Moving

脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

月ニ想ウ

2007-08-27 | 戯言あれこれ
ふと窓から見上げた月がとても綺麗だった。

月を見る。
月に想う。
月で泣く。

本当の事なんて、誰も何も言えない。言わないのかもしれない。

今夜の月は裸電球のよう。
そうだね。ほんとにそうだね。

インランド・エンパイア

2007-08-26 | 本・映画
デビッド・リンチの「インランド・エンパイア」を観た。

マルホランド・ドライブ以上の難解っぷり?
いや、逆にもう辻褄を合わせようとか意味を考えようとかせずに、
ただその映像と世界観に浸っていた。

数々のキーワード、交錯する時空、同じ顔が演じる別の人生。
うさぎ人間、9時45分、昨日の事は明日。

一番度肝を抜かれたのは、ガールフレンド軍団が「ロコモーション」
を並んで踊りだすところか(笑)
ローラ・ダーンの女優魂全開。
裕木奈江はちょっと観ていて何だかハラハラした。全然知らない
アジア女優の方が個人的には良かったな。・・って、世界中の人から
みたら正に彼女は知らないアジア女優なんだけれどね。

混沌の迷宮を心地良く彷徨う3時間。


パスとリード・その2

2007-08-21 | セクシャリティ関連
うちの会社にMTFの方がいる。
残念ながらお互い仕事で直接関連のない部署の為、まだお話を
する機会に恵まれていない。
それなのになぜ彼女がMTFとわかるかと言えば・・・見た目で
そうだと明らかなのだ。
初めて彼女とトイレで一緒になる人は、皆驚いて「い、今の人
って・・!」と駆け込んでくる。
とても綺麗な顔立ちの方なのだけれど、手足が大きいし骨格が
しっかりしていて華奢とは言い難い。肌の質感も違う。
入社当初噂になった頃私はお会いした事がなかったのだけれど、
一目見かけてすぐにわかった。この人だと。
それってある意味全くパス出来てないって事に他ならない。
彼女はタバコを吸うので、喫煙室で一緒になる人は後ろから声を
確かめようと耳をそばだてたり、喉仏の有無を確かめようとしたり。
IDカードに明記されているのは、男女どちらともとれるお名前だった
そう。そんな噂があちこちを駆け巡る・・・。

背が高く、メイクも服装も派手な彼女はとても目立つ。
社内のちょっとした有名人だ。
彼女に対して「あの性同一性障害の人でしょ。」と腫れ物に触る
ように接する人もいれば、「オカマちゃん。」と大声で呼ぶ人もいる。
その反応が決して好意的なものだけではない事は想像がつく。
でも彼女はいつも真っ直ぐ背を伸ばし、堂々と社内を闊歩している。
会社中からリードされようとそんな事は関係ない。
いつかお話してみたいと思いつつ、後姿を見つめながら心の中で
彼女にエールを送る。
しっかり~~!


憧れの人

2007-08-20 | 戯言あれこれ
山口小夜子さんの訃報を知り、思わず「えぇっ!?」と声を
あげてしまった。
彼女は私の憧れの人だった。確か小学校か中学生ぐらいの頃
彼女がずっと資生堂のポスターのモデルをしていて、近所の
化粧品屋さん(正にその名が相応しい街のお店。)に頼んで
使用後のポスターを譲って貰っていた。
それは普通の紙のポスターではなく、ディスプレイ用の裏から
電飾を当てて発光させるようなプラスチック製みたいなやつで、
サイズはA1ぐらいだった。
曲げる事が出来ないので結構かさばったのだけれど、10数枚程
かなり長い間ずっと大事に持っていた。

長い黒髪に切れ長の瞳。
当時他のどのモデルさんより、幼い私の心は彼女の美しさに
魅せられた。
こんなに早く逝ってしまうなんて。もっともっと彼女を見て
いたかった。

心からご冥福を祈ります。


パスとリード

2007-08-19 | セクシャリティ関連
先日のパレードの時、FTMの友人が「女性ですよね?」と聞かれ
ショックを受けた事があった。
彼は普段男性として生活しトイレも男性用を使用しているけれど、
私は彼とは付き合いが長くずっと若い頃から知っているせいか、
どうも客観的な判断が出来なくなっている事に気がついた。
20代前半の頃は幼さの残る顔つきもキメの細かい綺麗な肌も、
こういう少年っているなぁ・・という感じだったのだけれど、30を過ぎた
今それはやはり少し違和感が出てきている。
ましてやそこはマッチョな肉体を誇示した人ばかりのゲイメンブース。
色白で体毛も薄く筋肉のない彼が女性に見えたとしても、それは
仕方がなかったのかもしれない。
問題になるとしたら彼が自分は完全にパス出来ていると信じている
事と、リードされた時に傷ついてしまう事。

別の友人から聞いた話では、パス出来ていると思って男子トイレを
使用しているFTMの子が襲われている事実があるという事だった。
個室に入っていても音でバレてしまうのだそうだ。
私はこの話を聞いた時とてもショックだった。
レイプ程相手の人格も尊厳も踏みにじって傷つける、卑劣な行為は
ないと思うから。
実際私から見てどうにもパス出来ているように見えないFTMの人同士が
「○○君は大丈夫。」とお互いのパス度を褒めあってるような場面を
見かけた事があり、そういう人達が万が一襲われるような事があれば
その傷の大きさは計り知れないと思う。
同時に友人の事もとても心配になった。
一緒にいる私が判断出来なくなっているぐらいだから、自分で自分を
客観的に評価する事はすごく難しいかもしれない。
リードされたとしても本人がそれを気にせず跳ね除けて行くぐらいなら
いい。リードされちゃいけないなんて決まりはないのだから。
ただ危険な目にだけは合って欲しくない。心からそう思う。
お酒ばっかり飲んでないで一緒に身体鍛えようね、友よ。


都市伝説

2007-08-17 | 戯言あれこれ
今日テレビ東京でやっていた、都市伝説の番組が面白かった。

子供の頃ケセランパサランも口裂け女も信じていたし、スイカの
種を食べてしまって本気でお腹の中で芽が出ると思ったよ(笑)

心霊チックなコーナーでやっていた「死ねばよかったのに。」の
オチの話は、よく聞くものだけど怖かった~~。
ちょっとだけ涼しくなりますた。

なんで?・その2

2007-08-17 | セクシャリティ関連
昨日書いたアンジーの件を改めて読み返していて気がついた。
あの訳が本人が言った通りなのだとしたら、アンジー本人が
「レズビアンに走ることはない」って言ってるんだよね。
それはもう「女性に走ることはない」=「それだけブラピに
首ったけ」って事を言いたいのだろうけれど。

私はポリセクシュアルですがモノガミーなので、男性を好きに
なったとしたらその間は女性と付き合ったりはしないしSexも
しません。
でもそれでもう女性に魅力を感じなくなったり恋愛対象でなく
なったりするかと言えば、そんな事はあり得ない。
セクシャリティってある日突然入学するものでもなければ、卒業
するものでもないと思うから(笑)

とは言え、そんなに愛する事の出来る人に巡り逢えたアンジーには
激やせしたりせずに幸せになって欲しいと願うばかり。
(陣内智則に「紀香ちゃんに食べさせて!」と持ってた野菜を手渡す
大阪のおばちゃんばりの勢い(爆))





なんで?

2007-08-16 | セクシャリティ関連
アンジェリーナ・ジョリー、レズビアンは卒業?
http://cinematoday.jp/page/N0011214

『かつては同性の恋人がいたアンジェリーナ・ジョリーだが、ブラッド・ピット
と出会ってからは女性を恋人にすることはやめたそうだ。ジョリーは大衆紙
「ザ・サン」で「私は自分がバイセクシャルであることを隠したことはないわ。
でもブラッドと付き合い始めてから、SMやレズビアンに走ることはなくなったの」
と語っている。』

・・・って、アンジーは自分をバイセクシャルと言っているのに、なんで
「レズビアン卒業」なの??
バイとビアンを一緒にすな~~っ!と思わず突っ込み。
アンジーはいい女だと思うだけに何だか引っかかった。
全部をいっしょくたにするのはいい加減止めて貰えないのだろうか。


カレー&わさびラムネ

2007-08-14 | 食べ物&お料理
噂に聞いていた「カレーラムネ」。
旅行の帰り海老名のサービスエリアで見かけ思わず購入。
一緒に売っていた「わさびラムネ」も。

カレーラムネは、栓を開けたらすっごいカレーの香り!
飲んでみたらこれまたほんとにカレー!!(笑)
甘さの中にターメリック風味。美味しいかと言われれば微妙。
かなり微妙・・・(爆)
もう一度飲みたいかと尋ねられたら首を横に振るであろう(笑)

わさびラムネは、先に飲んだカレーが強烈だったせいか思った
より普通な印象。
少しぴりっとした雰囲気はするものの、わさびと言われずに
飲んだらわからないかも・・な程度。
わさび好きな私にはちょっと期待外れだった。

このシリーズもう1つ「杏仁ラムネ」というのが売ってたのだ
けれど、これはまぁどう想像しても美味しそうだったので
買わなかった。
・・・って、まずいのがいいのか~!?(爆)
変り種にはついチャレンジしたくなるわたくしでした。



峠の甘酒茶屋

2007-08-13 | 食べ物&お料理
先日の旅行の際に立ち寄った、箱根旧街道の甘酒茶屋。
とっても有名な所だそうで、母のリクエストで寄ってみた。
江戸時代から旅人がこの場所で休憩する茶屋だったそう。

私甘酒って余り好きじゃなくてどっちかというと苦手だったの
だけれど、せっかくだから・・と名物なので頂いてみた。
暑かったけれど、冷やしではなく通常の温かい甘酒を。
そしたらこれがものすごく美味しい~~!
自分の中にあった甘酒の概念が変わったよ。
甘酒ってこんなに美味しかったんだねぇ。
自家製のお餅で作ったあべかわもいそべ焼きも美味。
お店のお姉さん達も勧め上手です(笑)
セルフサービスで飲める薬草のお茶がポットに入って置いてある
のだけれど、これも少しクセがあるけど美味しかった。

夏はかき氷もやっていて、これも美味しそうだった。
あの甘酒はちょっとヤミツキになるかも。
また箱根へ行く事があったらぜひ寄りたいと、思わず考えて
しまった。
茶屋パワー恐るべし。