」
とばかりに全部ぶち壊してしまいたくなる。
お互い求めている形が違うという事がよくわかるから。

「鳴かせてみせようホトトギス」と行きたいところなのだけど、
自信も持てず策士にもなれず、くずぶった気持ちを何とか切り替え
ようと空を見上げてみる。

家族の肖像

2008-10-19 | 子供と家族
本日は両親宅で家族会議。
久しぶりに家族全員が集まった。
正月すら顔を出さない弟と会ったのはどのぐらいぶりか?
大人になると全員が集まるのなんて冠婚葬祭の時ぐらいで、
もっと違う事で集まれたらいいのになぁ・・と思った。
本題が済んだ後、思わず弟に「たまには親に連絡ぐらい
しなさい!」とつい一言。
いなくなってから気づいても遅いんだよ・・・。
両親宅の居間には昔全員で撮った写真が飾ってある。
父は日に焼けていて、私は髪が短くて、妹もまだ調子が良くて
ふっくらしていた頃で、テーブルに置いたカメラをタイマーで
セットして写したものだった。
皆笑顔の思い出の一枚。
一人足りない家族会議に、妹がここにいたなら何て言っていた
だろうかと考えた。

何が良くて何が悪いかなんて、その人によってもその時に
よっても違う。
後になってからあの時の決断はこれで良かったのだと、姉に
そう思える人生を送って欲しいと切に願う。
そんな私もこれで良かったのかと自問自答を繰り返す日々
だけれど。
みんな、頑張ろう。




コラーゲン玉

2008-10-18 | 食べ物&お料理
美肌の友と言えばコラーゲン!(笑)
今はこんないいものも市販されるようになったのね~…って事で、
思わず購入してしまった。本日の夕飯の鶏の水炊きにて使用。
最後は雑炊にしてコラーゲンは残さずいただきました~。
プルプル。

恋の一つでもする方が、コラーゲン採るよりよっぽど効果的
なんだろうけどねぇ(笑)

バタバタ

2008-10-17 | 子供と家族
本日は非常に目まぐるしい一日でちょっとぐったり。
前夜のお月様がとっても近くに見えて綺麗だったので、その光に
パワーを貰えた気がして気合を入れて挑んだのだけど、やはり
大変な事には変わりなかった。
しかし、それにもそろそろ区切りがつく。
あと一ふん張りじゃ~!

自分の家の事では落ち着かないまでもどうにかやるしかないと覚悟が
出来ているものの、今夜父から姉一家の衝撃の一大事を知らされた。
これは自分の問題が吹っ飛ぶ程の驚きとショックな内容だった。
姉からのメールの返事が妙に明るいのも余計に凹んだ。
私が辛かった時いつも励ましてくれた、大好きなお姉ちゃん。
今自分に出来る事って何だろうと、ひたすら考える。。。。


2008-10-15 | 戯言あれこれ
本日会社のトイレでの出来事。
覗いたある個室の便座が上がったままになっていた・・・。

女子専用トイレではあり得ない光景。
同僚としばし話題になる(笑)
でも絶対Aさんじゃないと、妙に確信を持ってしまった私。

彼岸

2008-10-14 | 戯言あれこれ
人が逝ってしまう時というのは、本当に突然であっけないものだと思う。
本人も周りも覚悟して迎える事の出来る死の方が、とても少ないのでは
ないだろうか。
だからこそ命というのは尊いし、失くしてみて初めてわかるものも
沢山あるのだろうけれど。

最近友人の父上が亡くなった。
こういう時って何て言ったらいいのかうまい言葉など見当たらず、ただ
何か一言かけたいと思いすぐに短いメールを送った。
お父上の亡くなった事は友人のブログを見て知ったのだけれど、それを
読む前日の夢に友人が出てきて、人が亡くなるような事はなかったけれど
何だか支離滅裂な内容の夢で、友人が驚くような出来事があり「ショック
だ・・。」と呟いていたのが妙に印象に残っていた。
それで思わず友人のブログを覗いたところ、久しぶりに更新された記事は
その切ないお知らせだった。

普通に順番からいけば親は子供より先に亡くなるのが順当である。
でも子供の立場からして親が亡くなるって事は、普段こうして生きていて
実に現実味のないものであるように思う。
私の親は晩婚で子供が出来るのも遅かったので、もう後期高齢者である。
北京オリンピックを一緒に観ていた時、ロンドンの次は東京に来るかも・・
なんて話していたら、母親が「もうその時まできっと生きてないわよ~。」
とさらっと言った。
次の次のオリンピックなんてすぐそこにあるような気がしたけれど、でも
8年後となると両親はとっくに80を越えている。
東京にオリンピックが来たとしても一緒には見られないかと思うと、俄かに
死が現実として迫って感じられた。
確実に両親は老いていて、自然の摂理に従えば私より先に近い将来逝って
しまうのだ。
誰もがいつかは通る道だけれど、考えるだけで涙が出てしまった。

私は両親に迷惑をかけてばかりで何も恩返しが出来ていない。
親孝行、したい時に親は無し・・というけれど、せっかく健在のうちに
心から感謝する事が出来たのにまだまだ何もしてあげられてない。
お願いだから、もう少しだけ私がしっかりするまで生きていて欲しい。
何も出来ないまま逝ってしまわないで。

妹の七回忌の時、父が挨拶でこう言った。
「親として子供に先立たれるほど悲しい事はありません。それが一番の
親不孝です。」
私は死ぬまでにやらなければならないと決めている事が2つある。
その1つが親をきちんと見送る事。
時計の針が進むのを自分の老いと共に感じながら、親不孝娘に後少しだけ
チャンスを下さいと神様にお願いしてみる。





パスとリード・その3

2008-10-07 | セクシャリティ関連
以前のブログに書かせて貰った、私の働く会社にいるMTFの方(仮にAさん
とする。)を、今日のお昼に久々に見かけた。
彼女のいる部署が別のフロアへ引越して、どうも私とはシフトが噛み合わない
ようでなかなか社食でもお会いする事が少ない。
今日は私の後方を歩いていたのだけれど、咳き込んでた声が聞こえてきた
時完全に地声になってたので、思わずおい、おい~~と(笑)
私の隣にいた子なんかはあからさまに嫌な顔して横目で見ていたので、
咳とくしゃみは要注意だよAさん~!と内心叫ぶ。

自分の席へ戻った後仲の良い子にAさんの話をしたところ「あの人って、
すごく女性らしく見える時と妙に逞しい時とありますよね。」と鋭い指摘。
そうなのだ。とっても可愛らしい時とあれ~?って時との差が結構激し
かったりするのだ。
この差は何なのだろう・・と考えるに、やはり着ている服や小物のチョイス
によるのだろうと思った。
彼女はセクシー系がお好みらしく身体のラインを強調したような露出の
高い服が割りと多いのだけれど、肩や腕を出したりウエストラインを
派手に出したようなものは難しいかと。
逆にナチュラルなシャツワンピとか着てた時は、可愛い~~と思ったの
だけれど。
同性の目から見た突込みが一番シビアだと思うので、彼女の部署の
同僚達は何かアドバイスしてあげられないのか・・と、一人ヤキモキした
私であった。

最近社内で他にMTFではないか・・と噂になった人がいて、同僚がトイレで
一緒になった時話している声を聞いたら、全然普通の女の人だった~と
言っていた事があった。単にニューハーフ顔の女性だったと。
ここで思ったのは、ポイントはやはり声だという事。
どんなに男っぽく見えるような人でも、声が高いと「あ、女性じゃん。」と
周りの人は感じるのだ。(この逆も恐らくしかり。)
ごつくて毛深い女なんて世の中には五万といるけど、声が可愛くて胸が
そこそこ膨らんでいれば大抵の人はまず女性として認識するのでは。
MTFの方のパス度について、思わず真剣に考えてしまった今日であった。
Aさん頑張れ~~!




牛蒡と秋の空

2008-10-04 | 戯言あれこれ
何だか急にきんぴらが食べたくなり、ゴボウを買いに行った。
ゴボウはそれだけではメイン料理にならないし、洗ったりアクを抜いたりが
一手間なので仕事のある日にはちょっと敬遠してしまう食材なのだけど、
そのもの自体は大好きだ。
売ってるお惣菜よりやっぱり家で作ったやつの方が断然美味しい。
半分きんぴらにして、残りは明日豚汁に使う予定。
休みの日家でのんびり過ごす日は、普段作らないようなメニューに
しようとそう思う。(・・と言っても物凄~~く手間のかかるやつは
やはり作らないが(笑))

夕方月を眺める会の同志からメールがあり、窓を開けて空を見上げて
みたらスリムで美しい姿のお月様がいた。
日が落ちるのが早くなり、まだそんなに遅くない時間でも月が綺麗に
見えるようになった。
今日の昼間は少し暑かったけれど、段々空気が乾いて澄んでくる
今ぐらいの季節が一番好きだ。

窓を開けた時に蚊が一匹入ってきたらしく、只今格闘中。
彼等も生き残りに必死だね。
潰さずに近くで叩いてその空気圧で失神させるといいと聞いたの
だけど、それってどうなの・・・?(笑)